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記録ID: 2550733
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

92.常念岳「男はひとり道をゆく」一ノ沢往復小屋泊

2020年09月04日(金) ~ 2020年09月05日(土)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:20
距離
13.3km
登り
1,698m
下り
1,503m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:24
休憩
0:42
合計
6:06
距離 6.4km 登り 1,246m 下り 16m
5:40
12
5:52
5:53
55
6:48
7:03
28
7:31
33
8:04
8:05
90
9:35
10:00
76
11:16
2日目
山行
6:15
休憩
0:29
合計
6:44
距離 6.8km 登り 466m 下り 1,492m
5:16
68
6:38
6:49
8
7:46
7:59
44
8:43
8:45
48
9:33
9:36
24
10:00
30
10:30
90
12:00
常念岳登山者用駐車場
天候 一日目:晴れのち雨
二日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一ノ沢駐車場に駐車 MC:158 244 765*48
ここだけでも10〜15台停められます。平日なので問題なく停められました。
コース状況/
危険箇所等
特に胸突八丁は木の階段と桟道あり。片側が切れ落ちて落ちたら無事では済まない場所も通るので、一番気を使いました。

最後の水場付近は落石注意の看板がありました。

※地図の軌跡で山ノ神手前で(G)になっていますが、実際のゴールは登山者用駐車場です。修正しようと思ったのですが、余計におかしくなるのでそのままにしました。スマホのGPSの精度が落ちているのを感じました。
その他周辺情報 ほりでーゆ四季の湯 常念小屋で割引券を頂いて450円となりました。
ご唱和下さい、我の名を〜 (C)ウルトラマンZ 左手真下に槍の穂先が
ご唱和下さい、我の名を〜 (C)ウルトラマンZ 左手真下に槍の穂先が
駐車場から一ノ沢登山口へ向かう途中、空に虹がかかっていて「幸先良し!」と思いましたが・・・・
2020年09月04日 05:26撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
9/4 5:26
駐車場から一ノ沢登山口へ向かう途中、空に虹がかかっていて「幸先良し!」と思いましたが・・・・
一ノ沢登山指導所 誰もいません
2020年09月04日 05:37撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 5:37
一ノ沢登山指導所 誰もいません
山の神 行きは疫病退散 帰りは登山の無事を報告しました
2020年09月04日 05:57撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 5:57
山の神 行きは疫病退散 帰りは登山の無事を報告しました
登山口から15分経過
2020年09月04日 05:59撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 5:59
登山口から15分経過
渓流が涼しく感じました
2020年09月04日 06:22撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 6:22
渓流が涼しく感じました
王滝ベンチの水場で顔を洗いました
2020年09月04日 06:55撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 6:55
王滝ベンチの水場で顔を洗いました
ここから道がキツク感じました
2020年09月04日 07:18撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 7:18
ここから道がキツク感じました
やっと上が見える場所に着きました
2020年09月04日 08:02撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 8:02
やっと上が見える場所に着きました
笠原沢
2020年09月04日 08:06撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 8:06
笠原沢
胸突八丁手前の1988メートル地点で一本立てました
2020年09月04日 08:37撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 8:37
胸突八丁手前の1988メートル地点で一本立てました
ここで記念撮影 うん、順調だ
ここで記念撮影 うん、順調だ
お花畑を通過
2020年09月04日 08:58撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 8:58
お花畑を通過
いよいよ来たぞ 胸突八丁
2020年09月04日 09:08撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 9:08
いよいよ来たぞ 胸突八丁
木の階段 これはまだまだ序の口 片側が切れ落ちて落ちたら生きてられないなというところもあって緊張が走りました
2020年09月04日 09:12撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 9:12
木の階段 これはまだまだ序の口 片側が切れ落ちて落ちたら生きてられないなというところもあって緊張が走りました
第二ベンチ ここで雨が強くなってたまらず雨具を着ました
2020年09月04日 10:30撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 10:30
第二ベンチ ここで雨が強くなってたまらず雨具を着ました
第三ベンチ 常念乗越まであと少し 空から雷の音が・・・・
2020年09月04日 10:56撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 10:56
第三ベンチ 常念乗越まであと少し 空から雷の音が・・・・
やっと着いた常念乗越 雨がひどくてこの日の山頂アタックは断念
2020年09月04日 11:16撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 11:16
