北八ヶ岳、天狗タイムアップ翌日は快晴の蓼科へ
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- GPS
- 10:08
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,420m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
渋の湯 9:50
黒百合ヒュッテ 12:20〜12:30
中山峠 12:38
中山・にゅう分岐 13:05
黒百合ヒュッテ 13:23
渋の湯 14:20
1月18日(金)
スズラン峠駐車場 8:40
蓼科山山頂 12:05〜12:40
スズラン峠駐車場 14:18
天候 | 17日 雪のち曇り時々晴れ 18日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
蓼科山 スズラン峠園地P 無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
17日早朝家を出発して快晴の中央道を走ったのですが、八ヶ岳に近づくと雪に変わり、南諏訪ICを降りたら、湿雪が降りしきっていました。 乾いた雪ならともかく、ベショベショの雪ではやる気も起きず、さらに強烈な眠気に襲われ、コンビニの駐車場でホットドリンクを購入して1時間ばかり仮眠。 やっと雪がやんだので渋の湯に向かうも、湯みち街道はかなりの積雪があり途中乗り捨てられた車が道の中央にあったり、わりあい苦労しながら進みましたが、渋辰野館から先には車の轍の痕さえなく、立ち止まってしまいました。 当方4WD車にて行けなくはないとは思ったのですが、一人ではスタックしたとき立ち往生するしかない。ずいぶん迷いましたが、少し戻ったところの路肩に除雪車用の駐車スペースが広く空いていましたので、そこに停めて歩くことにして、準備にかかったところで、渋の湯から車が一台下りてきました。 ラッキーとばかりに、車を発進、やっとのことで渋の湯まで到着できました。 でも、もうすでに、9時半でしたね〜〜(笑) 天狗はもうこの段階でムリでしょうけど、空も少し明るくなってきたので行けるところまでだけ行ってみようかなと歩きはじめました。 雪はふかふかに積もっていましたが、ここはしっかり踏み跡がついているため、さほど沈むこともなくアイゼンだけで歩いて行けました。 黒百合でやめようかなと思ったのですが、先の稜線が見えてきたのでもう少し進んでみることにしました。 中山峠まで行き、天狗でなく中山展望台に行ってみようかなと思いそちらに進みましたけど、トレースが無くラッセルであまり進めずにゅうとの分岐のところで設定時刻の13時になり、引き返すことにしました。 山中では下山途中の黒百合ヒュッテの従業員とすれ違ったくらいで誰にも会いませんでした。 静かな静かな山旅でした。 一旦下山し、この日は茅野駅近くのビジネスホテルに一泊しました。 シングル4300円(職場の宿泊補助3000円を使って実質1300円です、ネカフェより安い^^) 天気の様子を見て、翌日は晴れ、しかも午後のほうが良いとふんだので、翌朝は遅めにスタート、蓼科を目指しました。(朝起きて山方向真っ白なら瑞牆山まで戻ろうと思っていた) 向かう蓼科の山頂はガスに包まれていましたが、晴れる確信があったのでスズラン峠に向かいました。 茅野市街を出るとずっと雪道でした。 ビーナスラインを4WD,Low,40kmでトロトロ走ってスズラン峠へ。 スズラン峠Pは10台くらいは置けるかな?ざくっと除雪はしてありましたがあまりフラットな状況ではなかったです。 (土日はもっときれいに除雪してくれるのかもしれません) 登山口は駐車場内にあります。 トイレ等はありませんでした。 最初は緩やかな樹林帯、いったん急登を登りきるとまたフラット、それからガッツリ急登を頂上までです。 頂上直前の樹林帯までは風はわりあい防げますが頂上部は強風でした。 樹林帯の中で着衣を整えましょう。 足元はアイゼンの方とスノーシューの方が半々でした。 アイゼンは前歯付のモノを・・・後半の急登では前歯も駆使しないと後ろにズルズルスリップしそうな雪でした。 山頂直下はモフモフとふき黙っている場所がありアイゼンだけでは多少ラッセルを強いられますがなんとかなる感じ。 山頂周遊は雪がとばされ薄いし、クラストしており、アイゼンで歩けなくはないです。 (時々モナカで踏み抜きますけど) 下りは前半はほとんどシリセードで降りられます。 ヒップそり持参の方が多かったです。 私は途中まで歩きましたが、バカバカしいのでビニールシートでシリセードしました。かなりスピードが出ますが、ボブスレーコース様になっているので飛び出して滑落は無いでしょう。 後半の急登は岩がところどころ出てますのでシリセードはやめたほうがいいですね。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
行きたいと思っていた蓼科山に行ってきました。
ここは相性が悪い山なのか今まで二回(夏に)登ってますがいずれも真っ白のガスの中。ここからの八ヶ岳が見たいな〜〜〜という私の願い、遂に叶いましたよ〜〜。
うれしいです、とってもうれしいですね〜〜
午後のほうが晴れるとふんでいたんで、登山口に着いたのは8時半でしたが、同時に到着した男性3人のパーティは「西穂に行こうと思って松本で降りたんですけどね〜〜北ア方面真っ白でこちらが晴れてたから引き返してきました」とのこと。そりゃあそうだ、今日は晴れの限界は八ヶ岳でしょ お兄さんたちエライ!!
