1日目 ロープウェーを降りてリフト乗り場へ。全然寒くない。黒岳は目の前。
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9/17 8:13
1日目 ロープウェーを降りてリフト乗り場へ。全然寒くない。黒岳は目の前。
黒岳山頂手前。荷物は重いが気分は軽い。ニセイカウシュッペ山頂は雲で見えず。
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9/17 9:24
黒岳山頂手前。荷物は重いが気分は軽い。ニセイカウシュッペ山頂は雲で見えず。
黒岳山頂に着くとぱーっと景色が広がる。大雪に来た実感が沸いた。
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9/17 9:35
黒岳山頂に着くとぱーっと景色が広がる。大雪に来た実感が沸いた。
黒岳石室を経て、赤石川、北海沢を渡り北海岳へ向かう。北海岳への登り途中、これから向かう白雲岳方面を望む。遠い。
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9/17 11:00
黒岳石室を経て、赤石川、北海沢を渡り北海岳へ向かう。北海岳への登り途中、これから向かう白雲岳方面を望む。遠い。
北海岳山頂到着。風が強い。ここからいよいよ縦走路に入っていく感慨あり。
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9/17 11:09
北海岳山頂到着。風が強い。ここからいよいよ縦走路に入っていく感慨あり。
白雲岳分岐への登り。巨岩がごろごろ。道がややわかりづらい所もある。退却する場合に迷わないよう、後ろも見ながら進む。
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9/17 11:46
白雲岳分岐への登り。巨岩がごろごろ。道がややわかりづらい所もある。退却する場合に迷わないよう、後ろも見ながら進む。
白雲岳分岐。小泉岳方面を望む。目安にしていた12時半前にここに着けたので、晴れている今日中に忠別岳避難小屋まで進むことを決める。白雲岳山頂は残念ながらパス。
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9/17 12:03
白雲岳分岐。小泉岳方面を望む。目安にしていた12時半前にここに着けたので、晴れている今日中に忠別岳避難小屋まで進むことを決める。白雲岳山頂は残念ながらパス。
建設中の白雲岳避難小屋が見えた。その向こうに忠別岳。あまりに遠くて不安になる。
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9/17 12:08
建設中の白雲岳避難小屋が見えた。その向こうに忠別岳。あまりに遠くて不安になる。
高根ヶ原分岐。この手前にあるスレート平あたりですれ違った人を最後に、翌日夕方まで誰にも会わなかった。(キツネ1頭、ネズミ1匹を除く)
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9/17 13:21
高根ヶ原分岐。この手前にあるスレート平あたりですれ違った人を最後に、翌日夕方まで誰にも会わなかった。(キツネ1頭、ネズミ1匹を除く)
東大雪の山々が見えてきた。音更山と石狩岳かな。
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9/17 14:13
東大雪の山々が見えてきた。音更山と石狩岳かな。
ようやく忠別沼。夕方前の静かすぎる時間。道北の湿原や沼のほとりでも感じることがある、自分にとっては北海道を強く実感する一時。
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9/17 14:47
ようやく忠別沼。夕方前の静かすぎる時間。道北の湿原や沼のほとりでも感じることがある、自分にとっては北海道を強く実感する一時。
ひいこら登って忠別山頂。誰もいない。風がひゅーひゅー鳴るのみ。雲が増え、やや暗くなってきた。山頂からの下り、左に折れる道が正解のところ、崖沿いの踏み跡に進んでしまい、少し迷った。その最中、横でガサッと音がしてキツネが出てきた。焦った。時間の余裕は心の余裕。今日は白雲岳までにしておくのが正解だったか。
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9/17 15:27
ひいこら登って忠別山頂。誰もいない。風がひゅーひゅー鳴るのみ。雲が増え、やや暗くなってきた。山頂からの下り、左に折れる道が正解のところ、崖沿いの踏み跡に進んでしまい、少し迷った。その最中、横でガサッと音がしてキツネが出てきた。焦った。時間の余裕は心の余裕。今日は白雲岳までにしておくのが正解だったか。
今日の宿、忠別岳避難小屋が遠くに見えてきた。ああありがたい。人の動きは見えない。
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9/17 15:36
今日の宿、忠別岳避難小屋が遠くに見えてきた。ああありがたい。人の動きは見えない。
小屋は見えてからもなかなか近づかなかったが、疲れた足を叱咤激励してようやく到着。ほっとした。水場は小屋前の雪渓。手がじんじんするほど冷たい。浄水器からがぶのみ。体に染み渡るうまさ。
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9/17 16:34
小屋は見えてからもなかなか近づかなかったが、疲れた足を叱咤激励してようやく到着。ほっとした。水場は小屋前の雪渓。手がじんじんするほど冷たい。浄水器からがぶのみ。体に染み渡るうまさ。
小屋は古く、ドアも隙間だらけだが、あるだけで本当にありがたい。トイレもある。
日没後、人を恐れぬネズミが登場し、小屋内を走りまわる。寝ている間に何かかじられたらイヤなので、小屋内にテントを張って寝たが、翌朝、何も悪さはされていなかった。
