蓼科山 (すずらん峠から往復)
- GPS
- 03:40
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 810m
- 下り
- 810m
コースタイム
天候 | 快晴 森林限界より下は微風〜無風、上は弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・佐久南ICから駐車場までの道は行きも帰りも所々で凍結、滑り止め必須。 ・駐車場到着時(6:15頃)の気温約-10℃、出発時(11時頃)の気温約±0℃。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場から山頂まで、一部を除きほぼ全て雪の上を歩く。歩き始めて最初の急登では、雪ではなく氷がが付いていて、且つ岩が露出していて注意が必要。雪質は全般に締まっていてアイゼンも良く効き歩き易いが、山頂直下はかなりの急坂。山頂付近は風を遮る所がなく、強風の時はつらい。 ・6本以上のアイゼンの使用があると歩き易い。なくても何とかなると思うが、頂上直下の急坂の下りはかなりつらい。 ・ルートは非常に明瞭(高速道路状態)で、道標も完備。大雪直後でなければラッセルの必要はないと思われる。高速道路状態のルートを少し外すと、簡単に膝くらいまで潜る。すれ違いで避ける時は場所をよく見たほうがいい。 ・登山者は大変多く、装備もマチマチ。 |
写真
感想
駐車場に着いた時点での気温は約-10℃、正月でなまった体にはきつい寒さだった。6時15分頃に到着するも、まだヘッドライトが必要な暗さだったので、わざとゆっくり支度をして明るくなるのを待ってから出発した。駐車場からいきなり雪道を歩くが、踏み固められて高速道路のように快適。雪質も硬くも柔らかくもない。歩き始めて10分ほどは全く標高が上がらず、ルートを間違えたか?と思うほど。心配になり始めた頃にようやく登りがあらわれるが、この斜面が岩、雪、氷のミックスで歩きづらい。滑らないように慎重に登る。その後も平坦地と急斜面が交互にあらわれる。斜面は急で、無雪期には岩がちな登山道を歩くことになると想像するが、今の時期であれば、岩と岩の間に雪が入っていて、急傾斜である点を除けばかえって歩き易い。アイゼンを早い段階で付けていれば良かったが、タイミングを逸してしまい、結局山頂までなしで歩くことに。幸い、凍った斜面ではないのでゆっくり登ればこなせる斜面だった。山頂直下まで樹林帯を歩き、そこを越えると露岩地帯に出る。樹林帯を歩く間はほぼ無風でシェルを着て歩いていると暑かったが、山頂付近は風が強く冷たい。山頂の露岩は雪で埋まっていないので、岩の上を歩く必要もあった。以前山頂へ来た際は、濃いガスで展望は全くなかったが、今回は360度のパノラマだった。やはり山は晴れの日に限る、と思った。風は少し強いものの、山頂付近に人の姿はほとんど見られず、静かだった。外輪を小さく一周した後、山頂ヒュッテで休憩しつつ下りの為にアイゼンを装着する。山頂付近の岩場のアイゼン歩行は要注意だったが、下りの急傾斜はやはりアイゼンがあったほうが安定する。登りはダブルストックで通したが、下りはストックでは少し不安なためピッケルに持ち替える。山頂着が9時前と比較的早い時間だったためか、下りでは多くの登山者とすれ違った。この日だけで50人くらい入山しているようだった。この後の時間帯の頂上は大賑わいだろう。なかには大きなザックを背負う人もみられ、テント泊のようにも見えたが、どこにテントを張るのだろうか?駐車場に戻ると、予想どおりにクルマで溢れており路駐も数台見られた。この時期の比較的手軽に登れる雪山として人気なのだろう。
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