犬は庭駆け回り、おっさん二人は山駆け回る 〜伊吹山〜
- GPS
- 07:43
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,178m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
いやぁ・・・遊んじゃいました!
比良で誘われた今回の伊吹山、密かに雪の積もり具合を楽しみに来てみました。
聞けばsenrakuyaさんは冬の伊吹は初めてとのこと。
なんとか楽しさが伝わればいいなと思っていました。
ではよろしく! とスタートしますが、マラソンもこなすsenrakuyaさんの体力に張り合うと死を招くのは見えています・・・
おまけに今回は一週間後の雪山テン泊のトレーニングに装備一式を詰め込んで来ています。いつよろけ出すか冷や汗モンです・・・
そこは年配者にペースを合わせてもらったようで、無理のない歩き出しにホッとしたことです。
三合目辺りまではほとんど雪もなかったのですが、五合目では一面雪が覆いだし、六合目を過ぎると夏道が消えて直登するトレースも見られるようになりました。
さらに標高が上がると固まりきっていない雪を踏み抜くところが多くなり、膝上まで潜るところもあります。
そういえば雪の上を歩くのに半年前は確かにこんな苦労をしていたと今さら思い出していました。
楽しかったことしか覚えていないものですね(笑)
senrakuyaさんがアイゼンを付けるのに立ち止まる間に少し先に歩いておきます。
競争しているわけではないのですが、同じペースで歩いて息を切らすのはかっこ悪いと見栄を張りたい気になって・・・
足が埋まるようになると筋肉に乳酸が溜まります。
他愛もない会話でごまかしながら登りきってやれやれです。
スタート時には曇っていた空はこのころには真っ青に晴れ渡っています。
伊吹山に従うように北に連なる山並みを見て、senrakuyaさんの足が止まります。
空の青の濃さも、山の雪と陰の濃淡もいい具合にコントラストを見せてくれています。
私が連れてきたのではないのですが、しばらく立ち尽くすsenrakuyaさんの後姿を見て、今日ここに立ってこの風景を見てもらえたことを一緒に喜びたい気分になれたことでした。
休業中の店の軒下に場所を借りて食事の仕度を始めます。
senrakuyaさんはびっくりするほどの手際のよさでマットを敷き、タープを張って道具を出して湯を沸かしています!
私はよりによってテン泊の荷物の一番下に詰め込んだ食材を出すのに荷物を地面にばら撒いて、一人露天商になっていました(汗)
その辺の雪をコッヘルに入れて溶かして・・・もうsenrakuyaさんは食べ終わっています!
ま、一度失敗しておくと次回からの成長が早いですよね・・・
それでもカレーとコーヒーで腹も温もり、冷たい風を避けて下山にかかります。
上から見下ろす斜面にはきれいに雪が被って見えています。
最初こそ注意しながらそろそろ歩き出したのですが、もう我慢ができなくなって雪の上を走り出しました。
この斜面を走り降りるのが何よりの楽しみです!
雪が柔らかいので下の岩に足を取られないよう気をつけながら、でもほとんど無心に走っていましたね!
ツボ足の駆けっことシリセードを交えながら、冬の到来をお祝いした気分です!
雪が途切れてからは麓まで話の花を咲かせながら下りましたが、話に集中して三合目から下で道を見失うばかげた失敗もあり、やっぱりドタバタ山行になりました。
(私にはいつものことですが、senrakuyaさんには呆れられたと思います)
「次は息子さんを連れてこなきゃ!
ここだとこれからもっと遊べますよ!」
senrakuyaさんにそう言いながら、胸の中では自分が次にいつ来ようかとワクワクしていました(笑)
ソロでないことのプラスの面を体験させてもらった今回の山行、senrakuyaさんが私を見る目はすっかり変わってしまったかと思いますが、またよかったらご一緒しましょう!
先週、武奈ヶ岳で偶然お会いしたmonsieurさん。
「来週、伊吹山行くけどご一緒しませんか?」突然のぼくの誘いでしたが乗ってくださりました!
ぼくは雪の伊吹山はまだ未経験だったで、先輩がいてくださり安心でした。
天気もさながらおっさん二人が他の若い登山者よりも「おクソガキ」のように楽しんでいた、今回の山行。
ぼくの印象の伊吹山は「景色は素晴らしいが変化のない単調な登りが続く山」でしたがmonsieurさんの話を聞いているうちに山頂にたどり着いていた、そして下山していた。それほど引き出しの多いmonsieurさんのお話が一番、印象的でした。
ヨーロッパの話の途中でまさかのロストだったので、また今度、ヨーロッパの話、後編を楽しみにしていますよ、monsieurさん!
突然お誘いしますが、また同行願います!
しかし、きれいな青空やったわ〜!
