越後駒ヶ岳(枝折峠から・ヨレヨレで) 噂のCTとは?
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- GPS
- 09:58
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,318m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:51
天候 | 晴れ⇒曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この日は大混雑⇒500~600m離れたところに路駐 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に歩き易いコース(鎖場・ロープ等は無い)。 登山口⇒小倉山:緩いアップダウンを繰り返す尾根筋の道で眺めが良い。 下山時の登り返しが堪える。 百草ノ池⇒小屋:やや急になる。。 前夜、小出では激しい雨が降ったが、気になるようなヌカルミや土滑りはなかった。 |
その他周辺情報 | 下山が遅くなり、途中の温泉には入れず、小出の『こまみ』に(600円)。 こまみのHPには営業時間は~21:00とあったが、20:30終了であった。 |
写真
感想
12日の山の天気を調べていたら、ここだけが良さげな予報。
前日出発して、道の駅ゆのたににて車中泊。
コースタイム(CT)は11時間とあるが、噂を信じて8時間+休憩1時間で設定、7時出発の16時下山の予定とした。
寝坊や途中の道間違えやら、駐車場所探しなどで1時間遅れの出発。
歩き始めて2時間近く、小倉山手前ですでにヨレヨレに。
頭の中の【リトル爺】が呟き始める、『小倉山で引き返そうゼ』と。
何とか小倉山を通過、『百草ノ池で引き返そうゼ』とまた【リトル爺】が呟く。
が、百草ノ池は休憩場所もなく眺めも良くないのでもう少し歩く。
百草ノ池を過ぎ、こう配がやや急になってきて、足がピクピクと攣りはじめの兆候がでてきた。
そんなこんなで前駒付近に、寝転がるに丁度いい岩場が出てきた。
昼食を摂ったり、寝転がったりでしばらく過ごす。
小屋まではもう少し、取りあえず小屋までは行ってみようと言って【リトル爺】をなだめる。
小屋まであと数歩のところで両足が完全に攣ってしまい、小屋前のベンチに倒れこむようにたどり着く。
足に筋肉痛スプレーと葛根湯を服用ししばし休憩。
明らかに水不足であるが下り3分(帰り5分)の水場には行く気になれない。
避難小屋にあるのはビールとバッジだけ。
下りのためのドリンク(500㎖)を1本残し、他2口位を飲み干す。
目前の駒ヶ岳は足を引きずっても行けそうな距離と勾配…何とか山頂へ立つ。(山頂は気分と同じで、ガスがかかってきた…達成感や高揚感は全くなし)
あとは下りのみ、足と折り合いながらゆっくり下ればよい、と思いながらの下山開始。
昨年の巻機山と同じく最終下山者になってしまったようだ。
が、ヾ機山の時より下山開始は1時間早い。
▲螢絅奪にあるはずのヘッデンは入ってなかったが予備のハンディライトは幸いポーチに入っていた。
最悪、ゴール手前で日没になっても危険な道ではない。
…と、気持ちに余裕を持たせる。
〔2014年6月に本名御神楽岳の山開きに参加したときに、
前日の不摂生と朝食抜きが祟り、最悪の足攣りに見舞われた。
本名御神楽山頂手前で足が攣り、それでも何とか山頂へ。
下山を始めると意外に歩ける、調子に乗ってコースを外れて御神楽岳に向かった。
が、山頂手前で動けなくなり、しばらく休憩後何とか分岐点まで戻ることができた。
分岐点で、山開きスタッフにスプレーしてもらい、ゆっくりの下山、それでも途中何か所かある岩越えでは攣りが再発、休憩もしばしば。
ようやく3時間を超えての最終グループでゴール。〕
…これ以来、常にスプレーと葛根湯を持ち歩いている。
こんな過去の苦い記憶を思い起こしながら下り続けるが全くペースは上がらない。
百草ノ池まで何とか下りてきたが、まだまだ長い道のりが残る。
と、左前方で突然のガサガサ音(鳥レベルではない)、明らかに獣で少し移動している。
後ずさりしながらストックを構え(逃げたら負けと)臨戦態勢をとる。
「誰ですカーッ」と二・三度怒鳴るも反応なく静かになったので、そろりそろりと通過する。
〔以前、武尊山で同様のガサガサに遭遇したことがあり(非常にビビッた)、そのことを山菜・キノコ採りの師匠に話したら、『熊はそんなに音を立てない』(←私的には甚だ疑問ではあるが)と言われたことがあった〕
そんなこともあり、熊ではないと勝手に思い込みビビリ感はそれほどでもなかった。
やがて小倉山分岐へ、ピクピクする足で三角点まで登る。
やや下った展望の良い休憩場所のベンチで小休止をとる。
ここからがやたら長い…登り返しが堪える。
道行山へも行ってみた。(奥只見方面の展望が非常に良かった)
相変わらずペースが上がらない中、枝折峠三角点にたどり着く。
と、後ろから追いついてきた方が…中ノ岳を往復されたとのこと。
残り1.2辧道は更に歩き易くなり、返しの登りはない。
残りのドリンクを飲み切って、最後の下りに入り、ペースを上げる。
赤くなっていく太陽が美しい。
写真を撮りながら、いつものペースに戻った。
車に戻るなり、車内にあったペットボトルを一気に飲み干した。
【総括】
・敗退感と反省感:6割・安堵感:3割・残りが達成感で終わってしまった。
・噂のCTは⇒私的には今回の歩きはCT×1.1~1.2位の感覚であったが、
休憩を含めて9:30で歩けている。(路駐場所〜登山口を除く)
…ということは? 信憑性の高い噂であると感じる。
【今回の反省点】
〜案から登山開始までの体調管理⇒水分摂取量が少なすぎた。
携帯した水分が不足⇒何の気なしに2ℓ+αとした。(あと0.5ℓは必要)
スプレーの残量不足と葛根湯は使用期限切れ。
ぅ好拭璽隼間が遅かった。(ストレッチもしていない)
ゥ悒奪妊鵑魍稜Г靴討い覆ぁ
α芦鵑了街圓ら20日間、間が空いた。(14日以内にせねばダメかな?)
自戒の念をこめて、長々と書き記す。
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