紅葉の裏岩手縦走（八幡平〜岩手山〜七滝登山口）

2020年10月03日(土) ~ 2020年10月04日(日)

• GPS: 14:08
• 距離: 46.0km
• 登り: 2,254m
• 下り: 3,214m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:27
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:53

距離 20.7km 登り 864m 下り 1,122m

11:18 八幡平山頂レストハウス
11:22 11:23 見返峠
11:38 11:42 八幡平
11:46 11:49 ガマ沼
11:52 11:53 陵雲荘
12:05 源太分かれ
12:18 12:19 見返峠
12:23 鏡沼分岐
12:27 12:29 八幡平山頂レストハウス
12:37 12:38 裏岩手縦走路入口
12:44 藤七温泉分岐
12:51 畚岳分岐
12:56 畚岳
13:00 畚岳分岐
13:22 諸桧岳
13:36 石沼
13:45 前諸桧
14:07 嶮岨森
14:30 大深山荘
14:33 14:36 大深山荘の水場
14:38 14:40 大深山荘水場まで0.2km道標
14:43 大深山荘水場まで0.4km道標
14:52 大深岳分岐
14:56 大深岳
15:02 八瀬森分岐
15:21 15:26 小畚山
15:37 ニセ小畚
15:41 15:42 三ツ沼
15:54 15:56 三ツ石山
16:11 三ツ石山荘

2日目

• 山行: 8:27
• 休憩: 0:47
• 合計: 9:14

距離 25.3km 登り 1,392m 下り 2,113m

5:34 三ツ石山荘
5:59 大松倉山
6:52 犬倉分岐
7:11 7:13 犬倉山
7:23 7:24 犬倉山水場
7:54 姥倉分岐
8:06 黒倉山分岐
8:20 切通し
8:44 8:46 鬼ヶ城西
9:02 9:04 割れ岩（仮称）
9:47 9:48 鬼ヶ城分岐
10:02 10:03 不動平避難小屋
10:05 不動平
10:39 10:42 岩手山
10:45 焼走り分岐
11:04 11:11 平笠不動避難小屋
11:29 11:32 米倉
11:54 道標（お花畑まで１キロ）
12:06 12:08 御釜湖前
12:10 12:16 御花畑分岐
12:41 12:42 大地獄分岐
12:53 13:02 切通し
13:08 13:10 大地獄分岐
13:30 13:35 湯華採取跡
13:53 一服峠
14:14 七滝
14:21 七滝コース最短登山口
14:41 岩手山七滝登山口
14:48 ゴール地点

天候

初日：曇のち雨、2日目：雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

高速夜行バスと路線バスで移動
■往路
高速バス：池袋(23:59発)〜盛岡駅(06:55着)
路線バス1便目：盛岡駅：6:54〜八幡平：9:10 ← 乗車できるか微妙なところ
路線バス2便目：盛岡駅：9:10〜八幡平：11:00
■復路
高速バス：盛岡駅(23:20発)〜バスタ新宿(07:00着)