ムッシュさん こんばんは
3合目でアイゼン装着に悪戦苦闘している時にお見かけしました。(ここでは装着をあきらめて避難小屋で再トライしました・・・ )
ブルーの上着の2人組でしたよね。大きなリック背負って登ってみえましたね。「こんにちは」とあいさつした時ムッシュさんかなと思いましたが、いい男だったので、シャイな小生としては人違いだと失礼かと思ってお声かけしませんでした。
今回はバテバテでしたが、今年最後の山行をお天気で〆る事が出来結構楽しかったです。
来年も宜しくお願いします。
蒼空が冬 への水先案内をしているように果てしなく
そして美しいですね
「快感」
「セーラー服と機関銃」のあの彼女の声が聞こえてきましたよ
↑お若い方々には意味不明で申し訳ありません
来週テント泊に反応してしまう、
その前に、
体の疲労物質を流しきってしまいたいchuraです。
ピッケルに、スコップ気合が入ってますね。
テント泊装備で伊吹山を登る元気を今、持ち合わせてないのがくやしいです
おふたりの素晴らしい青空のもとの山行にさそわれてしまい、
まずは地上の歩行訓練から再開しました。
見られていましたか! 恥ずかしい姿を・・・
いつまでたっても若造のつもりで元気だけはあるんですが
雪の状況も天気も毎日変化しますよね。
その日その日の顔を山は見せてくれます。
この冬初めて味わう雪のつらさなら、やっぱり今日来て良かったと喜んでしまおうと思います。
絵葉書のようなよそ行きの山ではなくて、今日の顔をした山と向き合えたことが嬉しいことです。
足に疲れは来ましたが・・・
次回はぜひご挨拶させてくださいな!
薬師丸ひろ子の天才ぶりがなつかしい・・・
もう子供に戻ってしまいましたよ
もう少しストイックな部分を持っておこうと思っていたはずが、senrakuyaさんに引きずられてしまいました
この日の伊吹はダメだったようなレコが目に付きますが、今回も今までと同じで行ってよかったですよ
また行かなきゃ
テン泊装備で伊吹に登る必要はどこにもありませんよ〜
体力のあるなしは気になるところですが、山歩きのいいところは全員がヒマラヤに登る必要がないってところだと思いますよ。
レコを見てると冬の北アルプスだとかどこだとか、すごい人がたくさんいますが・・・ご自分がそこに行けないことを残念がるよりもできることを楽しんじゃいましょう!
時間のないとき、体力のないとき、家から歩いていける山でも楽しめますよ。
楽しむのは自分自身ですから
この日登られた方多かったようですね。
朝方こそ雲が残っていましたが、日中は良い天気になりましたね。
伊吹周辺の低山を歩いていましたが、綺麗に見えた伊吹を気分よく眺めていました
夏道が遠くからわかるほどだったので、雪の状況はある程度想像できましたが、ひと雨で激減した雪の中でも楽しまれたお二人に拍手です。
雪の量は毎日違うし天気だって違います。
大事なのは思った通りの雪の量ではなくて、その日の山と向き合うこと。
あとはそこにあるものを喜べる自分を連れて行くこと。
これでどこの山でもどんな山でも何度目でもOKですよね!
senrakuyaさん、monsieurさん、こんばんは
最近の暖かさと雨で雪融けちゃったかな・・・
これから真っ白な雪に覆われるであろう伊吹山が今から待ち遠しいです
三合目手前から山頂がドーン!!ってのが私の好きな場所
そしてシリセードで一気に下山・・・
あぁ・・・楽しみだぁ・・・
なんか皆さん雪が少ないとか残念がっている人が多いようですが、思いっきりはしゃいでしまいましたよ
冬はこれからが本番
雪崩以外は何でも来いで気合を入れて遊んじゃいましょう
monさん、senさんお疲れさまでした。私はこの日わざわざ地元の伊吹を外して比良の武奈ヶ岳へ雪山を妄想しながら行きましたが タッチの差で雪に逃げられてしまいました。
やはり伊吹の雪の率は高いですよね、自分の家の窓から見えるし・・・。今現在もかなり冷え込んでいて伊吹山へは 雪が追加されていることと思います。
でも山ってほんと 童心に帰れますよね。ピュアな気持ちでいられる、これも山ならではですね。
なぜでしょうね…。私は童心に帰りたいがために山へ登るのかも ?
mermaidさん
はじめまして。本当にきれいな空でした
churabanaさん
お勤めご苦労様でした
todokitiさん
ほんと、みなさん、雪が溶けていることが残念みたいなことをよく書かれていますが、ぼくもmonsieurさん同様、「そこにあるもの」を楽しむ派ですね そこに山があってその山に足を踏み入れるだけで十分満足です。
utaotoさん
次回は尻セード装備も追加しときます
yuconさん
ほんまにええおっさん二人がアホ丸出しで楽しんでました もちろん、マナーは守っております
伊吹も比良もこの冬はこれからですし、年が明けて雪も増えていきますし、楽しむ素材には事欠きません
ただ、いつ山に入っても、その時のちょっとした偶然が重なって見つけるものがありますよね。
そうしたアンテナの感度を高めておいて、「今日来て良かった 」をいっぱい作ればいつも楽しいですよね。
本当に山歩きはいいもの探しです。
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