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Yamareco

記録ID: 2642425
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

台風一過、絶景の稜線(千畳敷 ~宝剣岳 ~空木岳)

2020年10月11日(日) ~ 2020年10月12日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:54
距離
19.7km
登り
1,248m
下り
3,036m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:09
休憩
1:31
合計
7:40
距離 8.6km 登り 836m 下り 991m
7:21
34
7:55
7:56
4
8:00
8:09
18
8:27
8:45
22
9:07
9:08
3
9:11
14
9:25
9:30
6
9:36
41
10:17
10:28
57
11:25
12:00
82
13:22
13:30
64
14:34
14:37
24
2日目
山行
4:49
休憩
1:18
合計
6:07
距離 11.1km 登り 411m 下り 2,057m
6:03
82
7:25
7:51
6
7:57
22
8:19
8:41
12
9:25
12
9:37
4
9:41
9:45
26
10:11
10:18
3
10:21
10:22
17
10:39
10:51
19
11:10
11:15
14
天候 晴れ☀ずーっと晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
稜線は浮き石が多く、注意必要。ハシゴ・鎖はなどよく整備されているので危険箇所は少ない
雨量規制解除後、一番乗りで林道へ。
しらび平駅のドア開く前に到着
雨量規制解除後、一番乗りで林道へ。
しらび平駅のドア開く前に到着
7:00の始発ロープウェイに先頭で乗車
3
7:00の始発ロープウェイに先頭で乗車
紅葉が美しい
千畳敷からは、南アルプスや富士山が。
3
千畳敷からは、南アルプスや富士山が。
台風一過の澄んだ空気がお出迎え
台風一過の澄んだ空気がお出迎え
先ずはココを目指します
先ずはココを目指します
おぉ〜晴れてる☀晴れる☀
おぉ〜晴れてる☀晴れる☀
乗越浄土到着。ピーカン&無風
乗越浄土到着。ピーカン&無風
僕らの期待と同じくらいパンパン
2
僕らの期待と同じくらいパンパン
ヘルメット装着して、いざ宝剣岳へ
2
ヘルメット装着して、いざ宝剣岳へ
宝剣岳山頂
多分今日2番目の到着
2
宝剣岳山頂
多分今日2番目の到着
極楽平に向けて下ります
2
極楽平に向けて下ります
極楽平からは稜線歩き。
2年間思い焦がれた稜線を進みます
2
極楽平からは稜線歩き。
2年間思い焦がれた稜線を進みます
天気上々
気持ちいい〜
絶景の稜線
1
気持ちいい〜
絶景の稜線
登っては下り、下っては登りを繰り返して
1
登っては下り、下っては登りを繰り返して
檜尾岳到着
ココでお昼。少しガスが入ってきた
檜尾岳到着
ココでお昼。少しガスが入ってきた
次は熊澤岳。アップダウンの繰り返しで結構キツい
次は熊澤岳。アップダウンの繰り返しで結構キツい
今日最後ピーク。東川岳へ
今日最後ピーク。東川岳へ
東川岳山頂到着
明日登る、空木岳への登り。
ここもキツそう
2
明日登る、空木岳への登り。
ここもキツそう
木曽殿山荘に向けて下ります
木曽殿山荘に向けて下ります
今年最終営業日の木曽殿山荘
予約客は僕らのみ。途中バテて予定地まで辿り着けず急遽宿泊の2人組が加わり、お客さん5人
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今年最終営業日の木曽殿山荘
予約客は僕らのみ。途中バテて予定地まで辿り着けず急遽宿泊の2人組が加わり、お客さん5人
木曽殿山荘から朝焼け
3
木曽殿山荘から朝焼け
スタート時はガスガスだったけど、晴れてきた☀
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スタート時はガスガスだったけど、晴れてきた☀
槍穂さん、おはようございます
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槍穂さん、おはようございます
空木岳山頂到着
お約束ポーズ
台風を追いやってくれた、てるてる坊主様
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台風を追いやってくれた、てるてる坊主様
ここから先は、標高差2200mの激下り
2
ここから先は、標高差2200mの激下り
振り返って空木岳
こっち側穏やかな山容
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振り返って空木岳
こっち側穏やかな山容
駒石。巨大
誰もいないから遊び放題
順番に登っては記念撮影
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駒石。巨大
誰もいないから遊び放題
順番に登っては記念撮影
駒石、遠景
樹林帯に入ると紅葉🍁美しい
1
樹林帯に入ると紅葉🍁美しい
食ったら死ぬでぇ〜感満載の🍄
1
食ったら死ぬでぇ〜感満載の🍄
菅の台BCまで下山
先ず汗を流して
菅の台BCまで下山
先ず汗を流して
明治亭で腹ごしらえ
2
明治亭で腹ごしらえ

