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Yamareco

記録ID: 2524356
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

栗駒山_表掛け~裏掛けコース

2020年08月23日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 岩手県 宮城県
 - 拍手
blues55 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:31
距離
14.7km
登り
977m
下り
958m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:44
休憩
0:46
合計
6:30
距離 14.7km 登り 977m 下り 976m
8:50
65
9:55
9:56
47
10:43
10:52
4
10:56
26
11:22
11:23
15
11:38
12:07
24
12:31
12:32
9
12:41
12:46
101
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
05:50自宅発〜07:20栗駒山表掛け登山口着
コース状況/
危険箇所等
<登山口から御沢>
平坦な樹林帯
<御沢から御室>
このコースの核心部
沢の左岸・右岸を渡り歩きながら転がる岩に取りつくように超えていきます
御室までの高低差は500mほどだと思いますが「不安定な岩に立つ→沢越えの次の岩に取りつく→次の不安定な岩に立つ」の繰り返しなので、結構足に来ます
足場を気にしつつ、頭でイメージしながら、超えていくので、充実感があります
(油断したり、取りつきの判断を誤ると即、沢にドボンです)
黄色のペイントとピンクリボンがあるので、慎重にいけば迷うことはないと思います
ただし、ペイントはあくまで登り向けにそれぞれの岩の下に向かって塗られているので、下りの場合、方向的にペイントは見えないと思います
(このルートは遭難者や負傷者が結構出ています 少なくても下りで使うのは避けることを強くお勧めします)
<御室付近>
御室への正式ルートがよく分かりませんが、草地の急斜面をとにかく登っていけば着くと思います ところどころ細かな沢が流れているので、足元に気を付けるのととアザミが結構生えているので、チクチクします
<御室から山頂>
通常の登山道です
<山頂から笊森分岐点>
最近、岩手側のメインルートに昇格したためか、よく整備されています
<笊森分岐点から裏掛けルート>
磐井川源流点はちょろちょろですが、水場あり
よく冷えてます 夏場の登山には助かります
源流点から裏掛けルートはちょっとした沢を登りますが、仮払いがされており、歩きやすかったです
裏掛けルートは草原地帯や内陸地震の爪痕をトラバースするなど、見どころ満載
勾配も緩く、おすすめです
その他周辺情報 ハイムザーム栗駒;650円←15時以降 15時前は950円
御沢_導入部
三階滝と御沢から御室への分岐
三階滝と御沢から御室への分岐
御室に着きました
2020年08月23日 10:35撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
3
8/23 10:35
御室に着きました
笊森避難小屋。きれいそうです
2020年08月23日 12:55撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
8/23 12:55
笊森避難小屋。きれいそうです
裏掛けコースの草原地帯
2020年08月23日 13:00撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
8/23 13:00
裏掛けコースの草原地帯
内陸地震の崩落地
2020年08月23日 13:11撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
8/23 13:11
内陸地震の崩落地

装備

個人装備
VARM500ml×3 バーナー ガス スパゲティ ミックストレイル キャップ 半袖シャツ 下着 雨具上下 アームカバー 短パン 長タイツ 靴下 ザック(サロモン_12L) ストック グローブ タオル 熊スプレー 熊鈴 時計 iPhone モバイルバッテリー GoPro GoPro予備電池 靴ひも予備 眼鏡予備

感想




↑具体的な御沢の様子は動画でアップしています

お盆を過ぎても暑さが落ち着きません
山登りで涼むには沢登だ!と言うことで、栗駒山の表掛け(御沢)コースに挑んできました
実は、山登りを始めて、東栗駒山のルートを登った日、表掛けコースで遭難者が出て、同じ山を登っていただけに山登りは怖いなぁと実感したルートで、なかなか踏み出せずにいたのでした
それだけに、今回は単独ではなく、万全を期して、運よくこのコースを登ったことがある方にも同行してもらい、ルートの見通しをアドバイスしてもらったり、途中足を踏み外し、大きくよろけたのを支えてもらったり、かなり助けられました
身近と思われる栗駒山にもこんなコースがあるんですねぇ 山は奥深いです
心配していたアブに襲われることもなく、クマに襲われることもなく、ガスが晴れたり曇ったりするなか、楽しんで登ることができました
ただ、全体で高低差が1,000mほどにもかかわらず、結構足に来ました
沢の不安定な岩場を乗り越えるために、かなり足を踏ん張ったのだと思います
山登りの疲れは、距離だけでなく、高低差だけでもなく、ルートの難しさということを改めて実感しました
下りで使った、裏掛けルートも、草原地帯や内陸地震の爪痕を巡るルートで、見ごたえがありました
表掛け〜裏掛けと回ってきましたが、本来栗駒山は信仰の山として、これが正式な参拝のルートとのこと
御室や山頂で家内安全をしっかり拝んできました

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