スノーシュー天国へおいでませ!/北横岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 260m
- 下り
- 733m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:25
10:00 雨池峠着。同じ道を戻る
10:25 ロープウエイ山頂駅前着。北横岳に向け出発。
11:20 北横岳ヒュッテ着(昼食・休憩10分)
11:45 北横岳南峰(標高2472m)
11:55 北横岳北峰(標高2480m)以上ロープウエイ駅から北横岳まで所要1時間30分(標高差250m)
12:10 北横岳ヒュッテ横通過
13:00 ロープウエイ山頂駅通過
14:00 駐車場着(標高約1770m) 以上北横岳山頂から下山所要2時間05分(標高差710m)
合計所要時間4時間25分(歩行距離約8.3km)
天候 | 天気/ 曇り時々晴れ(AM9-PM2) 気温/ -10℃(AM9出発時)〜-15℃(北横岳山頂) 風 / 北横岳南峰〜北峰で一時強風(10m/s) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
「渋川橋」交差点(信号あり)で左に曲がり、ビーナスラインに入る。 その先約11kmで、「北八ヶ岳ロープウエイ」の看板あり(写真1)。ここを右折。 交差点の先約2kmで「ピラタス蓼科スノーリゾート」駐車場に着く。駐車場は無料。 [ルート図(Mapion)] http://bit.ly/1R22NWP [道路状況] 八ヶ岳エコーラインはほとんど積雪・凍結ともなく通常の運転ができる状況。 ビーナスラインは標高1400mを越えるあたりから道路に積雪があり、特に早朝は凍結している。四駆でなくともよさそうだが、少なくとも冬用タイヤは必須。 --[参考タイム]------------------------------------------------------- 07:30 双葉SA(スマートIC)発 (中央道=約44km) 08:00 諏訪南IC出 (一般道=八ヶ岳エコーライン約15km) 08:20 渋川橋交差点 (一般道=ビーナスライン約13km) 08:45 ピラタス蓼科スキー場駐車場着 (身支度・トイレ・チケット購入など) 09:20 ロープウエイ乗車(山麓駅) (乗車時間約7分) 09:27 ロープウエイ下車(山頂駅) |
コース状況/ 危険箇所等 |
[ロープウエイ山頂駅−雨池峠] 道は明瞭でトレースあり歩きやすいが、スノーシューでないと踏み抜き多発しそう。雨池峠から先はトレースがなかった。 [ロープウエイ山頂駅−北横岳] 登山道の雪かきをして頂いてある模様。踏み跡も多く、歩きやすい。 北横岳南峰直前で一部急傾斜だが、軽アイゼン程度で登れそう。 [ロープウエイ山頂駅−山麓駅駐車場] 上半分は美しい樹林帯の中の道。しっかりトレースがつけられており迷う心配はない。 1000円払ってロープウエイで下山するのはもったいないほど良い道だ。 クワッド(4人乗り)リフト降り場のやや上でゲレンデを横断するので注意(この日はまだゲレンデ営業していなかったが)。 [縞枯山荘] 営業していないように見えた。 [北横岳ヒュッテ] 営業していた。 |
その他周辺情報 | [北八ヶ岳ロープウエイ] 昨シーズンまで「ピラタス蓼科ロープウエイ」だったが改名したとのこと。 この日は、まだ上部ゲレンデが営業しておらず、滑走客はロープウエイ乗車不可。また逆に登山客はリフトは乗車不可とのこと。 ロープウエイ料金は片道1000円。往復1800円だが、下記サイトに割引券あり、片道900円、往復1620円になる。 山麓駅の発車時刻はAM9:00始発でその後は毎時00・20・40分の20分ごとの発車。 http://www.kitayatu.jp/ropeway/ [ピラタス蓼科スノーリゾート] http://www.pilatus.jp/ [コンビニ・トイレ] 諏訪南ICを出て約100m先、道の右側にファミリーマート。 ロープウエイ山麓駅にはトイレ完備。山頂駅側は「非常用」とのこと。 [写真] 下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。 なお、写真は巾1280pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂くと大画像になります。 |
