車山・八島湿原

2020年08月30日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.5km
• 登り: 192m
• 下り: 347m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:22
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:42

11:28 車山肩駐車場
11:40 車山肩分岐
12:09 車山山頂
12:09 霧ヶ峰
12:14 車山高原リフト山頂駅
12:28 スヌーピー岩
12:35 12:40 車山乗越
12:47 12:57 蝶々深山
13:16 13:21 物見岩
13:40 ゼブラ山・蝶々深山分岐
13:45 鎌ヶ池キャンプ場跡
13:50 鎌ヶ池
14:05 八島湿原
14:10 八島湿原バス停・駐車場

天候

晴れ時々雨、のち豪雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新宿⇔茅野（特急）　茅野駅前⇔車山肩（アルピコバス）

コース状況／危険箇所等

危険箇所は無いが、物見岩から八島湿原へ下る道は、一部で笹が元気に生えて道にかぶさっているので特に下りでは足を置く先に注意。

写真

白樺湖を過ぎたあたりから車山には黒雲がかかっていて、着いたときはどしゃ降りの直後。

登り口付近にキバナイカリソウ。

今回会いたかったマツムシソウ。車山へ登ってくる路肩に満開のものが多かった。

この日は雨を降らす雲が多く、不安定な天気。

雨粒に濡れたハクサンフウロ。

ウメバチソウもそこここに。

ヤマハハコもぷっくり膨れて初秋の趣き。

マツムシソウ。並んで綺麗に咲いている。

アキアカネも色づいて綺麗。

不穏な空だけど、陰影はあって良い。

北アルプス方面は雲の中。

八ヶ岳も裾野を残して雲が隠す。

車山を下りると、6月にコバイケイソウがあったあたりにトリカブト。濃い青が冴える。

アキノキリンソウの可愛い黄色も草原を終始彩る。

ツリガネニンジンも多くみられた。

鹿よけの電気柵の中はやはり花達が元気。本来の霧ヶ峰の姿なのだろうけど、何とも悲しい…。

次の雲がくる中を蝶々深山へ。

蝶々深山へ上がるところでタテハチョウに出会う。ひと夏を生きて、翅はボロボロ。思わず頑張れと声をかけてしまう。

蝶々深山。また雨が降り出す。

今回は本当にトリカブトが目に付いた。

八島湿原を横目で見つつ。

雨具を叩いて降ったかと思うと、カンカン照りも来る。暑くて往生した。

物見岩。今日も静か。

小休止して下る。

八島湿原は花の宝庫で、ピンクの濃いアサマフウロが群落をつくっていた。

吾亦紅の贅沢な色。この花はいつもピントが合わない。

アサマフウロ、写真にすると肉眼で見る鮮烈さが薄れてしまう。

ここにもトリカブトの群落。

シモツケソウが一株。

見たかったヤナギランは、タッチの差で花期が終わり。残念な姿に。

マツムシソウは今からが盛りで、とても良い。

ぐるりと回って車山肩へ。夕方は凄い雨になってしまった。

コロボックルヒュッテで久しぶりに食事。みなテラスへ行ってしまうので室内席は貸し切り状態。いつ食べても美味しい。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

roatsu

晩夏の花を見に霧ヶ峰へ。朝の中央線で人身事故があり、茅野着が遅れるといういきなりのみそが付きつつも、季節の変わり目の花々を愛でて楽しい散歩ができた。晴れてはいるのだけれど時折ザッと強い雨が降る天気で、久しぶりに雨具をしっかり着て歩いた。夕方、茅野行きの最終バスが来る15分くらい前から再び凄まじい雨になり、夏の終わりをしみじみ感じる。この時期でも標高二千メートルの豪雨は冷たく、雨具無しの状態で吹き曝しの草原にいると大変なことになるので、気軽な場所とはいえ準備は必須。今度は9時台のバスで行きたい…。