縦走は敗退したけど…蓼科山・北横岳
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 05:54
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,098m
- 下り
- 1,097m
コースタイム
北八ヶ岳ロープウェイ(山頂駅)12:11〜13:20北横岳山頂13:28〜14:09北八ヶ岳ロープウェイ(山頂駅)
天候 | 快晴 山頂は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
早朝のビーナスラインは凍結しており、チェーンを装着した ○北八ヶ岳ロープウェイ 往復1,800円(片道1,000円)、運転間隔は混雑時の10分間隔だった |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪蓼科山≫ トレースはしっかりあって特に危険な箇所は見当たらなかったが、山頂付近の岩場は強風時の滑落に注意が必要と感じた ≪北横岳≫ 特に危険な箇所は見当たらなかった |
写真
この急斜面を下るのか?
ピッケルを取り出して下る準備をするものの、決心がつかず、下るか戻るかしばし悩む
北横岳に向かうコースの積雪量が読めないため諦める(泣)
感想
今年最後になるであろう山歩きは、先に敗退した浅間山か草根白根山を候補に挙げて計画したものの、天気は良さそうだがどうやら強風が吹くらしい。
先の浅間山の敗退原因は強風であったため今回は諦め、今度は山梨方面を探してみると蓼科山が候補に挙がり、天気予報でも快晴で風も弱そうであるため蓼科山に決定っ!
ルートは、いつもの雪山歩きよりも少し距離を伸ばして、蓼科山から北横岳への縦走を計画。
積雪状況が分からないため、天祥寺原から滝ノ湯川を下り竜源橋に着く登山道をエスケープルートにした。
中央道の中央道原PAで前泊し、当日5時半に現地に向けて出発する。
ビーナスラインは途中から凍結していたため、チェーンを装着し、7時過ぎに無事にすずらん峠園地駐車場に到着する。
すずらん峠園地駐車場には既に10台以上の車が駐車していて、準備をしているハイカーが多くいた。
早速自分も準備をし、出発っ!
それにしても快晴無風で最高の山歩き日和!
最近の山歩きは天気が優れなかったので今日はいつも以上に軽快に歩けそう。
登山道は最初から雪道だがトレースがしっかりあり、締まっているので歩きやすい。
とはいえ、それなりの急坂でウォーミングアップにはちとキツイ。
しばらく上っていくと平坦な山道となったため一旦息を整えるも、またそれなりの急坂が(汗)
しばらく上っていくとまたまた平坦な山道となる。ここからは木々の間から蓼科山が顔を覗かせ、今まで以上に気合いが入る。
平坦な山道が終わり、今まで以上の急坂が始まる。ここでアイゼンを装着して上り始める。
ヒィヒィ言いながら上っていくと、やがて岩場が見えてきて山頂に近そうな雰囲気となり、今まで無風だったのに急に強風が吹き付けてくる。
気を付けながら岩場を上っていくと、蓼科山頂ヒュッテらしき建物が寒々しくあるのが見えてきて、更に数分歩くと山頂に到着っ!
山頂は広く、360度大パノラマとなっていて八ヶ岳はもちろん、北・中央・南アルプス、浅間山など多くの有名な山々が一堂に会する。
山頂の散策がてら、蓼科神社奥宮に行き、無事に登頂できたことを感謝してお参りをし、ぐるっと周回した後、北横岳に向かう。
が、蓼科山頂ヒュッテから先はトレースがなく、道が分からない。。。
蓼科山荘が眼下に見えるので一気に下れば良さそうだが、急斜面なのでビビる。
とりあえずピッケルを取り出し、下る準備をするも決心がつかないこと数十分…
この先のルートも積雪量も分からないので縦走を断念して引き返す(泣)
下山中は、上ってくる多くのハイカーとすれ違う。
やっぱりこの天気なら上りたくなるよね〜♪
そんなこんなですずらん峠園地駐車場に無事到着する。
まだ時間があるので、この後霧ヶ峰に行こうかとも思ったが、計画していた北横岳に上っておくか〜ということで早速向かう。
車で北八ヶ岳ロープウェイに向かい、10分程度で到着する。
それにしてもピラタス蓼科スノーリゾートともあって多くのスキーヤーなどで賑わっている。
早速ロープウェイのチケットを購入し、順番待ちの列に並ぶ。
それにしても時間が時間だけにハイカーは数人しかおらず、場違いな感じ(汗)
当日のロープウェイは混雑時ということで10分間隔で運行していてすぐに乗車できる。
このロープウェイは100人乗りで標高差約500mを約7分で上っていくらしく、しかも全く揺れず安定感が凄い。
あっという間に山頂駅に到着し、北横岳に向けて出発する。
北横岳に向かう山道は総じて緩やかな上りで歩きやすいが、どうもシャリバテらしく調子が出ない。
山頂に着いたら昼食にしよう!
