唐松岳(冬山合宿)
- GPS
- 23:29
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 865m
- 下り
- 424m
コースタイム
9:30 八方池山荘 〜 10:30 第2ケルン
<第2ケルン付近にBC設置>
12:45 BC 〜 13:35 下ノ樺付近(時間切れ撤退) 〜 14:10 BC
■12/30(日)
7:20 BC 〜 7:50 八方池山荘
天候 | 29日:晴れ 30日:雪(強風) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八方池山荘から下ノ樺の積雪は概ね密度が低く柔らかい。 軽装備であればつぼ足で歩行可能だが、重装備ならワカンを装着した方が歩きやすい。 |
写真
感想
12/29(土)【八方池山荘 〜 第2ケルン 〜 下ノ樺 〜 第2ケルン】
八方尾根スキー場のゴンドラとリフトを乗り継ぎ、八方池山荘から唐松岳へ向けて出発します。
尾根上はそよ風程度で快晴。気温は高く、寒くありません。
鹿島槍、五竜、白馬三山がとてもきれいに見えます。
積雪はふかふかですが、山スキーヤーと先行パーティーが付けたトレースがあり、つぼ足で進みます。
しばらく上がるとズボズボ踏み抜くようになったのでワカンを装着。
ワカン装着後は快適な山歩きとなります。
第2ケルン付近にてテントを設置します。
当初は下ノ樺付近での幕営予定でしたが、翌30日以降の天候悪化が予想されていたので、突っ込まず手前で幕営することになりました。
テント設営が完了し、時間は12:45。
翌日以降の予報が悪いので、快晴の今日、タイムリミットを設けて行けるところまで行くことにします。
軽装で出発。
13:30下ノ樺付近に到着。風が少し強くなってきたのでここでUターンします。
14:10ベースキャンプに到着。
12/30(日)【第2ケルン 〜 八方池山荘】
予報通り早朝から荒れ模様です。
相変わらず気温が高く、日本海側の低気圧に南から暖かい空気が入っていると思われます。
尾根上は携帯の電波が入るので、スマートホンで最新の天気図を確認します。
午前9時には日本海側に低気圧が迫り、午後9時には太平洋側に抜けて発達し、冬型の気圧配置になります。
冬型となっても等圧線の間隔はそれほど狭くない様です。
BCに停滞するか下山するかが検討され、下山することになりました。
7:20第2ケルン付近を出発。吹雪の中を下山します。前日のトレースは消えており、登りで刺しておいた竹竿の目印を辿って下山します。
7:50八方池山荘に到着。
今年の合宿は天候に恵まれずに敗退続きで残念でした。
でも、同時期に近隣の山域で、悪天候の中を突っ込んだグループが遭難しているニュースを聞くと、冬山での無理は禁物だと痛感します。
新人shironekoにとってはとても良い経験になったと思います。
諸先輩方、ありがとうございました。
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