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Yamareco

記録ID: 2542870
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【日本三百名山 #92-94】鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳 (小池新道、読売新道) ※テント泊

2020年08月29日(土) ~ 2020年08月31日(月)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
30:18
距離
49.9km
登り
4,498m
下り
4,144m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:16
休憩
1:52
合計
10:08
距離 18.3km 登り 2,017m 下り 562m
7:09
16
7:25
12
7:37
11
7:48
8:08
19
8:27
43
9:10
9:18
14
9:32
20
9:52
9:53
31
10:24
10:35
43
11:18
2
11:20
11:48
50
12:38
12:54
13
13:07
12
13:19
25
13:44
4
13:48
14:06
24
14:30
14:34
3
14:37
41
15:18
29
15:47
15:48
22
16:10
9
16:19
25
16:44
2日目
山行
10:52
休憩
1:23
合計
12:15
距離 15.5km 登り 1,005m 下り 2,065m
5:57
83
7:20
7:23
31
7:54
16
8:10
39
8:49
9:24
35
9:59
10:19
50
11:09
11:14
78
12:32
12:33
45
13:18
13:30
270
18:00
18:07
5
18:12
東沢出合キャンプ地
3日目
山行
6:52
休憩
1:00
合計
7:52
距離 16.1km 登り 1,488m 下り 1,541m
7:20
133
東沢出合キャンプ地
9:33
10:17
243
14:20
14:36
24
15:00
7
15:07
5
15:12
黒部ダム レストハウス
天候 1日目: 晴れ後ガス一時雨
2日目: 晴れ時々ガス
3日目: 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【行き】
毎日あるぺん号 新穂高行き。新穂高ロープウェイ駅下車
【帰り】
黒部ダムから扇沢まで関電電気バス。大町温泉郷で一旦下車して大町駅までバス。信濃大町駅からJRで帰京。
コース状況/
危険箇所等
特に注意を要する区間のみ記す。
【水晶岳〜赤牛岳】
踏み跡が薄かったり、紛らわしかったり、大岩がゴロゴロしていたりする箇所など、ルートが見つけにくい部分がある。ペンキマークまたは小さなケルンを確実に追っていくこと。

