御嶽山へ強行登山
- GPS
- 06:13
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,139m
- 下り
- 1,275m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:26
下りは、ほぼノンストップで一気に下山してます。
駐車場のトイレは無料でしたが、それ以外の山小屋等のトイレは、だいたい100円のチップ制でした。
天候 | 晴れ的な曇り 山頂付近以外は無風 山頂付近はちょっと風あり&ガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
AM3:50分に到着した時点で約15台駐車してました。 下山時のAM11:30分頃で約35台駐車してました。 多分、40台くらいは駐車できそうです。 アクセス方法についてWEBで事前調査しましたが、ほとんどが中央自動車道の伊那ICから約1時間半くらいと紹介されています。 しかしながら、これは関東・東北方面からのアクセスを想定しているようで、私のような関西(西日本)方面からでは、伊那ICまで行くと大幅に時間と距離と高速料金がアップする事間違いなしです。なのでアクセスは、中津川ICからの方が圧倒的に近いと思われます。中津川ICからでも1時間半くらいで来れます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
木道階段地獄。 女人堂(八合目)までは展望のない樹林帯で延々と木階段が続きます。女人堂以降はガレ場で一気に展望が開けます。 |
その他周辺情報 | 未調査。中津川IC付近には特に目立つ温泉施設は無いような気がします。 |
写真
感想
台風10号が九州の西側を北上中。
この影響を受けて週末は天気が悪いに違いないので、自宅待機を決め込んでいました。
土曜日、全国の天気予報を見ていたところ、たまたま岐阜県、長野県の中部地方だけが晴れマーク。私の住む関西地方は台風の影響をもろに受けて雨予報なのに、まさかと思って御嶽山のてんくらを確認してみたところ、日曜日は、まさかのてんくらAマーク。しかも月曜日以降次の週末もずっとCマークが続いているので、咄嗟に今しかない!と動物的な直感が閃いてしまった。
既に土曜日の午後なので、今から誰かを誘うのも気が引けたが、高速ハイカーS君が私の誘いにOKしてくれた。
夜中の10時ごろ出発し、登山口駐車場に午前3時50分頃到着した。少し早すぎるので、30分ほど車中で仮眠して4時50分頃、まだ真っ暗闇の中をヘッデンつけて山行開始。
久しぶりの山行なので、荷物は飲料水3本と行動食と雨具のみで究極の軽さにしたにもかかわらず足が重い。
もしかして寝不足で体調悪いのかとも思ったが、なんとS君もいつものキレが感じられない。行場山荘を過ぎて少し歩いた木階段の上で、ちょっと立ち眩みに見舞われ、スピードが上がらずすぐに息が切れてしまう。
S君「これ、たぶん酸素が薄いんとちゃいますか。」
私「まじか、もしかして高山病チックなやつか。」
S君「気圧が低くて、酸素が薄くて、暑さと合わせて三重苦ですね。」
私「私の場合は日頃の運動不足も追加すると、三重苦ぷらすワンやな。」
などと、おしゃべりしながらも不調の原因がわかったところでどうすることもできないので山頂目指して少しづつ歩を進める。
それにしても、女人堂まで延々と先の見えない木階段の連続で心が折れそうになった。やっとの思いで山頂に到着したころには山頂付近はガスガスで何も見えず。
人生こんなものです。
とりあへず、人生初の御嶽山登頂というミッションはクリアしたので、あとは一気に下山します。
ちなみに、登山の暗黙のルールに『登り優先』の原則があります。
しかしながら、この御嶽山に限っては100%下りの人が道を譲られてしまいます。
無理に登りの人に道を譲ろうとすれば、「休みながらゆっくり歩かせてください、お願いします」と懇願されてしまうのです。
酸素不足で苦しんでいるのは、我々だけではなさそうです。
私の主観ですが、100人くらいのハイカーと山中で出会いましたが、マスクをしているのは1人だけでした。
理由ははっきりしています、そもそも酸素が薄いのにマスクなどすれば酸欠になってしまうからです。御嶽山に限らず3,000メートル級の山では、マスクをせずにコロナにかかるか、マスクをして酸欠になるのか究極の2択を迫られる修行と位置付けて山行に挑む勇気と気合と根性が必要なのだと再認識いたしました。
それにしても御嶽山は人気のある百名山ではあるけれども、片道6時間以上のアクセスと、この階段地獄を考えれば当分の間は、またもう一度山行に来ようとは思えません。
しかし、よくよく考えれば登山口付近で既に2,000メートル近い標高があり、山頂は3,000メートル越えてるし、そんな山を休憩しながらとはいえ6時間以上も歩いたら、そりゃ高山病にもなるし、しんどいわなww
数年前に日帰りで登った木曽駒ケ岳があまりにも楽勝だったので、同じ感覚で山行に挑んだ浅はかさですなww
追記:今回、私たちは持っていかなかったのですが、山頂付近はヘルメット装着を推奨していました。ヘルメット無くても問題なさそうですが、そこは自己責任で。
こんばんは、はじめまして(^^)
初のコメント失礼します。同じ日に御嶽山に登っていたようで、レコを読みながら「うん、うん!」と頷く部分がたくさんあり思わずコメントさせて頂きました!
本当、御嶽山は登りが容赦ないですね〜!!!私は3人で行きましたが2人が高山病で倒れました😅私も次の日に肺がシクシクしました。やはり酸素不足だったようです。
台風の心配もありましたが、晴れ予報は御嶽山だけだったとは驚きです😲❗ガスは強かったですが、北アルプス方面が綺麗に見えて素晴らしかったですね♪(^^)快晴の時はさぞかし素晴らしい展望なのだろうなぁ、と思わせる山様でした♪
御嶽山の必然的に下り優先ルールに笑ってしまいました😆わかります、登ってるほうは譲っているようで休みたいのですよね(笑)そういえばそうだったなぁ、と山行記録を読みながら笑ってしまいました(笑)楽しい記録、ありがとうございます♪
Yamano-Rozariaさん、コメントありがとうございます。
ほぼ同時刻に登山口をスタートした3人組パーティさん、「お先にどうぞ」と道を譲っていただいたのを覚えています。
私たちが山頂に到着する前の午前8時くらいまでは、山頂にガスは上がってきていないようでしたが、残念ながら私たちは山頂からの展望はダメでした。
レコを拝見すると、ガスが晴れたタイミングだったようで羨ましいですw
きっと、こういうところで日頃の行いの善し悪しが出てしまうのでしょう。
やはり3,000メートル級の山に挑戦する時は、事前の準備とコンディション調整が大事ですねww
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