笠ヶ岳・笠新道日帰りピストン
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- GPS
- 11:43
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,413m
- 下り
- 2,411m
コースタイム
- 山行
- 10:52
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 11:39
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
長い距離をまた歩けるようになりたい、今年の目標は黒部五郎岳の日帰り。ワンクッション置くために、火打山でも登るかと画策。でも、週末、日本海側から崩れる予報なので、比較的南側の山に。
何年か前に、1回笠ヶ岳登ったが、それ以来行っていない。左俣林道含めると距離が長いが、そこを差っぴくと16kmくらい?常念くらいかな、と考えて選択。ネットで調べると今年は山荘がコロナで休業、テント場も使用禁止とのこと。
前日の金曜日は快晴だったので、本当は会社休んで来たかったが、そんなわけにもいかず、土曜日の深夜2時に家を出発、3時ごろに現地到着。有料の駐車場使うつもりが・・・満車。仕方なく、鍋平の無料駐車場へ。予定外。
最初から躓きながら、登山開始。久しぶりに暗い道をヘッドライトで歩く。左俣林道歩いているときは、それなりに人と出会うので、それほど心配はない。が、笠新道の分岐から登り始めると、人が急に減る、というか居ない。まあ、山荘が閉まっているのだから日帰りせざるを得ないので、健脚な人しか入らないか・・・・。前回、ここ登ったとき、「昨日熊がでたらしい」と聞いていたのを思い出し、熊鈴をいつもより元気に鳴らしながら登る。相変わらずの急登でつらい。
5時半過ぎると明るくなり始め、穂高、槍が見えるようになり、気分があがる。まあ、快晴、とはいかなかったが、十分な景観だった。これだけでも来た甲斐あったな、と。
そのあとひたすら急登を登る。先週の常念岳と総標高差はかわらなかったような気がするが、こっちの方が圧倒的に急なので、足へのダメージが倍以上・・・・
何とか杓子平まで到着。景色が一気に開け、前回の記憶が蘇る。いや、この景色、すばらしい。この山、良いよ・・・と一人で感動。
ただ、天気がだんだん不安になってきたので、さっさと登る。抜戸岳までの登り、開けていて気持ちが良いが、やはり急な登り。しんどいです。前回は雷鳥いたのに、今回は遭遇せず。人も少ないので会えるんじゃないか?と期待していたので、残念。
稜線まであがると、北の薬師岳、水晶岳、鷲羽岳なども見渡せすばらしい景観だった。また、稜線からの笠ヶ岳、杓子平から見た景色とまったく違う。遠近感があって、すばらしい。ただ、この稜線あるき、ここまでの急登で足を使ってしまった体にはアップダウン、つらいです。
笠新道から登ってくる人は少ないですが、双六方面からは人が結構来ていたので、この稜線は人がそこそこいました。
テント場、山荘は完全に閉まっており、人の気配が希薄でひっそりした感じ、というか寂しい感じがしました。また、にぎわうことを期待しましょう。
山荘から最後の登りを終えて山頂へ。正直、遠かった、という印象。こんなに遠かったっけ??前回登っていたときの体力が恨めしい。
足が8割方終わってしまっていたので、コーヒー入れながら一休み。これでかなり回復できました。休憩していると、ときどきガスが上がってきて、真っ白に。でも、すぐに抜けて、また景色がもどる、ということの繰り返し。
正直、明日は雨模様なので、早めに下山することに。といっても、足が終わっているのでスピード出ませんでしたが・・・
やはり、下りでは足にダメージきまくり。つらい。年配の方では、日帰り、つらいでしょうね・・・百名山ですが、ここを攻めるのは来年以降にした方がよさそう。
何とか新穂高登山指導センターまで戻り、下山届け提出。でも、ここから鍋平まで最後の歩きが待っている。特に、最後のアスファルトの登り、拷問かと思いました。
天気はすっきりしなかったですが、景観は十分楽しめたし、トレーニングも出来たし、満足。
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