十勝幌尻岳 《北海道百名山》
- GPS
- 08:29
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,479m
コースタイム
天候 | 晴れ、山頂部はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
オピリネップ林道2辧〜霎犬景壊した林道歩き オピリネップ川の河原歩き2.2辧‥收侘と流木の跡の荒涼とした河原 尾根2.6辧ゝ淌个力続、1,320mまで笹藪、山頂付近は這松 |
写真
感想
十勝の粗全ての林道は2016年の台風で甚大な被害を受けた。道道216号線から続く戸蔦別林道も同様、復旧工事が行われダンプカーが行き交っている。トッタベツ川の堰堤が無残に破壊された残骸が残っていた。幌後橋を渡るとオピリネップ林道が分岐し「19」の標識のあるゲートが閉ざされ草生した林道が続いていた。水の流れた後が酷く路肩は崩壊し、惨憺たる状況になっていた。ヘアピンカーブの地点では草むらの中にカーブミラーが残り嘗ては車が走っていた名残を留めていた。2區覆爐半┐討療仍蓋に達すると登山ポストは現役だった。
記帳すると4日前の8月16日に登った記録があった。登山道に入るとすぐにオピリネップ川に下り、ガラガラの浮石だらけの広い河原歩きとなった。5年前の記録を見るとオピリネップ林道も登山口まで車で入れ、樹木の茂った登山道に丸太橋が掛けられた穏やかな登山道だったようだ。今では白い岩と流木の残骸だけの荒涼とした河原で要所に赤テープが付けられているが何処を歩いても問題はない。何箇所か河原を離れ元の登山道を歩くところがある。徐々に傾斜が増し標高770mで最初の二俣に達し右谷左岸の登山道に入ったが直ぐに河原に出た。標高890mで二つ目の二股に達し左の谷へと進んで行った。
標高950m位で右側の尾根に取付くので注意深く見ているとそれらしいところがあったがもう少し上部にも赤テープが見え取付き易そうなので上を目指した。赤テープの位置から踏跡に入り登山道らしき感じだったが行き詰ってしまい元に戻って河原を遡ることにした。標高1,040mまで登ると赤テープがありここで取付かないともうないと思い急な谷を這い上がった。すぐに踏み跡が途切れてしまったが此処を登るしかない。強烈な笹藪となったが尾根の中央を目指して藪を漕いで進んだ。尾根に取付いて1時間で漸く登山道に飛び出しやれやれだった。
登山道に復帰するともう尾根を外さないように注意し、上へ上へと登って行った。浮石の河原歩きと激しい藪漕ぎで体力を使い果たし、異常な暑さと相俟ってヘロヘロになってきた。標高1,320m位で笹藪が終わったが、草の被りは続いた。十勝幌尻岳から北に続くP1472からの尾根と合流する頃、這松帯となり展望が得られそうな感じだが山頂を覆っていたガスに視界を遮られてしまった。十勝幌尻岳(1,846m)山頂に到ると倒れこむように寝ころび10分程立ち上がれなかった。
山頂には2等三角点「幌後岳」が設置されていたが山頂標識はなかった。固形物が喉を通らず、ウィダーインゼリーと魚肉ソーセジを口にして体力回復、下山に掛かった。急斜面と藪の道は下りと雖もスピードアップはできず慎重に下りた。最大の関心事だった尾根の取付き点は、最初に見た赤テープの処で2つ目の赤テープも正解だったようで入ってすぐ曲がるところを間違ったようだ。河原に出ると赤テープを気にせず気儘に河原を歩き続け登山口に戻った。オピリネップ林道を2卻發トッタベツ川の入口に帰ってくると駐車した車が埃塗れになっていた。行き交うダンプが巻き上げる砂塵によるものだった。13.2劼諒盥垉離で大したことはないのだがこんなに疲れるとは・・・
今日の宿泊地へ道中、旧国鉄広尾線の幸福駅と愛国駅の跡を見に行った。幸福駅跡は観光地となり売店でで「愛国から幸福行」の切符を売り、小さな駅舎の壁に所狭しと貼り付けられていた。愛国駅には9600型のSLが保存されていた。
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