程なくして北横岳ヒュッテに通過し、更に上っていくとP2473に到着する。
しっかしここも強風が…
ただ、景観は最高で先程居た蓼科山や八ヶ岳などがくっきり見える。
しばし景観を楽しんだ後、北横岳山頂に向かい、数分で到着する。
ここでも景観は最高っ!
強風が吹き付ける中、10分程度景観を楽しんだが、さすがに顔や手の感覚が無くなってきたため、下山を開始する。
結構遅い時間だが、下山中も多くのハイカーが上ってきて、お手軽で人気の山であることがうかがい知れる。
途中、20人以上のパーティが数珠つなぎに上ってくるっ!
何かのイベントなのであろうか…
多分北横岳の中で一番の急登のところですれ違い大変そうだったので、挨拶もそこそこに心の中で応援しながら通過するのを待つ。
うぅ〜、シャリバテが〜…
ということで、坪庭まで下りたところで縞枯山などの景観を楽しみながら昼食を取る。
お腹も満たされ、十分景観を堪能したので山歩きを再開し、しばし歩くと山頂駅に到着する。
下りのロープウェイは、スキーヤーなどはいないためガラガラ…
今年最後の山歩きは残念ながら敗退してしまったが、ロープウェイなどいつもは味わえないことが出来て楽しい山歩きとなった。
yamabeeさん、はじめまして。
この縦走コースは歩いてみたくなりますよね!
この計画のほぼ逆コースで去年の2月に縦走しました(*^^*)
かなり大変でした・・・
蓼科山荘から将軍平、大河原峠、双子池、北横岳間がまったくトレースなく、たまにしかないリボンを探しながらなんとかって感じでした(;´д`)
今月末に蓼科山と北横に行く予定なのですが、今年はつなげずに別々で行きます
miyucchiさん、こんにちわっ!
コメントありがとうございます。
そうなんです、この縦走コースを歩きたくてウズウズしていたのですが、現地に行ってみるとトレースがなく、降雪量ももっさりありそうで、、、なんてリスク(言い訳かも)ばかり思い浮かんでしまって雪山2年生の私には無理〜ってことで敗退しました
miyucchiさんは今よりもっと厳しい状況下であろう2月に縦走されたとのこと、すごい!の一言です
私も早くmiyucchiさんのように経験を積んでいつかチャレンジしてみたいものです
今月末の蓼科山と北横は天気が良いといいですね
今月末に行かれる山行のヤマレコへのアップを楽しみにしています
お気をつけて行ってらっしゃいませ〜
誰もいない双子池や大河原峠は、とても気持ちが良かったです。
でも何度か迷子になったし、思った以上に時間もかかって反省は多かったです(*_*)
あまりにも大変だったので、駐車場にザックとアイゼン、ピッケル、スノーシュー全部置き忘れて帰宅しました(;´д`)
翌日、奇跡的に無事に回収できました(笑)
まだまだ未熟で先日の独標も途中でリタイアしたので、蓼科山で鍛え直してきます
誰しもが冬山の凛とした静けさに感銘するのには心の奥底の何かに共鳴するものがあるんでしょうね〜
とか言いながら、私は静けさの中でちょっとした物音がするだけでビビるチキン野郎ですが
それにしても縦走がすごく大変だったことが伝わってきます!
miyucchiさんも大変だったと思いますが、それ以上に駐車場に置き去りにされた大切な装備達はご主人様が居なくなってさぞかし寂しかったでしょう
無事に回収できて何よりです
更にパワーアップしたmiyucchiさんの蓼科山山行を楽しみにしていますっ!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する