大崩山(年末四国九州山行5/5)
- GPS
- 09:19
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,382m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 3:22
- 合計
- 9:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所々に凍結あるが、核心箇所は凍結していなかった。 湧塚への渡渉点が判り難い。橋は壊れていた。 坊主尾根は梯子、ロープの連続で気が抜けない。 アイゼンは使用せず。 登山口に登山ポストあり。 |
写真
感想
今回山行の最難関?大崩山。雲仙から延岡までひた走って、さらに県道207号を
祝子川沿いに進む。祝子川温泉を過ぎて登山口まで行くが、ここで泊まるには心
細いので、温泉まで戻って横の駐車場で車中泊。
翌朝、少々出遅れたが、登山口に向かうと地元ナンバーの先行車一台。その後ろ
に駐める。登山ポストに届けを出して出発。落ち葉の登山道に雪は無く、晩秋の
ハイキングという感じ。
大崩山荘に到着。無人。三里河原方向の標識に従って川沿いに進むと、渡渉ポイ
ントに。岩のボルト跡を頼りに渡れそうな所を探すが、一箇所の岩で見事にスリ
ップ。一瞬両足落水。慌てて上がったので、浸水はなかった。
その先には壊れたスチール橋があった。対岸に渡り、さらに樹林の道を行くが、
ぼちぼち凍っている所が出てきた。斜めの岩をロープ伝いにトラバースする箇所
も現れたが、幸い凍結無し。慎重に通る。
しばらくして、袖ダキへの分岐点、条件が悪ければパスして進むつもりだったが、
気温も高く、凍結も少なかったので、ロープを掴んで岩を登る。眺望が開ける。
行く手には下ワク塚の巨岩も見える。
岩伝いの道を進もうかと思ったが、両足の幅もないナイフリッジで、馬乗りでな
ければ進めそうもなかったので、諦めて迂回ルートで下ワク塚へ向かう。分岐か
ら見上げる巨岩にアルミ梯子が5〜6段かかっている。
慎重に登ると下ワク塚の巨岩の上。さらに眺望が開けて、九州の山々、遠くに
日向灘も見える。ここから、岩尾根の道をたどって中ワク塚へ。ここも巨岩が
ごろごろ。先には上ワク塚も見えるが、ここで一旦下降。
再度、上ワク塚へ登り返す道だが、ここは沢が凍っているので、脇道を登る。
ここまでで結構時間がかかってしまったので、上ワク塚のチムニーの入り口まで
で我慢する。あくまでも目的は山頂なので。ここでランチ休憩。風が寒い。
ここからは稜線伝いに、まず、1571ピークを目指す。残雪が結構ある。ようやく
1571ピーク。ここからは尾根伝いに、笹薮を進む。見晴らしの良い石塚を過ぎて、
熊笹のジャングルを抜けると山頂。木に遮られて眺望なし。
岩の上に登ると、少し周りが見渡せる。時間が押してきたので、二枚ダキコース
を下山しようか迷うが、ルートコンディションを考えて、予定通り坊主尾根コー
スへ、分岐まで戻る。
小積尾根コースの標識に従って降下。りんどうが丘への道を見送って、さらに行
くと小積ダキ。ここもパスしようかと思ったが、ちょっと寄り道。これから行く
像岩のトラバースが見える。
ロープ場を降りるといよいよ像岩のトラバース。注意看板にワイヤーロープ。
ルート上は凍ってはいないようだったが、一応念のため、ハーネスにスリングと
カラビナを装着。入り口が凍っていてひやっとしたが、後は凍結無しでクリア。
その後は、嫌というほどのロープと梯子の連続。凍っていたら相当ヤバい所多数。
幸いにも凍結無しで、無事渡渉ポイントへ。こちらのポイントはマークとケルン
を頼りに落水せずに渡ることができた。
山荘まで戻り、小休止。ここまで来れば明るい内に戻れると思い、エネルギー
補給。ここもキレイな山荘だったが、土間の真ん中の囲炉裏が印象的だった。
どうやら、ここでBBQでもやるらしい。
後はひたすら歩いて、何とか日のある内に登山口に戻る。今朝の先行車はいなく
なっていた。山中でも誰にも会わなかったので、別コースだったのだろうか。
この時期にしては天気に恵まれて暖かかったので、危険箇所の凍結も無く、何と
か無事に登頂できた。これで今回の年末山行は終了。
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