中山道 14日目上松-須原-野尻-三留野ー妻籠
- GPS
- 07:10
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 389m
- 下り
- 696m
コースタイム
中山道「寝覚」集落に戻る8:05
8:19小野の滝8:22
8:51倉本駅9:00(トイレを探してうろうろした)
9:50須原宿9:55
10:42大桑駅10:52
11:03道の駅11:10
11:31野尻宿11:40
12:23十二兼駅12:28
13:38三留野宿13:48
13:50南木曽駅(昼食休憩)14:17
14:45妻籠城址寄り道15:00
15:10妻籠本陣前に到着
走れるところは走る。滑るところ、上り坂は歩く。
天候 | 晴れ、最高気温0.8℃ 最低気温-10.1℃ 時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
「中山道」道標に従うと、国道を外れて右へ左へ脇道に入って行く。 三留野の江戸側に「与川」集落経由の中山道案内があるが、行かなかった。木曽川沿いなら2-3kmだが、15匱紊旅堋と書いてあったので。 正月ということもあり、交通量は少なかった。トラックなども少ない。国道横断の場面もあまり危険を感じなかった。 国道歩道は凍結、積雪しており、融けてシャーベットの下に水たまりがあることも。濡れないようにしたほうが良い。この時期、防水性のない靴は避けたほうが良い。 谷間は日照時間が少ないので、天気予報よりも寒いと思っていたほうが良い。耳を含めて頭部は帽子などで保温すること。手袋も必須。 この日はヒートテックのアンダーを一枚足した。動きが制限されるが、暑いということはなかった。上着はファイントラックの下着とヒートテック1枚にウィンドブレーカーで十分だった。 道の駅やコンビニなどが近く、暖が取れる道。駅にはトイレがあるが、紙がなかったり、ボットンだったり、水が出なかったりすることを覚悟する。山のてっぺんでないのであるだけ増しということで。 宿では飲食店もあるが、冬場は営業しているところが少ない。 南木曽駅前もやっている飲食店はなかった。駅近くにスーパーがあるので利用できる。 妻籠の観光案内所で宿を紹介してもらえるようだ。当日よりは予約を取るほうが良い。宿は古い建物なので、暖房や設備などはあまり期待できない。素朴な旅の宿を楽しむのが良い。宿は外国人慣れしていて、意外性がある。 本陣に近い宿を取ったが、お正月料理を出してくれた。栗おこわ、茶碗蒸し、馬刺し、山菜など。イナゴの佃煮は見るだけに終わった。 参考図書 「中山道を歩く旅」(山と渓谷社) 「信州木曽路 中山道を歩く」(木曽観光連盟)観光案内所などにおいてある。1200円。 |
写真
感想
計画を立てたとき、下り坂中心とはいえ、30勸幣紊睚發韻襪世蹐Δと思っていた。しかし「夜明け前」の半蔵さんたちは妻籠から宮ノ越まで一気に歩いている。しかも草鞋で。
1日目に気になる痛みを感じた左の足指は、極力使わず、拇指球で地面から足を離すようにする。滑って足が戻るような路面では、無理に走らない。
最初からゴールをイメージするのではなく、2,3劼量槁犬鬚海覆垢海箸如気がついたらもう妻籠にいた。途中の景色も、住んでいる方々との会話も楽しんだ。1日目の宿が温泉だったのも良かった。じっくりストレッチもして、ダメージとかは感じない。
十二兼駅近くを通るとき、杉の葉などを燃やしていて大変苦しかった。始めは火事ではないかと思った。妻籠城址にも何か燃やした跡があった。途中から煙が上がっているのが見えたところもあり、その煙の量が多いので、ちょっとひっかかるものがあった。筑波地方では、山頂から見るとあちこちで稲わらなどを燃やす煙が上がっていて、裾野がけぶっていたりするのを見ることがあるが、木曽谷だから目立つのかなくらいに思っていた。この答えは、15日目の一石栃茶屋跡にある休憩所で明らかになる。
須原で見た宅配屋さんのトラック、抜きつ抜かれつして、大桑の地蔵堂ですれ違い、野尻辺りまでご一緒した。なんだか心強かった。
妻籠は本陣(横目で見て写真を1枚撮っただけ、公開しているけど寄らず)近くの阪本屋さんに泊まった。楽天でヒットしたからである。旅籠内の資料によると昭和43年以後56年までに増築した建物のようだ。中山道に面した玄関は43年以前建造の旅籠風だが、中は昭和の建築。厳寒期なので、お風呂はちょっと寒かった。8畳の二間続きのお部屋を二つとも使わせてもらって、贅沢だけど寒い。エアコンをガンガン入れるけど、寝るとき消したら、朝は顔がひんやり。北海道で育った子ども時代を思い出す。昔は布団が凍ったもんさ。
大きな大きなお盆に載せてお部屋へ運ばれてくるお食事、贅沢〜。ご主人が外国人慣れしていて「オーケー?」と言うのも、おもしろかった。
現代の旅籠はこれでもレトロなんだろうな。そういう宿が多いらしい。さっさと宿のフリースのパジャマに着替えて綿入れ半纏をまとったら、もう妻籠宿の住民みたい。明日も8時ころ出かけるだろうし、天下の妻籠宿をなんという贅沢さで通り抜けることになるだろう。
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