■快晴の【硫黄岳】〜雪煙に襲われて。。。
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- GPS
- 11:00
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,348m
- 下り
- 1,361m
コースタイム
天候 | 快晴 山頂付近強めの風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
3連休でかなりいっぱいでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは美濃戸口の八ヶ岳山荘前にあります。 美濃戸口〜赤岳山荘は、四駆スタッドレス+チェーンが無いと無理です。 赤岳鉱泉まではアイゼン無しで歩けますが、たまに滑る箇所も有り。 |
写真
感想
週末になるといつも天気が悪くなる気がする今日この頃。
それでも三連休の土日はなんとか天気がもちそうなので
月曜日の予定を一日繰り上げた。
行先は先週に引き続きまた八ヶ岳。
他の候補もあったのだけど、とりあえず八ヶ岳の硫黄岳。
冬になると美濃戸まで普通の車では上がれない。
美濃戸口からの歩きになるのでその覚悟がいる。
往復で20劼覆鵑討い弔屬蠅世蹐Α
出発も暗いうちから歩き始めないとダメだし。
鈍った身体に喝を入れるためにも、今回は頑張らなくては。
午前3時過ぎに美濃戸口の八ヶ岳山荘に到着。
駐車場には車が溢れんばかりに止まってる。
三連休だもんなぁ。。。
どうしよう〜、止めるところないかも〜。
色々探し回ってやっと一台分空いてるスペースを確保。
準備をして4時に出発。
去年の3月に登っているので、そのときの行動時間を目安に登るのが目標。
美濃戸口から真っ暗な道を歩く。
雪は締まっていてギュッギュッと音がする。
去年の冬は何度かここを歩いた。
長い長い道のりでイヤな道なのだけど、今回は思いのほか美濃戸までが早く感じた。
あれ?もうやまのこ村?
赤岳山荘の駐車場はまだまだスペースの余裕があった。
四駆ならなぁ。。。
いつか四駆でここまで来てみたい〜。
無人の美濃戸山荘に着いてトイレを借りる。
ここのトイレは結構お気に入り。
北沢からまずは赤岳鉱泉に向かいます。
まだまだ続く林道歩き。
南沢だと少し気分が変わっていいかもしれないけれど、
北沢ルートはまっすぐに伸びる道を黙々と歩いていく。
途中ショートカットがあるので樹林帯に入ると、結構凍結していてやばかった。
下りは使うのはやめよう。使うならアイゼンが要る。。。
林道を歩き終え、橋を渡ってここから登山道らしい道。
アイゼンを付けず、とりあえずストックを出すことにする。
だけど私のストックがなかなか伸びない。
手袋を外して力づくで回すけど回らない。
やっと一本だけ使えるようになったものの、片方はどうしても固くて回らない。
ここでかなり時間のロス。
仕方ないので1本だけ使用する。
どうも凍結してたみたいで、帰りに確認したらちゃんと回って伸びました。
どうもこのストック、たびたびこういうことがあります。。。
沢沿いに締まった雪道を歩いて行く。
北沢はほぼ平坦な道なのでそれほど大変ではない。
それでも出発から3時間近く歩いていると、
シャリバテしてきたのか足取りも遅くなったり。。。
3時間ほどで赤岳鉱泉到着。
人が多いっ。
テントが多いっ。
冬でも三連休は大賑わい。
外の休憩所でシャリ休憩。
今日はカレーパン作ってきました。
あんぱんとどっちがいいか、色々と試行錯誤中。
それからアイゼン&ピッケル装備。
食事と準備に30分ほどかかりました。
硫黄岳へ向けて出発。
見上げると硫黄岳、阿弥陀岳も朝日に照らされてる。
遠くには御嶽山も綺麗に見え、快晴を確信。
1時間ほど樹林帯を登っていると、少々ペースが落ちてくる。
後ろからやってくる人たちに追い抜かれる。
みんなの元気がうらやましい。
小学3年生くらいの男の子が父親と勢いよく登って行く。
ピッケルも持ってて格好もさまになってた。
登山道に陽が差してくるようになると急登になるが、
日差しで少し元気になる。
空が開けると真っ青な空と硫黄岳の山頂が見える。
この青さ、たまらん〜。
横岳、赤岳、阿弥陀岳などがよく見える。
雪化粧が少し落ちてるなぁ。
先週天狗岳から見た時はもっと白かった気がする。
暖かいから融けちゃったのかな。