写真
感想
このところ晴天といっても山を見ると雲の中、しかも山は暴風雪というような天気が続きました。
雪山で遊びたいのは山々ながら、そんな天気にすっかり嫌気をさしてずいぶんと山にご無沙汰してしまいました。
そこで、この火曜日はちょっと天気に不安があっても強行で出かけようと。
それでもあわよくば晴天に恵まれたいので、プランはいくつも立てます。
1)長野県側が悪天候なら天女山から三ツ頭に向かう。
2)三ツ頭が雲の中なら入笠山を目指す。
3)入笠山が悪天候なら、北横岳に行く。
です。
そんなプランで家を出た時はピーカン。しかし八ヶ岳方面は例によってガスガスです。
中央道で北上しても長坂IC手前で見る三ツ頭は雲の中。そこでそのまま先に進みます。小淵沢ICを過ぎ入笠山が見えてくるとこちらは雲一つなく晴れている!。でもよく見ると山にあまり雪がないようです。これではつまらない。
そこでそのまま諏訪南ICで下りて初期の目的通りの北横岳となりました。
北横岳に登るには「ピラタススキー場」を通らねばなりません。そこから登るのは初めてです。
スキー場の山麓駅から歩いても良いのですが、どの程度時間が掛かるのかまったくわからない。事前にレコをさがしたのですが、麓から登ったレコは見つかりませんでした。
そこで、仕方なくロープウエイ片道券を購入。山頂駅からが出発です。
ロープウエイの中で係員さんと話をして、この冬はすでに大量に雪が積もっていること、おそらく北横岳山頂まで除雪作業がしてあることなどをお聞きしました。
山頂駅を出ると、目の前は銀世界です。「坪庭」という平坦部を中心に縞枯山・雨池山・北横岳などを見渡すことができるのでした。
残念なことに下界は晴れているのにこの辺は曇天。そこで少しでも晴れ間が見える方を目指すことにして、スノーシューを装着してまず雨池峠に向かいます。
道はほぼ水平なのでスノーシューでのハイキングにピッタリです。
約一時間で雨池峠までをピストンし、坪庭に戻ってその後は定番で北横岳に向かいます。
沢の小橋を超えて道の傾斜が急になったところでスノーシューの「ヒールリフター」を上げてみたら。こりゃいい!。まるで平地を歩くように登っていくことができるのでした。
北横岳山頂は強寒風でたまりませんでしたが、ちょっと下れば無風で真っ白な樹林の中を気持ちよく歩くことができて大満足。
最後、北横岳から坪庭に下りてきたところで時間は大余り!。どうしようかと思いましたが、ここは予定通り山麓駅まで徒歩で下りることにして進みます。
ですが、これが思わぬ大収穫。
ゲレンデの下山道とバカにするなかれ、真っ白な樹林の中の道は、歩き足りないような気がした私には思わぬプレゼントのような気持ちのいい道でした。
こりゃお金を払ってロープウエイに乗るなどもったいない。ぜひ歩くべき道と感じました。
で、最後の下山道で満足して山行終了。天気はイマイチでしたが、絶景を堪能できた山行でした。
この次は絶対晴天の時に行くぞ!!
こんばんは。
やはり行かれましたか、今日。
うちも同じページでアップしますね!
ずるいです、中盤戦の青と白!
チラ見せがまたいい。
スノーシュー、ばっちりみたいですね。
ラッセルレコを拝見できなくなるの淋しいですから、
急登もよろしくお願いします!
またまた同日山行になったようですね。
このところ天気予報は毎日のように「晴れ」なのに自宅の二階から眺めると白根も八ツも厚い雲をかぶっていて、どう見てもガス、しかも強風の中だろうってわかる・・・。
で晴れているのに出かけられないという悶々状態が続きました。
この日も実は八ツの頭は朝からガスの中で、半分諦めていたのです。であわよくば三ツ頭くらいの低い所が晴れていれば・・、と思ったのですが甘くなかった。
車を運転しながら、どこに行こうかときょろきょろしどおしでした(^^)。
100人乗れるというロープウエイに乗り合わせたのは計6人!。で係員さんと話し込んでしまったのでしたが、いつもなら12月にはスノーシューは無理なのに、この日の積雪は例年の1月中旬の量くらいだと。ラッキーでした。
今回残念だったのはロープウエイで登ってしまったこと。こんなに時間余るなら、また気持ちの良い登山道なら当然歩いて登るべきでした。最大の教訓です。
今年はそんなで雪が多そう。ちょっと怖いくらいです。
ラッセルレコもそのうちアップすることになるでしょうが、私としては晴天レコで「いい写真」をアップしたいなあ。
pasocomさん、初めまして。
青空にふかふかの雪、最高でしたね!