【赤牛岳〜奥黒部ヒュッテ(読売新道)】
長距離でかつ水場がないので、まず十分な量の水の確保が必要。
赤牛岳山頂から数百メートルのハイマツ帯を過ぎると、すぐに急なガレ場の下りが続く。足下不安定そして片側はガレ場の急な斜面のため、転倒と転落に十分な注意が必要。
ガレ場を過ぎると、ハイマツ帯の歩きとなるが、大きな岩がゴロゴロしている箇所が何度も現れる。岩から岩へ歩いて行くことになる。岩と岩の間には隙間があるので、転倒に要注意。
森林限界の下に入ると、今度は苔付きの岩が現れる。岩自体がジメジメしている箇所もあるので、スリップおよび転倒に注意が必要。
急坂、歩きにくい道が続くので全般的にペースは思ったよりも上がらない。
その他周辺情報 下山風呂は、大町温泉郷 薬師の湯
1日目。毎日あるぺん号が止まる新穂高ロープウェイ駅から歩いて、新穂高登山指導センターへ。ここから出発。新穂高ロープウェイ駅から登山道へ直接出られることに後から気づく。
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1日目。毎日あるぺん号が止まる新穂高ロープウェイ駅から歩いて、新穂高登山指導センターへ。ここから出発。新穂高ロープウェイ駅から登山道へ直接出られることに後から気づく。
良い天気。
ゲート前。新穂高登山指導センターでも登山届を提出できたが、ここでもできる。
ゲート前。新穂高登山指導センターでも登山届を提出できたが、ここでもできる。
しばらくは舗装道を歩いて行く。
しばらくは舗装道を歩いて行く。
未舗装の道も現れる。
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未舗装の道も現れる。
笠ヶ岳への笠新道登山口。
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笠ヶ岳への笠新道登山口。
わさび平小屋に到着。
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わさび平小屋に到着。
わさび平小屋から鏡平山荘へ向かう。途中のシシウドヶ原までは奥に見える右手の谷の途中まで上り詰めていく。
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わさび平小屋から鏡平山荘へ向かう。途中のシシウドヶ原までは奥に見える右手の谷の途中まで上り詰めていく。
大きな岩がごろごろしているが、よく整備されている。
大きな岩がごろごろしているが、よく整備されている。
穂高連峰の眺めが素晴らしい。
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穂高連峰の眺めが素晴らしい。
シシウドヶ原のベンチ。
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シシウドヶ原のベンチ。
シシウドヶ原から鏡平山荘。斜面をトラバースしていく。
シシウドヶ原から鏡平山荘。斜面をトラバースしていく。
鏡池。雲が多くなってしまい、槍ヶ岳は見えず。
鏡池。雲が多くなってしまい、槍ヶ岳は見えず。
鏡平山荘に到着。ここで昼食。
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鏡平山荘に到着。ここで昼食。
鏡平山荘にて、かき氷。なかなかのボリュームだった。
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鏡平山荘にて、かき氷。なかなかのボリュームだった。
鏡平山荘から弓折分岐へ。斜面をトラバースしていく。
鏡平山荘から弓折分岐へ。斜面をトラバースしていく。
弓折分岐からくろゆりベンチを過ぎて、遠くに双六小屋が見えてきた。
弓折分岐からくろゆりベンチを過ぎて、遠くに双六小屋が見えてきた。
双六小屋に到着。3週間ぶりの再訪。
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双六小屋に到着。3週間ぶりの再訪。
双六小屋の前から、鷲羽岳。雲が多くて勇壮な姿は拝めず。
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双六小屋の前から、鷲羽岳。雲が多くて勇壮な姿は拝めず。
双六小屋にて、恒例のケーキ。コーヒーと合わせてケーキセット。今回はチョコレートケーキ。
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双六小屋にて、恒例のケーキ。コーヒーと合わせてケーキセット。今回はチョコレートケーキ。
双六小屋を出発して、ルート選択に迷う。巻き道はお得感が少なく、心理的負担が大きいという情報をすれ違った人から得て、中道で行ってみる。
双六小屋を出発して、ルート選択に迷う。巻き道はお得感が少なく、心理的負担が大きいという情報をすれ違った人から得て、中道で行ってみる。
中道を行く。快適。
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中道を行く。快適。
降り出した雨の中、三俣蓮華岳へ向かう。アップはすれど、ほとんどダウンしないので、心理的負担は確かに少ないかも。
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降り出した雨の中、三俣蓮華岳へ向かう。アップはすれど、ほとんどダウンしないので、心理的負担は確かに少ないかも。
三俣蓮華岳へ到着。
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三俣蓮華岳へ到着。
三俣蓮華岳から、巻き道への合流点へ向かう。なかなかの急な下り。
三俣蓮華岳から、巻き道への合流点へ向かう。なかなかの急な下り。
雷鳥さん。今年生まれた子供たちかな。全部で4羽いました。
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雷鳥さん。今年生まれた子供たちかな。全部で4羽いました。
三俣山荘へ到着。
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三俣山荘へ到着。
2日目、三俣山荘を出発。
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2日目、三俣山荘を出発。
今から登る鷲羽岳の姿がすっきり。
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今から登る鷲羽岳の姿がすっきり。
鷲羽岳への登りの途中。振り返ると、三俣蓮華岳と三俣山荘の姿。
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鷲羽岳への登りの途中。振り返ると、三俣蓮華岳と三俣山荘の姿。
槍ヶ岳もすっきり。
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槍ヶ岳もすっきり。
黒部五郎岳も見える。
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黒部五郎岳も見える。
鷲羽岳山頂への最後の登り。
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鷲羽岳山頂への最後の登り。
鷲羽岳山頂。ちょうどガスがかかってしまい、大パノラマを拝めることはできず。
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鷲羽岳山頂。ちょうどガスがかかってしまい、大パノラマを拝めることはできず。
鷲羽岳山頂から、進む方向(ワリモ岳方向)を確認。地味に登り返しがきつそう。
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鷲羽岳山頂から、進む方向(ワリモ岳方向)を確認。地味に登り返しがきつそう。
ワリモ岳を過ぎて、水晶岳の姿が見えてきた。
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ワリモ岳を過ぎて、水晶岳の姿が見えてきた。
水晶小屋へ向かう途中で振り返る。鷲羽岳の姿。
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水晶小屋へ向かう途中で振り返る。鷲羽岳の姿。
水晶小屋への登り。地味にきつい。
水晶小屋への登り。地味にきつい。
水晶小屋へ到着。
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水晶小屋へ到着。
水晶小屋名物、力汁。前回と変わらず懐かしの味。美味しかった。
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水晶小屋名物、力汁。前回と変わらず懐かしの味。美味しかった。
水晶小屋からこれから進む方向を確認。水晶岳、赤牛岳。
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水晶小屋からこれから進む方向を確認。水晶岳、赤牛岳。
水晶岳へ向かう途中、雲ノ平を望む。近いうちに行ってみたいな。
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水晶岳へ向かう途中、雲ノ平を望む。近いうちに行ってみたいな。
水晶岳への登り。後半はなかなかハード。
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水晶岳への登り。後半はなかなかハード。
水晶岳山頂への最後の登り。
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水晶岳山頂への最後の登り。
水晶岳山頂。山頂は意外と狭い。
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水晶岳山頂。山頂は意外と狭い。
赤牛岳方向を望む。ガスがかかってしまった。
赤牛岳方向を望む。ガスがかかってしまった。
赤牛岳への道は途中、大きな岩がゴロゴロしている中を何度も通り過ぎる。転倒に注意が必要。
赤牛岳への道は途中、大きな岩がゴロゴロしている中を何度も通り過ぎる。転倒に注意が必要。
赤牛岳山頂。
赤牛岳山頂から読売新道を下り始めて、数百メートル行って、ガレ場の急な下りとなる。転落に要注意。
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赤牛岳山頂から読売新道を下り始めて、数百メートル行って、ガレ場の急な下りとなる。転落に要注意。
大きな岩がゴロゴロしているところを岩伝いに通り過ぎるところもある。
大きな岩がゴロゴロしているところを岩伝いに通り過ぎるところもある。
樹林帯へ入ると、今度は苔付きの岩。スリップに要注意。
樹林帯へ入ると、今度は苔付きの岩。スリップに要注意。
長い困難な下りを経て、奥黒部ヒュッテに到着。日没前にたどり着くことができた。
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長い困難な下りを経て、奥黒部ヒュッテに到着。日没前にたどり着くことができた。
3日目、奥黒部ヒュッテのテン場を出発。
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3日目、奥黒部ヒュッテのテン場を出発。
出発してまもなく東沢谷を橋で渡る。
出発してまもなく東沢谷を橋で渡る。
しばらくは快適な道が続く。
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しばらくは快適な道が続く。
そしていよいよ現れる梯子。
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そしていよいよ現れる梯子。
とにかく梯子の数が多すぎ。その中で一番のアップダウンだった梯子。
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とにかく梯子の数が多すぎ。その中で一番のアップダウンだった梯子。
平ノ渡場に到着。船が2艘あるが、一方は工事関係者の方たちが乗ってきた船。
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平ノ渡場に到着。船が2艘あるが、一方は工事関係者の方たちが乗ってきた船。
渡船に乗る。
風が気持ちいい。
風が気持ちいい。
渡船から下りる。黒部湖の水位が低く、このルート一番の急登となっていた。
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渡船から下りる。黒部湖の水位が低く、このルート一番の急登となっていた。
ロッジくろよんへ向かう。快適な道だが、ところどころに梯子が現れる。
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ロッジくろよんへ向かう。快適な道だが、ところどころに梯子が現れる。
ロッジくろよんを過ぎると、道が舗装路に変わる。
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ロッジくろよんを過ぎると、道が舗装路に変わる。
黒部ダムが見えてきた。
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黒部ダムが見えてきた。
黒部ダムの上を歩く。
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黒部ダムの上を歩く。
有名な放水シーンを見て、登山終了。
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有名な放水シーンを見て、登山終了。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ テント シェラフ 携帯トイレ