少し先にスタートした私は、静かな静かな登山道を楽しめた。
半ばで降りてきたお兄さんとすれ違う。
「山頂寒くていられなくてすぐ降りてきました」とのこと
森林限界手前で衣替えをしていたら、スノーシューのお兄さんに抜かされた。
でも、この兄さんもすぐ降りてきた。
「雪が深くてアイゼンだけじゃ無理ですよ」
そうか〜〜ザックの中のワカン君の出番かなあ???と思いながらそのまま先に進んだ。
お兄さんのスノーシューのトレースをたどっていったせいか、たしかに吹き溜まってる部分はあったが、20mばかりの距離、膝ラッセルくらいで抜けられた。
山頂まで出ると風でとばされて雪は浅い。
風は強いけど耐えられないほどではない。
それよりも、ものすごい風景に圧倒された。
広い広い岩の平原は異次元空間のようだった。
さらにその周りに広がる360度の大展望。
宇宙飛行士になったかのような気分で山頂を周回。
すごかったなあ・・・・
大感激の世界だったよ。
どうしてこんなに美しいんだろう!!
前日、天狗はザンネンだったけど、いいよ、また来ればいいさ。
満足を胸に帰宅するよ。
しかし、平日の雪道。
女一人で来るもんじゃないなあ〜〜〜〜
スタックしたらどうするよ〜〜〜(笑)
うん、ワタシ、一応雪国生まれの雪国育ちだからまあ、いいんだけどね。
16日から17日にかけての積雪で道は結構ひどかったです。
茅野市街でも雪道だったもの。
ふう、雪山には行きたいけどアプローチは大変。
ジレンマだなあ。
降雪後の平日は、トレース期待できないので
姐さん、そりゃ、大変だったでしょう
でも翌日は晴れた蓼科
縄文の湯
ウチは今日はちょっと
P.S三つ編帽子の使い方、妻が「これいい〜
早速真似させていただくそうで、御礼をば。
こんばんわ
全くぅ〜〜
週に何日
木〜金 山で、土曜日仕事で、レコ
蓼科山と今回は相性があったよーで、良かったですね ぇ
宇宙飛行士・・ん〜、そんな気分かも。。
ど〜も〜
蓼科山の写真ホントに異次元みたいだわ〜
ぬくぬくの部屋で写真を見てると、
風の強さがイマイチわからないけど、
きっと凄い事になっているんですよね
ビジネスホテルの一人酒盛り、いいですいいです最高っす
ビジネスホテルは「◯ート・◯ン」ですか?
ペンさん
ここはトレース消えかけてても、もともと下がしっかり踏まれてるので、さほど苦労はしませんでしたよ。
誰にも会わない山は・・・
はっきり言って「大好きだ〜〜〜
ペンさんそんなに目が悪いの?
私と会うときは、絶対コンタクト外してきてね〜〜
ぴかちゃん
ふぉふぉふぉ・・・
だから、まさかのビジネスホテルにしたのさ〜〜
いいね〜〜
ものすごくくつろげたわ〜〜〜
10時から5時半まで爆睡した〜〜〜
疲れがスッキリ、クリアになった。
ケロさん
風、降りてくる人がおどすから、どんだけ〜〜と思ってたけど、それほどでもなかったの。
まあ、時折爆風吹けばホワイトアウトだけどさ〜〜
普通に立ってられる程度だったからたいしたことないよ。そんなに寒くもなかったし・・・
酒盛り、いいでしょ〜〜〜
ビジホは一番安いところで検索したから、ノーブル茅野というラブホみたいな名前のところだった〜〜
ホールにあった漫画、なぜか「美味しんぼ」読みふけってしまった〜〜
完全におっさんやん
蓼科山で会うチャンスは無くなってしまいました〜
ざんね〜ん
天狗岳は残念でしたが蓼科山の群青色の宙色が美し過ぎる〜
ビジネスホテル、我々が泊まったところも大浴場付だったので
一緒かなと思いましたがちょっと違いました。
蓼科山情報ありがとうございます。
ヒップソリ、絶対持っていかなきゃだわさ
蓼科行くんですね
ひょっとして今日行った?
すごく気持ちのいい山だった。
ヒップそり持ってまた行きたいな。
ビジホはまりそうです。
冬の週半ばに車中泊なんかしちゃうと、あと仕事行けなくなりそうだもの〜〜
(いつでも行きたくないくせに
こんにちは。
蓼科は夏山に行きましたが、やっぱり雪山は別もんですね〜山頂直下は厳しそう。
好天に恵まれて最高の景色ですね。
とっても羨ましい〜
八方面を狙っていたけど今週は抑えめハイクにしました。
一粒で2度美味しい感じのレコですね
天狗の雪景色も冬山の雰囲気出てていいですよ
誰もいない風景が好きってさすがですね
うちは人がいないとなんだか不安になってきます…(^_^;)
carolさん
いえいえ、蓼科は山頂直下まで樹林帯で風も防げるし、お気楽に行ける冬山ですよ〜〜
ハードに飽きたら、お口直しにどうぞ
景色最高
しかも、下山楽々
キャットさん
また忙しかったのかな?
写真見るときれいだけど、行くにはやっぱそれだけ大変だよね〜〜
今度、みんなでワイワイきれいな景色見ましょうね
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