やっと着いた常念乗越 雨がひどくてこの日の山頂アタックは断念
乗越から見た山頂部
2020年09月04日 11:16撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 11:16
乗越から見た山頂部
早いけど常念小屋にチェックイン お世話になります
2020年09月04日 11:19撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 11:19
早いけど常念小屋にチェックイン お世話になります
元々は定員12人ですがコロナ対策として4人に縮小 仕切りもあります
2020年09月04日 12:07撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 12:07
元々は定員12人ですがコロナ対策として4人に縮小 仕切りもあります
昼食はおでんとビールで腹を満たしました
2020年09月04日 12:27撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 12:27
昼食はおでんとビールで腹を満たしました
至福の一杯
至福の二杯目はワインで
至福の二杯目はワインで
食堂に安置されている昔山頂に鎮座していたという常念坊石像
2020年09月04日 15:42撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 15:42
食堂に安置されている昔山頂に鎮座していたという常念坊石像
窓際の席に座ったら槍が見えた! 
2020年09月04日 16:56撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/4 16:56
窓際の席に座ったら槍が見えた! 
この日の夕食
2020年09月04日 16:56撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
9/4 16:56
この日の夕食
明けて5日(二日目)の朝食
2020年09月05日 04:58撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
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9/5 4:58
明けて5日(二日目)の朝食
さて山頂を目指しますか
2020年09月05日 05:22撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/5 5:22
さて山頂を目指しますか
槍さん、穂高さん、おはようございます
2020年09月05日 05:22撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/5 5:22
槍さん、穂高さん、おはようございます
登ってる途中でご来光を迎えました
2020年09月05日 05:25撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
9/5 5:25
登ってる途中でご来光を迎えました
ご来光 その2
2020年09月05日 05:26撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/5 5:26
ご来光 その2
ご来光 その3
2020年09月05日 05:27撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/5 5:27
ご来光 その3
モルゲンロートに染まる槍穂高連峰
2020年09月05日 05:27撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
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9/5 5:27
モルゲンロートに染まる槍穂高連峰
常念小屋の向こうに横通岳
2020年09月05日 05:51撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/5 5:51
常念小屋の向こうに横通岳
やっと山頂に到着〜!
2020年09月05日 06:36撮影 by  SH-01H, SHARP
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9/5 6:36
やっと山頂に到着〜!
山頂から乗鞍岳と木曽御岳
2020年09月05日 06:41撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
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9/5 6:41
山頂から乗鞍岳と木曽御岳
北を見ると燕岳と鹿島槍と五竜と白馬かなぁ?
2020年09月05日 06:44撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/5 6:44
北を見ると燕岳と鹿島槍と五竜と白馬かなぁ?
街が朝日に当たってキラキラしている
2020年09月05日 06:45撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/5 6:45
街が朝日に当たってキラキラしている
富士山も見えた〜!
2020年09月05日 06:46撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
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9/5 6:46
富士山も見えた〜!
下山します
2020年09月05日 06:56撮影 by  SH-01H, SHARP
9/5 6:56
下山します
スマホで撮影 槍穂高連峰
2020年09月05日 06:56撮影 by  SH-01H, SHARP
9/5 6:56
スマホで撮影 槍穂高連峰
アキノキリンソウ?
2020年09月05日 09:03撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/5 9:03
アキノキリンソウ?
トリカブトだな、多分
2020年09月05日 09:04撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
9/5 9:04
トリカブトだな、多分
駐車場にやっと到着 
駐車場にやっと到着 
これで今回の登山は終了 お疲れ様でした〜
これで今回の登山は終了 お疲れ様でした〜