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9/17 16:54
小屋は古く、ドアも隙間だらけだが、あるだけで本当にありがたい。トイレもある。
日没後、人を恐れぬネズミが登場し、小屋内を走りまわる。寝ている間に何かかじられたらイヤなので、小屋内にテントを張って寝たが、翌朝、何も悪さはされていなかった。
2日目 予報通り雨。小屋では風はなく、シトシトと小雨が降り続く。今日はヒサゴ沼までの3時間半のコースタイムなので、雨の止み間を期待してしばらく待機。静かだ。
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9/18 7:13
2日目 予報通り雨。小屋では風はなく、シトシトと小雨が降り続く。今日はヒサゴ沼までの3時間半のコースタイムなので、雨の止み間を期待してしばらく待機。静かだ。
9時、雨は強くも弱くもならない。見切りをつけて出発。視界は良いが、昨日越えてきた忠別岳も雲の下では精彩を欠く感じ。
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9/18 8:39
9時、雨は強くも弱くもならない。見切りをつけて出発。視界は良いが、昨日越えてきた忠別岳も雲の下では精彩を欠く感じ。
五色岳に登ると風があり、視界も悪くなってきた。気温も前日より低い。化雲岳山頂は視界なし。ヒサゴ沼へはコル経由で行くことにしたが、分岐から50分では小屋まで着けない。コルからの岩場の下りは歩きづらく、重荷がこたえた。ヒサゴ沼もどんより。
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9/18 13:12
五色岳に登ると風があり、視界も悪くなってきた。気温も前日より低い。化雲岳山頂は視界なし。ヒサゴ沼へはコル経由で行くことにしたが、分岐から50分では小屋まで着けない。コルからの岩場の下りは歩きづらく、重荷がこたえた。ヒサゴ沼もどんより。
小屋に到着。雪渓まで水を汲みにいくのは面倒なので雨水で済ませた。今日もだれもいない。
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9/18 13:12
小屋に到着。雪渓まで水を汲みにいくのは面倒なので雨水で済ませた。今日もだれもいない。
ナナカマド。
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9/18 13:14
ナナカマド。
テン場もびしょびしょ。今日はここに張るのは嫌だな。
お茶を飲み、雨音を聞きながら昼寝していたら、4時頃、十勝岳までの縦走の方が到着。27時間ぶりに人に会った。大変お世話になり、また楽しい時間をすごさせて頂いた。
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9/18 13:15
テン場もびしょびしょ。今日はここに張るのは嫌だな。
お茶を飲み、雨音を聞きながら昼寝していたら、4時頃、十勝岳までの縦走の方が到着。27時間ぶりに人に会った。大変お世話になり、また楽しい時間をすごさせて頂いた。
3日目 夜は風雨が強かったが、朝になると雨はやんでいた。しかしこの日は正午頃をピークに暴風の予報。雲も相変わらずどんより。朝、電波の通じるコルの上まで登って予報を見たが、午後まで悪い予報のままだったので、一旦小屋に戻る。
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9/19 6:56
3日目 夜は風雨が強かったが、朝になると雨はやんでいた。しかしこの日は正午頃をピークに暴風の予報。雲も相変わらずどんより。朝、電波の通じるコルの上まで登って予報を見たが、午後まで悪い予報のままだったので、一旦小屋に戻る。
東のほうに晴れ間が見え、ヒサゴ沼にも日が差す頻度が徐々に増えてきた。とりあえず南沼に向かってみることにし、退却することになった場合の時間も考慮して、11時に小屋を出た。
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9/19 11:15
東のほうに晴れ間が見え、ヒサゴ沼にも日が差す頻度が徐々に増えてきた。とりあえず南沼に向かってみることにし、退却することになった場合の時間も考慮して、11時に小屋を出た。
コルまでの岩礫地も、さすがに4回目ともなると慣れてきた。
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9/19 11:20
コルまでの岩礫地も、さすがに4回目ともなると慣れてきた。
縦走路に出た。予報では風がピークの時間帯だが、思ったほど強くない。南沼に向かって進む。ところが、天沼あたりで雨も降ってきた。慌ててカッパを着て、進退を考えたが、風の強さがそれほどでもないため、進むことにした。私がヒサゴ沼を出る前に小屋に到着した人に、翌日再会した際に伺ったところでは、小屋では私のことを心配してくれていたらしい。申し訳ないことをした。この日の判断は間違っていたかもしれない。翌20日は好天の予報だったが、正直なところ、もしも予報が外れたら下山できなくなるとの不安はあった。
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9/19 11:51
縦走路に出た。予報では風がピークの時間帯だが、思ったほど強くない。南沼に向かって進む。ところが、天沼あたりで雨も降ってきた。慌ててカッパを着て、進退を考えたが、風の強さがそれほどでもないため、進むことにした。私がヒサゴ沼を出る前に小屋に到着した人に、翌日再会した際に伺ったところでは、小屋では私のことを心配してくれていたらしい。申し訳ないことをした。この日の判断は間違っていたかもしれない。翌20日は好天の予報だったが、正直なところ、もしも予報が外れたら下山できなくなるとの不安はあった。
