鍋割山(二俣から後沢乗越経由小丸尾根周遊)
- GPS
- 05:19
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,178m
コースタイム
天候 | 快晴(4℃〜8℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県民の森の駐車場の余地に縦列駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 特に危険箇所は無いものの、陽当たりの良い所はぬかるみが酷いので下りでのスリップに要注意。 積雪、凍結もなく軽アイゼンは持参したものの使用せず。 ◆登山ポスト 二俣にあり。 |
写真
感想
昨年、真夏に940mで撤退した鍋割山に再びK太と新春最初の山登りに訪れた。晴天で気温も低くなく絶好のハイキング日和だった。眺望も絶好。今年も良い山旅が楽しめる予感がした。
朝8時過ぎに県民の森の駐車場に着くと既に路上にも10台位停まっている状態だったが、駐車場にラッキーにもスペースを見つけて縦列駐車。支度を整えて8:18に出発した。二俣、ミズヒ沢出合まではK太も快調。ミズヒ沢出合ではK太も水1本をザックに入れて余裕を見せている。そこからの登りも割合と良いペースで後沢乗越に辿り着いた。でもここからK太は少しバテ気味の様子を見せてきたので、ペースを落として歩き続ける。
尾根径は登る程に景色がどんどん変わって来る。檜岳と雨山がだんだんと近づいて来ると檜岳の上から富士山が覗きだす。振り返ると陽光を反射して相模湾がオレンジ色に光っている。遠くに大島、新島、目を東に転ずると江ノ島、三浦半島が望まれる。更に登って行き三ノ塔に肩を並べる位になると三浦半島を超えて房総半島までが視野に入る。富士もだんだんと全容を見せてくれる。
鍋割山稜の稜線が近づいて来たと見えると低木のトンネルをくぐると太陽光発電パネルが見え、山頂に到着。K太と「やったね」と握手を交わした。歩荷の水を卸して小屋に入り鍋割うどんを注文すると待ち行列もそれほどでも無くほどなく声が掛かった。待っている間にK太は掘りごたつで置いてあったPeaksの丹沢山小屋特集を見つけて鍋割山荘のページを興味深そうに読んでいた。いつもながらの具沢山な鍋割うどんをフーフーしながら平らげて、外に出て山頂からの好展望を一通り楽しみ、小丸に向けて出発。
小丸は実は鍋割山より70m近く高いのでなだらかなようだが一登りある。右に湘南の海、左に丹沢主稜を眺めての気持ちの良い小径だ。小丸を過ぎて数分で小丸尾根の分岐に至り、そこから急降下が始まる。この下降の始まる所も好眺望で好きなポイント。でも急勾配の小丸尾根の上部は陽当たりも良く泥濘もひどくスリッピー、黒い雲が近づいているもののスリップダウンは嫌なのでのんびりと降りることとした。針葉樹林帯に入るとこの泥濘もなくなる。750m位で一旦傾斜が落ちてなだらかな径になると沢音が耳に入るようになり、もう一息と悟らせてくれる。
何のハプニングも無いが幸せな陽だまりハイキングと言う所だった。K太も足指の豆以外には問題なかったのは良いニュースだ。でも一昨年の晩秋には鍋割山から塔ノ岳まで足を伸ばしたものだから、まだまだそこまで復調と言う訳では無いようだ。今年はどのくらい一緒に山に行けるかな?
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