12月3日に山頂駅から山麓駅へ徒歩で下山しましたが、
そのときは、縞枯山の縞模様が分かる程度の積雪でした。
レコを拝見して、わずか1週間で景色が激変したのに驚きました
スノーシューデビューですね。
pasocomさまが使い出したら活動域がぐっと増えそう。
雪に青い空がきれいです。
今年の週末は山は吹雪みたいな日ばかりで、、、
やはり、長野方面雪多いんですね。
私も雪山行きたいです
はじめまして、kizitora様。
コメントありがとうございます。「地形萌え」のkizitora様ですね。あのレコは興味深く拝見いたしました。
というのも、私も11/21に中山峠〜天狗岳を歩いたので注意しておれば稲子岳の萌え地形を観察できたはずなのでした。しかし、そんなことがあろうとは知らずに歩いてしまったので、kizitora様のレコを先に読んでいればなあ、と思ったのでした。
このレコでは稲子岳だけ注目してしまったので北八ヶ岳ロープウエイの方はこれまた見逃しておりました。
読み直せば、この日はあまり積雪がなかったのですね。せっかくのワカンも出番なく。
ですが、レコにも書かれているように「11月27日に「坪庭のラッセルに苦労した」という状況だったのであれば、一旦積もった雪が溶けちゃったのでしょうか。
私が登ったこの日は、確かに根雪というよりも新雪のようなフカフカな雪が多く、「降ったばかりかなあ」と感じたものでした。
山の天気は、このように一晩でも一変ですから、それが面白いといえば面白いですね。
北横岳は、これからが大人気のスノーシュー天国。多くの方が押し寄せてまるで一大観光地のようになりますね。そんな時には遠慮したいですが、平日であれば、このように白銀世界を独り占めも可能。ぜひまた行ってみて下さい。
武田の杜トレランお疲れ様でした。これからはいよいよ山に専念でしょうか?。
今年は雪が多いのは良いのですが、本当に風ばかり吹きまくっており、天気予報を見ても「風が吹くでしょう。」っていう予報の日が多い。そんな日はさすがに行く気も失せます。
この日も甲府周辺は快晴の予報で、実際朝は雲一つない天気だったのですが、八ヶ岳方面は最初から雲をかぶっていたのでした。
それでも、時間たてば雲も消えるかも、などと淡い期待で車を走らせたものの長坂ICを越えても一向に雲は動かず。
結局、わざわざ曇っている中に突入していったという状況でした。我ながら「こんな中にはいってもなあ・・・」と思いながらでした(^^)。
不幸中の幸いで、ちょっと青空を拝むことができましたが、この辺完璧に「日本海側気候」ですね。
ロープウエイの係員さんがおっしゃるには「安定した冬型気圧配置の時よりも、天気がくずれかかるような手前の時に晴れる。」のだそうで。次回はそんな時を狙ってみようかと思っていますが、そうそううまいこと行かないかも知れませんね。
今年の6月に、同じようにロープウェイに乗って、北横岳、縞枯山を歩き、最後は駐車場まで歩いて下ったのですが、積雪していると全く雰囲気が違うんですね。
青空と白いモンスター、いいですねー。
雨池峠までの道などなだらかな道で気持ちよかったんでしょうね。
それに、グレーと白の樹林帯を東山魁夷の画とは言い得て妙ですね!
ロープウェイの下の道も雪の時期は最高ですか
それと、仰るように晴天だったら、北横岳頂上から蓼科山や3方向にアルプスを臨めたりして、最高なんでしょうね。
次回のpasocomさんの北横岳レコ、楽しみにさせて頂きます。
おつかれさまでした
「スノーシュー」で検索すると必ずといってよいほど北横岳ハイキングが出てきます。それほどここはスノーハイキングのメッカみたいになっているようです。
今回はそのメッカに一番乗りみたいに行ったのでとても楽しかったです。
雨池峠までの道はほとんどアップダウンなく、スノーシューで歩くためにあるような道でしたし、北横岳までの道もさほど苦労なく登れて天気さえ良ければ蓼科岳が一望です。ロープウエイの下の道も歩かなきゃもっったいないくらいな良コースでした。
どの道も景色よく歩きやすく気軽に冬山を体験し遊べる最高の場所だと思います。
これで快晴なら青い空に白銀の樹林で写真映えも最高!次回はぜひそういう日に行ってみたいと狙っております。
yamahiro様もぜひお出かけになってみられては?
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