■ダイヤモンドダスト舞うクリスマスイブ登山【北横岳・三ツ岳・雨池山】
- GPS
- 04:20
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 342m
- 下り
- 345m
コースタイム
9:38ロープウェイ駅(坪庭)出発-10:44北横岳ヒュッテ前10:55-11:12北横岳南峰-11:20北横岳北峰-12:15三ツ岳景12:24-12:32三ツ岳曲-12:44三ツ岳喫-13:18雨池山-13:38縞枯山荘前-13:58ロープウェイ駅
天候 | 晴れ時々くもり ずっとダイヤモンドダスト |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
広い無料駐車場あり。 ロープウェイ運行は9:00〜16:00です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北横岳へは特に危険箇所はありません。 雪山初心者におススメです。 三ツ岳は感想に書いているとおり岩場のある山で、踏み抜くと危険なところもあるのでトレースが無い場合はおススメしません。 |
写真
感想
先週はマンションの諸々点検日だったのでお山はお休み。
おかげで崩れていた体調もすっかり良くなりました。
今年最後の山行になるかもしれないので、どこに行こう。
やっぱり八ツ行きたいよなぁ。。。
でもクリスマス寒波だし。
天気予報と睨めっこした結果、北八ヶ岳の北横岳に登ることに。
以前も登りましたが、悪天候強風で視界ゼロだったので
もう一度眺望リベンジすることに。
と、、、いつも通る首都高羽田線羽田トンネルが22〜26日まで通行止めのニュース。
笹子トンネルも迂回するのになんだか大変面倒なことに。。。
いつもナビ任せで走ってるので羽田トンネルなんてどう迂回していいかわからないし、ナビもうまく対応できない。
どうせなので高井戸まで下道で行っちゃえと思って走らせていたら
知らないうちに関越道に誘導されてしまっててそのまま乗ってしまいました。
まぁ結果的に無事予定どおり着いたのでOKとします。
7時過ぎに北八ヶ岳ロープウェイ駅に着いたときには
まだ車も数台のみ。
ロープウェイは9時から運行なのでそれまで車内で仮眠。
お天気は思ってたよりずっといい。
前は真っ白でほとんど見えなかったので、車内から北横岳が朝日を浴びてるのを見てテンション上がる。
クリスマスだからか、それともクリスマス寒波のせいか、人が少なかったです。
9時発のロープウェイに乗込んで出発。
乗客も少ない〜。
でも少ない方が嬉しい。
山頂駅に着いて準備。
アイゼンやらグローブやらストックやらと色々と大変。
かなり寒いのでハードシェルの下にダウンも着込み、バラクラバも装着。
準備してると1人の男性スキーヤーに話かけられる。
「今日はどこまで?」
「北横岳です〜。」
「昨日は西穂に行ったけど天気が悪かった。吹雪で顔が凍傷に。。。」
と凍傷で少し黒くなった頬を見せてくれました。
簡単に凍傷になっちゃうんだよなぁ。。。
気をつけないと。
澄んだ青空の下、まずは坪庭をのんびり楽しみます。
実は私は今日からおニューのザック。
背負い心地などの確認登山でもあります。
坪庭を過ぎるとしばらく樹林帯の登り。
雪もしっかり積もって締まって歩きやすいです。
そして北横岳ヒュッテ。
団体さんがオーナーに賑やかに見送られているところでした。
お腹が空いたのでここで家で焼いてきたあんパンを食べます。
ホームベーカリーをやっと手に入れたので最近またパン作りに御執心。
あんパン寒さのせいか少し固くなってました。
でも中の餡がかなり美味しかった♪
ヒュッテを後にして北横岳へ。
最後の急登。
懐かしい。
前回は吹雪の中、そして深い雪の急登でしんどかった記憶がありましたが、
今回はサクっと登れました。
まずは南峰。
あいにく雲が広がって来て眺望はあまりよくありませんでした。
続けて北峰へ。
今回は南峰から北峰もちゃんと見えてます。
真っ白だとほんと何も見えないので前回は自分たちがどんな道を歩いたのかも
わかっていませんでした。
北峰で記念撮影。
背後にうっすらと蓼科山。
クリスマス寒波の中、この天気はありがたい方です。
そして戻ります。
北横岳ヒュッテを通過して、三ツ岳方面に歩きます。
三ツ岳へはトレースが無いとちょっと難しいお山なのですが、
今回トレースが少しありました。
坪庭とはまたちょっと雰囲気の違う、尖った岩が聳え立ってるお庭です。
アイゼンの爪の跡が岩の雪上についているので、それを頼りに歩きます。
途中、ちょっとした鎖場もあり。
鎖のあとは、少し雪を被った岩をよじ登ります。
アイゼンのまま慎重に。
そして三ツ岳の1つ、景着。
さー、次行ってみよう。
と、旦那さまズボっと踏み抜きました。
幸い、太股あたりまで。
でもこの後ポッカリと開いた深い穴を見つけて、ゾッとしました。
軽く5m以上の深さはあり、狭いので雪で隠れてしまうとわからない。
こんなところに落ちてしまうと怪我はもちろん、助け出すのに困難だろうと。
単独でハマると、あまり人が来ないところなのでヤバいです。
なのでトレースが無い場合は危険なのでおススメしません。
北横岳は冬山初心者でも問題なく登れますが、三ツ岳は中級者以上とありますし、
雪が今以上に積もるとさらに難しいと思います。
周りは刺々しい岩たち。
そして三ツ岳曲。
残りの喫へ向かいます。
慎重にトレースを辿って、喫着。
三ツ岳制覇。
雨池山方面に下ります。
尻セードにはいい感じの斜面。
ちょっとだけやってみました。
ヒップそりだと滑り過ぎるかもです。
三ツ岳と雨池山の鞍部。
う〜、ここからちょっと登りが始まる。。。
もう帰る気分だったのでなだらかな登りなのにしんどいです。
そして雨池山。
ここを過ぎると天気がまた良くなってきました。
もう後は本当に下るだけです。
縞枯山荘前の雪道を歩く。
ギュッギュッとかなり締まっているので
何もなくても歩ける状態でした。
もっとふかふかの雪が積もらないとスノーシュー出番無しです。
そしてロープウェイ駅到着。
すぐに乗込んで下山終了。
下のスカイレストランでビーフシチューを食べました。
まぁまぁのお味でした♪
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