北沼到着。天沼からここまでの道のりは雨に加えて濃いガスがかかっていた。岩場では道を見逃したら終わりだと考え、何度も立ち止まってガスの中のペンキマークやケルンに目を凝らしながら歩いた。楽しみにしていた日本庭園の景色やトムラウシの遠望が得られなかったのが残念だった。
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9/19 13:42
北沼到着。天沼からここまでの道のりは雨に加えて濃いガスがかかっていた。岩場では道を見逃したら終わりだと考え、何度も立ち止まってガスの中のペンキマークやケルンに目を凝らしながら歩いた。楽しみにしていた日本庭園の景色やトムラウシの遠望が得られなかったのが残念だった。
北沼で雨がやみ、一瞬見上げられたトムラウシ。17日に望んだ時はとても遠かったのに、いま目の前にある。北沼で水を汲み、南沼キャンプ指定地に向かう。水は冷たいが、手がかじかむほどではなかった。風は夕方になっても弱まらず吹き続けた。
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9/19 13:42
北沼で雨がやみ、一瞬見上げられたトムラウシ。17日に望んだ時はとても遠かったのに、いま目の前にある。北沼で水を汲み、南沼キャンプ指定地に向かう。水は冷たいが、手がかじかむほどではなかった。風は夕方になっても弱まらず吹き続けた。
4日目 トムラウシ山頂のほうからは、一晩中、ジェットエンジンのような恐ろしい風の音が聞こえていた。朝、祈る気持ちでテントから顔を出すと、天気はこのとおり。かなり落胆したが、もし晴れたらすぐに山頂に向かえるよう、支度を始める。
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9/20 6:00
4日目 トムラウシ山頂のほうからは、一晩中、ジェットエンジンのような恐ろしい風の音が聞こえていた。朝、祈る気持ちでテントから顔を出すと、天気はこのとおり。かなり落胆したが、もし晴れたらすぐに山頂に向かえるよう、支度を始める。
思いが通じたか。6時すぎ、にわかに雲が取れてきた。慌ててテントから飛び出して山頂に向かう。
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9/20 6:21
思いが通じたか。6時すぎ、にわかに雲が取れてきた。慌ててテントから飛び出して山頂に向かう。
2日間の雨とガスの後に見る日差しはまぶしすぎる。天国か。
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9/20 6:31
2日間の雨とガスの後に見る日差しはまぶしすぎる。天国か。
疲れる間もなく山頂に到着。最高の気分。
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9/20 6:59
疲れる間もなく山頂に到着。最高の気分。
東大雪。
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9/20 7:04
東大雪。
歩いてきた道のりが見える。
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9/20 7:15
歩いてきた道のりが見える。
キャンプ指定地にも陽が当たっている。
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9/20 7:44
キャンプ指定地にも陽が当たっている。
満喫しました。名残惜しいが、テントをたたんで下山開始。4連休に入り、多くの人が登ってくる。
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9/20 8:49
満喫しました。名残惜しいが、テントをたたんで下山開始。4連休に入り、多くの人が登ってくる。
振り返って見る。とてもいい。
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9/20 9:04
振り返って見る。とてもいい。
樹林帯に近づいた。3日前の層雲峡より紅葉が進んでいるようだ。
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9/20 11:01
樹林帯に近づいた。3日前の層雲峡より紅葉が進んでいるようだ。
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9/20 12:31
短縮登山口への分岐を過ぎると、人はまたいなくなり、最後の静かな山を楽しませてもらえる。森に明るい陽が注ぐ。
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9/20 12:48
短縮登山口への分岐を過ぎると、人はまたいなくなり、最後の静かな山を楽しませてもらえる。森に明るい陽が注ぐ。
さすがトムラウシ。下りも長かった。トムラウシ温泉に着いたときには結構へろへろ。
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9/20 13:47
さすがトムラウシ。下りも長かった。トムラウシ温泉に着いたときには結構へろへろ。
携帯トイレを回収ボックスに入れて、東大雪荘へ。沢水を引いた靴洗い場があってありがたい。4日も歩いた深い山から下りてきたと思ったら、目の前に立派な旅館が現れる不可思議さ。
目の色も変わる。さあ、温泉、ビール、温泉、ビール・・・
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9/20 13:57
携帯トイレを回収ボックスに入れて、東大雪荘へ。沢水を引いた靴洗い場があってありがたい。4日も歩いた深い山から下りてきたと思ったら、目の前に立派な旅館が現れる不可思議さ。
目の色も変わる。さあ、温泉、ビール、温泉、ビール・・・
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