急登は続くけれど、登山道はしっかりと踏み固められているので歩きやすい。
去年登った時はこの辺りはトレースが消えるほど雪が積もってたなぁ。
あれはあれで逆に燃えて頑張れたのだけどw
今回は結構人に抜かれてるのでペース的にかなり遅いのかも。
でもまぁ天気もいいし、時間のことはあまり気にせず登ろう。
またお腹が空いてきたので眺めのいい所でカレーパンをいただく。
稜線に出てからでも良かったけれど、そこまでもたないw
ガソリン補給後、稜線に出る。
御嶽山はもちろん、立山方面の山たちも綺麗に見えてる。
景色を堪能しながら赤岩の頭へ向かう。
風が出てくる。
耐風姿勢を取るほどではない。
それでも突風に備えてピッケルを持つ手に力が入る。
岩場付近は風で飛ばされて雪が少ない。
風のせいか、カメラもうまく機能しない。
すぐ「バッテリーを交換してください」と出る。
そんなに冷たいと感じないのになぁ。
カメラを温めながら撮る。
そして10時過ぎに硫黄岳登頂。
人は結構いるけれど、風が強いのでゆっくりしている人はいない。
みんな写真だけ撮って下山な感じ。
赤岳バックに ピッケルクロスしたかったのだけど、
雪が無くてピッケルが刺さらないので断念。。。
我々もそそくさと下山。
ケルンのところまで来ると、雪煙に襲われる。
サングラスの隙間から雪の小さな固まりが入って来て痛い。
「痛い〜。」
登りでは追い風だったので気がつかなかったのかな。
そこから先に進めない私。
そんな私に気づかず、ゴーグル装着していた旦那さまはサッサと下りて行く。
無理してでも着いて行こうと思うけど痛すぎる
我慢できない痛さ。
仕方ないので1人でケルンの陰まで戻って、雪煙を避けながらザックからゴーグルを探して装着。
結構パニくって時間かかってしまいました。
装着後は問題なく雪煙の中ゆっくり下っていく。
少しして旦那さまと合流。
しばらくの間、私が後ろからついてきていないのに気づいてなかった旦那さま。
いくら待っても来ないので、滑落でもしたのかと探しに戻って来てくれていた。
赤岩の頭に近づくと風は弱まる。
去年買ったゴーグル、ずっと用無しだったのが今回役に立ちました。
特に風の強い雪山には必携ですね。
持ってて良かった〜。
でも足元が見にくいので岩場など気をつけなくては。
稜線から下る。
あとは問題なくサクサクと。
帰りに硫黄岳名物の尻セードを楽しみにしていたのですが、
雪質が硬過ぎるのと、尻セード用の道を人がショートカットして歩いているので
凸凹状態だったりで滑り下りるのは諦めました。
12時前に赤岳鉱泉に到着。
ここで久々に時計を確認。
かなり時間かかって登って下りたと感じていたのですが、
前回と同じ時間で歩けてました。
なので赤岳鉱泉に寄ってお食事タイム。
行動食でカレーパンを食べたので、名物のカレーは避けて
ラーメンと牛丼にしました。
赤岳鉱泉内も大賑わい。
帰る時に靴を履くスペースを確保するのに大変でした。
外に出てもお天気も穏やかなせいもあって
沢山の人で賑わっていた。
今日は本当に暖かい。
美濃戸口まではサクサクと歩いて帰りました。
途中車に追い抜かれるたびに「乗っけてくれ〜。」と心の中で思いながらw
15時前に美濃戸口着。
予定通りこなすことができて少しは体力脚力が戻ってきたみたいです♪
正真正銘の、超ニアミスでしたね。
私たちが鉱泉に降りてテンバに帰ったのが13:10でしたから。
ま、また、どこかで、お会い出来るでしょう。
また会う日まで、、、雪山トレならいつでも歓迎です。
ではでは。
沢山の人でごった返していたので、すれ違ってても分からなかった可能性もありますねw
赤岳が雪山トレなんて〜。
私たちは雪の赤岳に登るためのトレーニングしなければ。。。。
カンバの出てくる手前でアイゼンつけてたとき抜かれたり前後で追い越させていただいたのmizutamariさんたちですかね。
わかっていれば、もうちょっと楽しめた山歩きだったかもしれません。
帰りは車道のショートカットでスルーしたのかな?
またどこかで〜!
こんばんは〜。^^
稜線に出る前に抜かれてますね。
うだうだ登っててカレーパン食べてた時ですかね?
それにしてもあの時間で横岳、赤岳まで縦走されたんですねー。すごい。
車道のショートカットは下りは1,2箇所しました。
またどこかでお会いできますね、きっと。^^
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