装備

MYアイテム
akira1969
重量:-kg

感想

第92座 「男はひとり道をゆく」

7月の武尊山登山から間もなくして梅雨が明け今年も暑い夏がやって来た。
自信がなくなって、8月下旬に予定していた常念岳登山は延期にしてしまった。しかし諦めきれずに既に登頂済の百名山である伊吹山に登ることに。22日はハイドレーションの水漏れのため一合目手前で撤退。新しいハイドレーションを購入して翌29日に再挑戦。登頂を果たして常念岳登山の決意を固めた。

北アルプスエリアの百名山で、この山だけが残っていた。当初は燕山荘宿泊と燕岳とセットで登ることも考えたのだが、体力が落ちていることとコロナ禍のため、一ノ沢ピストンで登ることに。常念小屋が制約付きとは言え営業しているということで小屋泊と体力が落ちた現状でも登頂が成功するようには考えたつもりだ。


9月3日、仕事が終わった後に一旦帰宅。風呂夕食の後の20時頃にクルマで出発。中央道の岐阜県に入ったところで激しい雨に打たれながらも、何とか一ノ沢の駐車場に着いたのは4日の1時頃であった。既に停まっていたのは5〜6台で問題なかった。

5時5分頃に一ノ沢駐車場を出発。約1キロの車道を歩いている途中で空を見たら、見事な虹がかかっていた。僕はそれを見て「幸先良し!」と感じた。一ノ沢登山指導所には誰もいなかった。ここから登山道が始まった。

間もなくして、「山ノ神」という祠があったので、疫病退散を祈念して、いい感じで王滝ベンチに着いた。特に問題なく難所である胸突八丁に備えて1988メートル地点で一本立てた。

胸突八丁は木の階段や桟道、片側が切れ落ちて落ちたら無事では済まないような狭い道を通過するので、気を使いながら慎重に登った。最後の水場を過ぎても「落石注意」の看板があったり、急峻であることには変わりがなかった。第二ベンチで一本立てていた10時半頃、雨が降って来た。その上、雷の音が不気味にゴロゴロとなっていた。僕はここで雨具を着た。

11時15分頃、常念乗越に到着。雨が激しい上に雷が落ちる可能性があるため、この日の山頂アタックは断念。早いながらも常念小屋にチェックインした。常念小屋はコロナ禍のため、定員を減らした上で完全予約制として、随所に消毒液が設置され、滞在中はマスク装着と制約が多かったが、相次いで今期の山小屋が休業されている中、営業されているだけでも本当にありがたかった。この日は宿泊客が10人程度で、一室4人部屋にひとり使うことが出来て、快適に過ごすことが出来た。

3時に起床。5時に朝食を済ませた後に、ザックをデポして空荷に近い状態で山頂アタックに出た。空は快晴で登っている途中でご来光を見た。約80分かけて山頂に到着。これで百名山92座目、北アルプスの百名山コンプリートとなった。槍穂高だけでなく、乗鞍岳や木曽御岳、燕岳の向こうに鹿島槍や五竜、南に目を向ければ富士山も観ることが出来た。今日登れて本当に良かった・・・・。

常念小屋に戻ってザックを回収して8時に下山を開始。間もなくして登って来る登山者とすれ違った。登るのが早いなと思った。最後の水場でポールを収納して腕を自由にして胸突八丁を通過。考えていた以上にすんなりと通過出来た。この頃になると暑くなって道中辛かった。王滝ベンチを過ぎてからは今までの疲れがドッと出て、登山口が遠く感じた。12時に駐車場に到着。コースタイムは標準よりも落ちているが、体力が落ちている現状から考えると良かったと思う。

これで今年の百名山登山はこれでおしまいとなるが、コロナ禍の中でゼロになるかも知れない中で、体力が落ちながらも武尊山と常念岳に登れただけでも良かったと思う。来年の夏山シーズンの頃、コロナ禍がどうなっているのかが想像出来ないけど、冬の間でも低山に登って、落ちた体力を少しでも取り戻したいと思った。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳(一ノ沢ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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