陣馬山-要倉尾根-ボンゼン山 シモバシラの花と360度最高の展望と八王子のマイナーピーク
- GPS
- 09:54
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,565m
- 下り
- 1,413m
コースタイム
5:55 落合
6:14 栃谷分岐
6:33 登山口
7:43〜7:57 陣馬山
8:15 和田峠
8:26〜8:42 要倉尾根入口
9:18〜9:23 本宮山(高茶山)
9:55 本郷山
10:25 要倉峠
10:32 要倉山
11:16〜11:29 送電鉄塔
11:43 TVアンテナ
12:00〜12:10 関場集落(ドコモ基地局)
12:25〜12:30 宮尾神社
13:21〜13:25 589mピーク
13:52 536mピーク(恩方山)
14:45〜15:00 ボンゼン山(京沢の頭)
15:47 小津バス停
16:30 繊維団地バス停
【GPSロガー電池切れのため、ログが15:25で中断しています】
天候 | 快晴 気温低いが風なく良い天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR中央線 藤野駅 05:14 高尾 - 05:27 藤野 帰り 16:45 繊維団地発 - 西八王子駅行き 西東京バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
[栃谷尾根-陣馬山-醍醐林道] 特に問題なし。 [要倉尾根] 全体的に道ははっきりしており、要所要所に赤テープあり。以下注意点を除き、特に迷う点・危険箇所はない。 ・伐採地から本郷山方面に入り、そのまま直進しないこと。 ・醍醐林道から分かれた最初の尾根を、本宮山に向かい右に下る箇所 →急降下 ・要倉山の先、送電鉄塔の巡視路に向かい下る箇所 →急降下 ・尾根末端、TVアンテナのあるピークからの下り →途中から道不明瞭、急降下 [宮尾神社-ボンゼン山-小津] 589mピークまでは一本道の登り。 尾根上は枝尾根の分岐多いが、地形図を見ながら歩けば基本的に問題なし。注意点は以下一カ所。赤テープ少なめ、所々急な箇所あり。 ・536mピーク(恩方山)の先を、ボンゼン山に向かい左に下る箇所 →赤テープあるが道がわかりにくい。 【以上、地形図とコンパス必携で地図読み可能を前提】 |
写真
感想
中央線、高尾発05:14 下りの始発で藤野駅下車。
藤野駅から歩き始める。
八王子より冷え込みが厳しく、寒さを通り越して痛い。
落合で、栃谷尾根か一ノ尾尾根か迷ったが、登山道入口あたりで明るくなることを見込んで栃谷方面に進む。(これが正解で、きれいな夜明けの富士山が拝めた)
途中、シモバシラの花を見つけ、しばし観察。
それぞれ個性的な形でおもしろい。
陣馬山頂からは360度最高の展望。輝く東京湾の先に房総半島、筑波山、金峰山に赤石岳・・・とはいうものの、寒いので15分ほどで撤退。
和田峠から醍醐林道を登って行き、高岩山から派生する尾根を乗り越すところが要倉尾根の入口、立木に赤テープで「要倉山→」と書いてある。
日差しが暖かくなってきたので、ここで朝食とする。
小さいピークを超えた先で、明るい雑木の尾根を右に下る。ここは赤テープがたくさんあり、迷うことはない。雑木から植林の急な斜面を滑り落ちるように下る。
八王子市の基準点があるピークを越えて、笹の茂るゆるやかな尾根を登ると本宮山(高茶山)である。枝越しに富士山が見える。
本宮山から5分ほど下ると、右手が大きく伐採され、これからたどる尾根がよく見える。
八王子や東京方面の展望も良い。
気温は低いがほぼ無風なので、日差しを浴びて暖かい。
下って登り返した先のピークが本郷山、要倉尾根のルートから外れるが、伐採地から植林の奥の方に少し行ってみる。
要倉山へはさらに伐採地沿いを進む。
伐採地が終わり、一度急に下って573mピークを越えた先が要倉峠、醍醐とくぬぎ沢を結ぶ道が越えている。
峠から登り返すと要倉山 562m、北面が雑木林で、鳥切場あたりがすぐ近くに見える。
要倉山の三角点は、なぜか山頂を少し下った道沿いにある。
三角点を過ぎた先は、北側が大きく伐採されている。伐採地の中に入り込まぬよう、ここも伐採地の際を進む。
道は急降下となり、ここでも滑り落ちるようにして送電線の巡視路に降り立つ。東電の黄色い杭が目印。
次のピークに送電鉄塔があるので、日だまりで一休み。
どんどん下っていくと、TVアンテナが立つ小ピークに出る。
この先、NHKの黄色い杭と、ケーブルを通したコルゲートパイプに沿うように道が付いている。
しかし、途中で道は不明瞭になり、ケーブルは急斜面をまっすぐ下って行く。
竹藪の中を適当に下り、ドコモの基地局が建つ広場に出た。
陣馬街道を下り、宮尾神社に向かう。
宮尾神社の社殿左側の道を登る。
370mのピークは西側を巻く。
特に急な登りもなく、50分ほどで589mピークに登り着く。
ボンゼン山を目指して尾根を東に進む。
小さなコブをいくつか越え、一度大きく下って登り返すと536mの恩方山。
要倉尾根に比べ雑木林が多く、明るい尾根の印象。
恩方山の先で尾根が左右に分かれ、ボンゼン山へは左に進むが、この分岐がわかりにくい。
今日で3回目であるが、またしても入口を捜して少し迷った。
(左側を注意していれば赤テープがあり、このコースの注意点)
ここを過ぎれば、ボンゼン山まで特に迷うところはない。
常緑樹が茂る鞍部を過ぎて、細い尾根をたどればボンゼン山、三等三角点がある。
登る人が少ないせいか、標石に割れがなく、きれいな三角点である。
さらに尾根を下る。
途中、間伐された場所や倒木が多い場所はヤブが濃く、思いの外時間がかかる。
道は最後まで明瞭で、お墓とTVアンテナが建つ尾根の末端に出る。
車道を少し歩いて橋を渡ると小津のバス停であるが、本数が少ないので、そのまま繊維団地のバス停(西東京バスの車庫)まで歩いてバスに乗った。
ボンゼン山の尾根は、標高600mに満たないが深山の雰囲気があり、地形も適度に複雑なので、地形図片手に歩き通すと、そこそこ達成感が味わえる。
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