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Yamareco

記録ID: 255483
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

北ア中央部周回(船窪、針の木谷、五色ヶ原、黒部五郎岳、ブナ立)

2012年08月25日(土) ~ 2012年08月28日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
41:01
距離
74.2km
登り
7,073m
下り
7,170m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8/25 快晴
5:55七倉登山口―11:20船窪乗越―14:30針の木谷南沢出合下幕営

8/26 快晴
5:00幕営地―5:40渡船場=6:30平の小屋―7:50刈安峠―10:00五色ヶ原―14:50スゴ乗越小屋幕営

8/27 晴れのち曇り
4:20幕営地ー7:30薬師岳7:40―9:15太郎平9:25―12:35黒部五郎分岐―15:00黒部五郎小屋幕営

8/28 晴れのち曇り
4:40幕営地―9:00水晶小屋9:10―13:40烏帽子小屋13:50―16:20高瀬ダム16:30―17:30七倉登山口
天候 コースタイム欄に併記
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
七倉駐車場
コース状況/
危険箇所等
針の木谷は一般ルートに入っていませんが、特に危険な所はありません。
標識などはないですが赤布などがあります。
また、渡渉個所が10ヶ所くらいありましたが、水量が少なかったせいか飛び石伝いで
一度も靴を濡らすことはありませんでした。

その他は一般コースです。
予約できる山小屋
七倉山荘

感想

五色ヶ原で幕営したいというのが今回の計画の始まり。
どういうルートを辿ってここに、五色ヶ原の良さは平の渡しからだろうと思う。
そうすればすぐに針の木谷を通ろうというのが決まります。
数年前に読売新道を下ったとき、雨で針の木谷を諦めて黒四に下ってしまい、このルートが
残ってしまったからです。
そして黒部川をぐるっとまわって周回すれば、車の回収もなく費用もかからずこんな良い
ことはない。
というわけで実行したのですが・・・。
計画では一日目が船窪小屋の幕営地だったのが早く着きすぎて先に進めて針の木谷の南沢付近。
二日目に五色ヶ原には当然早く着きすぎ先に進め、という具合に五色ヶ原で幕営することなく
終わってしまったのである。
結局、急ぎ足だが4泊5日が3泊4日で周回コースを完了した。
以下はその報告。

夜間、ナビのない車で走るのはあまり自信がありません。目が悪いせいもあります。
そんなわけで七倉に明るいうちに着こうと昼間に家を出ました。
七倉にはかなりの車が留まっていて、明朝登ろうとしているような人もいました。

朝6時近くになるとタクシーも来て高瀬ダムへ向かう人たちと話をしていました。
そんな人たちを横目で見て橋を渡りトンネル入口横にある登山口からスタートです。
最初はゆったりとした登りもすぐにジグザグの急登、それが終わるとほぼ平坦な道。
しかし、そのあとまたまたハシゴ交じりの急登、これはなかなかきつい。
けれどもこれが終われば眺めの良い天狗の庭につき小屋まではラクラク歩き。
小屋で一本立てた後、船窪乗越から針の木谷へと下った。
針の木谷は近年整備されたとのことで渡渉点などもわかりやすく、予定していたよりもずっと
早い時間で進めることができ、今日のうちに最終の渡し船に乗れそうな感じだったが、対岸に
渡っても幕営適地がないかもしれないと思い、南沢出合から少し下った所に設営をした。
次の日に歩いて分かったことだが、ここよりもう少し下に広い平坦な適地があった。
水も近くに小沢があり、ここの方がずっと良かったと思うが、後で分かったことだからしょうがない。

明朝6時の渡しで対岸、そして五色ヶ原へと向かう。
小屋から少し歩いた所に幕営適地があった。
尾根を登りきるとパッと広がる平原。期待通り、想定通りで感激した。
しかし、ここで寝るのはまだ早い。少し先に進めることにした。セカセカ人間だなぁ。
このあと、スゴの頭の肩(おかしな言い方だが)から乗越までは短い距離だが、一般路とはいえ
気が抜けない下りがあった。
またここで会った単独行の女性は小熊を見たとのことだった。
この日はスゴ乗越小屋のテント場に設営した。

三日目、ヘッドランプを点けて出発。のんびりとした稜線歩きがずっと続き気持ち良い。
しかし、黒部五郎に着くころは疲れも出たきた。
そのうえ、濃霧が出始めて寒くなってきたので五郎のピークはパスして小屋へと急いだ。

四日目、今日のうちに下ってしまおうと考え、ヘッドランプを点けての出発とした。
この日は黒部源流の碑を見ようと鷲羽岳をパスした。三俣蓮華からみる鷲羽は急登すぎる感じが
したせいもある。
稜線漫歩も時計とのにらめっこが続き、烏帽子小屋、ブナ立尾根そして高瀬ダムには明るいうちに
着くことができた。
待ちのタクシーが一台とまっていたが、あとは車道だけと思い七倉まで歩いた。
最後のトンネルは直線だったので先が見えた。これが長かったなぁ、と今でも思う。



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