空木岳 最後は雨降り
- GPS
- 08:54
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,094m
- 下り
- 2,077m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登行】 ・山頂まで2000mひたすら登る。ペース配分、水、体温調整を確実に。 ・1370mくらいから1500mまで林道ショートカット。 ・大地獄、小地獄は階段と鎖場の連続。手足元を確保できれば鎖を使わなくても登れた。 【下行】 ・山頂から駒岩まで花崗岩の砂礫で滑りやすい。 ・大地獄、小地獄の鎖は積極的に利用した。 |
写真
感想
早い時期から「てんくら」でAだった空木岳に行くことにした。初の中央アルプスで、山頂からの眺望に期待をしていたが。。。
1時過ぎにスキー場最上段の駐車場に到着。既に20台近く駐車されていた。3時30分に目覚ましをセットし、4時出発と予定した。
目を覚ますと、5時20分を過ぎていて周りが明るくなり始めている。やっちまった。久し振りに車中泊で寝過ぎた。サクッと朝食を採り準備を整える。大半が既に出発を済ませているようだ。駐車車輛は30台近くあり満車だ。
駐車場奥の登山口から元気よくスタートする。
今日は、周回もチャリもなしで山頂ピストン一本です。
秋の気配が近づきつつあるが、まだ薄着のシャツで行動できる。遊歩道のような登山道を標高1250mくらいの林道終点まで登る。ここにはトイレもあった。
タカウチ場まで腰丈くらいの熊笹の中を1箇所ショートカットして行くと、池山との分岐になる。池山には向かわず左に進路を取り、30分程歩くと水場があるがスルーして池山小屋を見に行く。あらためて水場まで戻り尻無へ向かう。途中で太陽の陽が差すが高木の樹林帯なので暑くならずに歩ける。しかしメチャクチャ眠い。
九十九折の登山道を登り上げたらマセナギに出る。マセナギって何だろう?と思いながらしばらく歩くと痩せ尾根となり大地獄、小地獄の階段、鎖場となる。大きな岩のスラブが濡れていて嫌らしいが、グリップが打ち込まれているので慎重に通過すれば問題ない。鎖場は手足元のグリップをしっかり利かせれば鎖に頼らなくても登っていけた。
1時間ほど歩き標高2550mあたりで尾根に取付くと、高木がなくなり空が開け視界が出て山頂が見える。程なくするとハイマツ帯になりグッと視界が広がるのだが、ガスで眺望はイマイチだった。前方に見える駒石を目指す。だんだんと近づいてくる駒石はとても大きく、直下からは見上げるような大きさだ。
熊沢岳、檜尾岳はガスに包まれているが、空木岳山頂の視界はクリアだ。花崗岩の砂礫で足元のグリップは良くないが登りは問題ない。
駒峰ヒュッテをスルーして空木岳登頂〜。
山頂標柱で先行者さんに写真を撮ってもらった。ありがとうございます。
寒いのでミドルを着込んで、丁度背もたれになる具合のいい岩に腰を下ろしてのんびりモグモグする。暫くのんびりしていたら眠くなってきた。20分以上昼寝をしてしまった。
さぁ帰ろう。
早歩きで下っていく。大地獄、小地獄の鎖場は積極的に鎖を使用した。
標高2000mくらいまで降りてきた頃に雷鳴が聞こえた。樹林帯の中なので天気が判らなかったが木々の隙間から積乱雲が見えた。若者PTが駆け足で降りてくるので先を譲る。羨ましいほどのスピードだ。
それにしてもお腹がすいてきた。天気も心配だがエネルギーを補給したいと思い水場で急ぎエネ補給する。
さぁ急いで下ろう。駆け足を交えながらガンガン下っていたが、残り15分でとうとう雨に捕まった。もうカッパもザックカバーも付けません。最初は樹林帯で雨は遮られていたが、最後はびしょ濡れになりながら大きな雷鳴と共に下山。
駐車車輛は、まだ多く残っていた。
次回登るときは宝剣、木曽駒まで縦走してみよう。
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