記録ID: 2524810
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積雪期ピークハント/縦走
北陸
猿ヶ馬場山
2004年05月02日(日) [日帰り]
岐阜県
littletrekker
その他9人
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,465m
- 下り
- 1,456m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:50
5:40
80分
林道幕営地
7:00
7:10
185分
林道終点
10:15
11:00
165分
猿ヶ馬場山
13:45
0:00
45分
林道終点
14:30
林道幕営地
以前、雪の無い時期に登った猿ヶ馬場に、残雪を踏んで再び登る事にした。今回は東京から6名、長岡から2名、名古屋と岐阜から1名の計10名の混成パーティーで、以前無雪期の猿ヶ馬場を案内していただいた事があり、猿ヶ馬場には26回目と言うT氏の案内で山頂を目指す。
連休初日の5月1日に白川郷まで入ったが、今年は暖かく周囲の山に余り雪が残っていない。部落の周りの木々は、もう若草色に芽吹いている。五月のこの時期に何度も白川郷に来ているが、今年は最も暖かい感じがした。初日は、白川郷から猿ヶ馬場へと登っている林道の途中(標高800m付近)で幕営、翌日の登山に備える事にする。
2日目、未だ暗い朝4時に起床、テントを撤収し朝食を済ませ、5時半過ぎに出発する。暫らくは林道歩きだ。標高850m付近で分岐する林道を折り返し、林道が宮沢との合流点(標高1100m付近)から雪の斜面に取り付く。ここから標高差200mの急斜面を一気に登る。雪は良くしまっており、アイゼンが気持ちよく足場を確保していく。以前に使用していた12本ツメアイゼンは、ビスが欠落する事が有り去年の景鶴では往生した経験から、今回はビスの無い10本ツメのアイゼンを新調、初めての使用に若干の不安が有ったが、今回は終日、気分良く歩く事が出来た。急斜面の上部は笹や木の根が露出している部分があり歩き難い場所が結構出てくる。落石にも注意が必要だ。今回、雪の塊だと思った落石が右膝に当り、ヒヤッとする場面も有ったが、何とか標高1300mの稜線部分に突き上げる事が出来た。
稜線部から先は、なだらかで気分の良い尾根道が続く。緩やかにアップダウンを繰り返し帰雲山の手前まで来ると、木々が疎らになり視界が開ける。白山の山塊が青空に浮かんで見えるのが、なんとも素晴らしい。猿ヶ馬場までの稜線は結構な距離があるのだが、展望を楽しみながら歩いたからか、時間があっと言う間で距離感を感じさせないトレールであった。登りはじめてから約5時間弱で、猿ヶ馬場の山頂に立つ事が出来た。以前9月の無雪期に、天羽峠から籾糠山を経由して藪を漕いで来た事があったが、その時は何処が山頂だか判らない「山頂付近」に辿りついた状況だったが、今回は山頂を記した標識も認識する事が出来た。風も無く穏やかな山頂からは、北アルプスの山々も望む事が出来る。360度の大展望を楽しみながら登頂感に浸った猿ヶ馬場の山頂であった。
連休初日の5月1日に白川郷まで入ったが、今年は暖かく周囲の山に余り雪が残っていない。部落の周りの木々は、もう若草色に芽吹いている。五月のこの時期に何度も白川郷に来ているが、今年は最も暖かい感じがした。初日は、白川郷から猿ヶ馬場へと登っている林道の途中(標高800m付近)で幕営、翌日の登山に備える事にする。
2日目、未だ暗い朝4時に起床、テントを撤収し朝食を済ませ、5時半過ぎに出発する。暫らくは林道歩きだ。標高850m付近で分岐する林道を折り返し、林道が宮沢との合流点(標高1100m付近)から雪の斜面に取り付く。ここから標高差200mの急斜面を一気に登る。雪は良くしまっており、アイゼンが気持ちよく足場を確保していく。以前に使用していた12本ツメアイゼンは、ビスが欠落する事が有り去年の景鶴では往生した経験から、今回はビスの無い10本ツメのアイゼンを新調、初めての使用に若干の不安が有ったが、今回は終日、気分良く歩く事が出来た。急斜面の上部は笹や木の根が露出している部分があり歩き難い場所が結構出てくる。落石にも注意が必要だ。今回、雪の塊だと思った落石が右膝に当り、ヒヤッとする場面も有ったが、何とか標高1300mの稜線部分に突き上げる事が出来た。
稜線部から先は、なだらかで気分の良い尾根道が続く。緩やかにアップダウンを繰り返し帰雲山の手前まで来ると、木々が疎らになり視界が開ける。白山の山塊が青空に浮かんで見えるのが、なんとも素晴らしい。猿ヶ馬場までの稜線は結構な距離があるのだが、展望を楽しみながら歩いたからか、時間があっと言う間で距離感を感じさせないトレールであった。登りはじめてから約5時間弱で、猿ヶ馬場の山頂に立つ事が出来た。以前9月の無雪期に、天羽峠から籾糠山を経由して藪を漕いで来た事があったが、その時は何処が山頂だか判らない「山頂付近」に辿りついた状況だったが、今回は山頂を記した標識も認識する事が出来た。風も無く穏やかな山頂からは、北アルプスの山々も望む事が出来る。360度の大展望を楽しみながら登頂感に浸った猿ヶ馬場の山頂であった。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
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