感想

登山復帰第3戦。日帰り、小屋泊縦走ときたので、今回はテント泊縦走にステップアップ。
以前、裏銀座を歩いたときに悪天候で断念した鷲羽岳へリベンジしてみようと思い立ったのがきっかけ。単に鷲羽岳に登頂するのはつまらないので、それに水晶岳、赤牛岳を加えて縦走にしてみた。
新穂高からの双六小屋までの区間、小池新道は登り一辺倒とはいえ、全体的によく整備され、また小屋も適度な間隔であるので、歩きやすかった。
今回の核心は、やはり読売新道と奥黒部ヒュッテ〜平の渡し間。読売新道は地図では整備済みとなっていたが、元々がかなりハードな道だったものに必要最低限な整備をした、という印象。歩きにくい岩、石がゴロゴロしていたりするなど全体的に歩きにくく、ペースが上がらなかった。読売新道に入る前、途中途中でゆっくりしすぎたこともあり、奥黒部ヒュッテへの到着が日没少し前になってしまった。
奥黒部ヒュッテ〜平の渡しは梯子の数の多さにまいった。実は腹痛を起こしていたこともあり、ただでさえ歩きにくい梯子道が余計に歩きにくかった。
なお、ロッジくろよんまでの間も奥黒部ヒュッテ〜平の渡し間ほどではないが、そこそこ梯子がある。

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