感想

行って良かった。スゴく良かった。

この山行は2年前からスタートしていた。2018年夏に北ア燕岳に行って、次の花崗岩の山は空木岳に決めた。その秋は小屋の予約取れず。金峰山 ~瑞牆山へ(実はココも台風で日程変更して)
2019年は9月末に小屋を予約するも台風で山行中止。
そして今年、メンバーのスケジュールから図らずも木曽殿山荘の今季最終営業日を予約した。

山行3日前木曜の朝、小屋のご主人から突然の電話。「台風が接近しており、土日の予約はあなた達以外全部キャンセルなんだか、どうしますか?」と。
台風の予想進路とメンバーの意向確認して午後電話するも「晴れても台風の吹き返しの風で稜線は歩けませんよ」と冷たいアドバイス。
とりあえず「前日土曜日午前中に返事」と言う事で了承を得て電話を切った。

そして土曜日朝、翌日は台風一過。3200m付近の風も2m程度の予報。これなら行ける!
若干緊張しながら小屋に電話を入れる。電話口はなんと息子さん。あっさり宿泊OKを貰った。
うきうきで準備をしていると、今度は予約しているタクシー会社から電話。「菅の台BCからしらび平までの道が雨量規制で通行止め。規制解除が翌朝6:00の見込み」との事。
それでも行くしかない。なかなか雨が上がらない土曜日の夜、毎日あるぺん号に乗車し駒ヶ根に向け出発した。

【1日目】
バスは定刻前4:10に到着。しらび平行きのバス停には既に長蛇の列。
大人だから金で解決。僕らはタクシー予約済み。雨量規制解除まで案内所のベンチでのんびり過ごす。
規制解除の一報と同時にタクシースタート。先頭で規制ゲート通過。しらび平に一番乗り。始発ロープウェイに乗車。
計画より1時間遅れての到着。なので木曽駒ピストンはカットして、7:20千畳敷をスタート。先ずは宝剣岳へ。乗越浄土~宝剣岳~極楽平までは鎖場の連続で緊張が続く。
そこから先は、思い焦がれた稜線。台風一過で澄んだ空気、秋の高い空、白い雲、紅葉の山々、そして遠く富士の峰。全てが美しい。全てが楽しい。
ところが、登っては下り、下っては登りの繰り返しに体力は削がれ、最後のピーク東川岳では、「木曽駒ヶ岳カットして正解」と心底思った。

HPを使い切って木曽殿山荘に到着。予約の一件もあり扉を開く瞬間がこの日一番の緊張する場面だった。
チェックインを済ませ、電話でのやり取りへのお礼とお詫びを。意外にも和やかな雰囲気。もう1組急遽宿泊が入り今日のお客は5名。
素泊まりだったけど、ご主人もテレビ見ながら晩酌されていて、ワインのご相伴もさせていただきました。

【2日目】
4:40起床ゆっくり朝食と身支度して、ご主人へ御礼を言って、1時間前倒しの6:00に出発。
ガスガス&強風で急登に向かう。30分もするとガスが切れ山々が姿を現す。
宝剣岳から昨日歩いて来た稜線はもちろん、槍穂、富士山、更には遠く白山まで見える。
きれい過ぎる。見惚れて前に進めない。空木岳山頂でも南駒ヶ岳や八ヶ岳に見惚れ、のんびり過ごす。
さぁこれからは2200mの標高差を一気に下る。
と思ったら駒石。他に誰もいないのをいい事にジャングルジム状態。山頂と併せてすっかりマージン使い切って、計画の時間になってしまった。
順調に歩を進め、計画より若干早く菅の台BCに到着。

こまくさの湯で汗を流し、ビールで無事の下山を祝し、明治亭のソースカツ丼で栄養補給して、高速バスで帰京中。

【雑感】
困難を乗り越えたその先に歓びはあった。とはやや大袈裟だが、天気、景色、同行のメンバー、お世話になった木曽殿山荘のご主人、全てが良かった。
本当に歓びが大きい。
また個人的にもレイヤリングや食糧計画、この山行の為に購入したカタダインの浄水器など、どれも完璧だった。
出発まで一筋縄では行かない事が多かったけれど、振り返ればそれも歓びへのスパイスか?
とにかく「行って良かった。スゴく良かった。」

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