オジカ沢
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- GPS
- 12:26
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 1,447m
コースタイム
- 山行
- 12:18
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 12:26
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 湯テルメ谷川 http://www12.wind.ne.jp/tanigawa-onsen/yuterume.htm 諏訪峡 https://tabelog.com/gunma/A1003/A100302/10004691/ |
写真
感想
会の先輩と沢登りへ。
taka10さんと毎年恒例10月谷川沢登りシリーズ。
1年目西ゼン、2年目笹穴沢、3年目鷹ノ巣c沢ときて、今年はオジカ沢へ。
オジカ沢になった経緯としては、去年鷹ノ巣c沢の下山で中ゴー尾根を下りていたとき、隣のオジカ沢がとてもカッコよく見えたので。グレード的にも鷹ノ巣c沢が3級なので、4級のオジカ沢は1年後の目標に据えるには背伸びしてるくらいで丁度よいだろうということで。
オジカ沢、日帰り4級。
ヒツゴー沢隣りで概念は似ているが、2級のヒツゴー沢よりも大きな滝をいくつもかけ、行動時間も長い。ネットで記録を漁ってみると、下山遅れ記録がどんどん出てくる。。。夜中下山とかも何個もある。。。
雪渓処理があるとさらに難しくなるようだ。さらに日帰り沢で4級がついているということはかなり悪いんだろうと予想した。前週に水無川真沢をこなしていたが、泊まりで4級だったので。
takaさんとは8月に楢戸沢〜会津朝日岳をやってプレトレはばっちし。それ以外にも今年は去年よりも遡行グレードの高い沢を入れて、調子を上げておく。そして、極めつけに前週に真沢に行かせて貰い、なんとか仕上がった。
天候判断的には台風の影響で土曜は沢入れるコンディションでなくなり、日曜のみ天気が持ちそうかなといった感じになる。土曜で降って増水しているだろうし、コンディションは良くないだろうが、スラブ沢だから水の引きも早いだろうし、直前で確認した降水量もそれほどだったので、オジカ沢遡行を決める。日曜なので下山遅れは許されない。覚悟を決める。
前日、みなかみで前泊。朝方谷川温泉へ移動。5:00発。二俣まで登山道歩きだが、沢沿いあたりで去年よりも道が荒れていた。二俣手前で登山道を辿るのが面倒になり、入渓。
谷川本谷との二俣とヒツゴー沢との二俣があるが、明瞭な方に入っていくと自然にオジカ沢へ惹き付けられる。
最初の連爆帯はセオリー通り右岸巻き。
意外と踏み跡明瞭。
その後、ひとつ悪い滝を挟んで、歩きやすくなり、広河原へ。
スケール大きくてよいが、天気くもりで微妙。。。
その後遡行していくと、40m大滝へ。予想通り記録よりも水量多め。リードジャンケンでtakaさんリード。出だしシャワーで、その後右壁を登る。掘椶らい?45mスケールくらい。
その後、80mチムニー滝。次は自分リード。
右壁登る。これも簡単。35mくらいでいったん切る。その後、takaさん2ピッチ目で抜け口まで。
ロープしまって登攀再開。
その後はロープ出さず、登ったり巻いたりを繰り返しつつ、登っていく。
登攀は簡単なものが多かった。
15m滝のある二俣の巻きが少し悪かったが、チェーンスパイクあれば、まぁ難しくない。
意外とサクサク登っていき、三俣まで達する。
takaさんとは、あれ?もう終わりそうじゃね?って感じになり、テンションダウン。。。
一気にペースダウンとなり、その後はグダグダ詰めていく。。。
オジカ沢ノ頭には13:30着。
早めに抜けられて良かった。
その後は中ゴー尾根を下って、下山。
17:30下山、12.5時間の沢登りでした。
・まとめ
なんか意外とあっさり終わってしまったというのが正直な感想。でも、今年目標としていた4級沢オジカ沢、無事に遡行できて良かった。
1年目、雨の西ゼンで力不足を思い知り、2年目笹穴沢で苦戦しつつも谷川の沢の素晴らしさを味わい、3年目の鷹ノ巣では余裕が出てきて、4年目のオジカ沢では問題なく遡行できた。決して自分の成長スピードは早くなく、むしろ遅いと思う。でも、安全マージンを大切にしながら、自己顕示欲でなく、自己満足こそを大切にやってきた結果だとしたら、ゆっくり積み上げていくのも悪くなかった。
そして、まだまだ足りないところはいっぱいだ。特に登攀力をもっと鍛えないと。
先輩がちゃんとモデルケースを示せないと続いてくる後輩も現れない。自分自身がどんどんチャレンジしていく背中を見せないと。
会にそのジャンルの下地があるかどうかは大きな問題だと思う。
かといって続いてくれる後輩が現れなくても残念がってはいけない。本当に行きたいかどうかはどれだけ行動に示してくるかでわかる。そこに達しない人は結局口だけなんだから、そもそもそこまでやりたい訳ではないと思っている。結局沢のCLは育てるものではなく、勝手に育ってくるものなんだろうなと思う。
とか偉そうに言うわりにあいつよえーなって言われないように頑張らないとな。笑
来年は一ノ倉沢本谷〜4ルンゼかなと下山しつつ、takaさんと話した。こんな風に来年の目標の話ができるって幸せな事なんだろうとしみじみ。さらにギアをあげてかないと。
takaさん、仕事忙しいところ今年も付き合って頂いてありがとうございました。
あまり痺れる登攀させられなくてすみません笑
来年もよろしくお願いしますねー
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