路線バス時刻表：http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/19076/

コース状況／危険箇所等

基本は平坦な登山道、鬼ヶ城周辺は岩場のトラバースが多い。岩手山の周回は台風並みの強風が吹き荒れる。七滝コース入口の大地獄谷はザレ場で滑落注意。

その他周辺情報

八幡平は殆どの下山路の近くに温泉がある温泉天国。
七滝登山口から2km以内の八幡平温泉郷の森乃湯で汗を流しました。

写真

10/3 8:22

古いバスが使われています。岩手は物を大切にする

10/3 9:50

アスピーテ

10/3 9:53

マスカット安っ
買いたかったが、これから登山

10/3 9:53

ぶどう安っ
帰りに寄ろう

10/3 11:09

八幡平バスターミナルに到着

10/3 11:09

10/3 11:10

10/3 11:14

バスターミナルを振り返ります

10/3 11:21

鏡沼、うむ確かに

10/3 11:22

10/3 11:24

めがね沼

10/3 11:25

2つありました

10/3 11:31

八幡平に到着
殆ど水平なハイキング道を歩くので感動は無い

10/3 11:32

10/3 11:33

10/3 11:33

10/3 11:37

ガマ沼かな

10/3 11:40

八幡沼が見えます
八幡平周辺では一番多きい沼です

10/3 11:42

10/3 11:44

凌雲荘の中を確認

10/3 11:44

10/3 11:45

八幡沼を周回します

10/3 11:53

綺麗な湿原、木道もしっかり整備されています

10/3 11:59

楽しい散策もあと少し

10/3 12:00

10/3 12:09

見返り峠手前、トイレも整備されています

10/3 12:11

ガスで全く眺望は得られず
晴れていたら、月山や鳥海山も見渡せると。。。

10/3 12:22

バスターミナルから登山道に向けて少し南下します

10/3 12:30

ふむふむ、平坦ですね

10/3 12:34

荒天なら、風が強そう

10/3 12:36

眺望は無くなったが、登山道の紅葉も綺麗

10/3 12:38

赤と

10/3 12:38

黄色と

10/3 12:47

少し寄り道して、畚岳（もっこだけ）に到着

10/3 12:50

形の良い紅葉

10/3 13:08

10/3 13:14

諸桧岳（もろびだけ）

10/3 13:28

石沼

10/3 13:29

10/3 13:32

見た目ほど歩き難くはない

10/3 13:37

前諸桧、岳は付いていない

10/3 13:53

10/3 13:54

10/3 13:58

嶮岨森（けんそもり）

10/3 14:03

鏡沼、八幡平に同じ沼名あったな

10/3 14:06

路線バスで登ってきた八幡平樹海ライン

10/3 14:06

10/3 14:19

大深山荘

10/3 14:20

50kmトレイル、これは俺を呼んでいるな

10/3 14:20

大深山荘の中を確認

10/3 14:20

10/3 14:21

水場に寄ります

10/3 14:23

10/3 14:27

美味しい水でした
2リットル汲みました

10/3 14:29

水場までピストンしないで住むところがGood！

10/3 14:30

水の出どころ

10/3 14:31

10/3 14:31

元の登山道に戻ります

10/3 14:48

大深岳（おおぶかだけ）

10/3 15:04

やや色あせた黄色

10/3 15:05

10/3 15:13

ガスっていなければ紅葉が凄そう

10/3 15:17

小畚山（こもっこやま？）
水平な登山道ばかりでしたが、多少この山は登りました

10/3 15:17

10/3 15:24

10/3 15:28

10/3 15:29

覘標ノ台、読み方分からん

10/3 15:33

三ツ沼

10/3 15:39

10/3 15:46

10/3 15:48

三ツ石山に到着
紅葉がすばらしい、とのことだが残念

10/3 15:56

三ツ石山荘に下る道は悪い、とてもスリッピー

10/3 16:01

10/3 16:02

三ツ石山荘

10/3 16:04

1階に窓あり
天気が悪いためか、この日は男子二人だけでした

10/3 16:46

2階に上がります

10/3 16:46

急な梯子なので上り下り注意

10/3 19:15

備え付けのマットを借りました
夕食は白御飯アルファ米2袋とチャーハンの素2袋
奥には毛布が置いてあります

10/4 5:19

寒くはなかったが、薄いマットなので体が痛い
毛布を借りて下に敷けば良かったな
避難小屋のお陰で快適に過ごせました、寄付させて頂きました

10/4 5:20

トイレも勿論あります

10/4 5:25

10/4 5:26

地図では交差点になっているが、実際は山荘から岩手山方面に少し進んでから2つ目の分岐がある（地図を直して欲しい）

10/4 5:45

稜線に出ました

10/4 5:49

進行方向または南側は雨ながらも眺望有り
八幡平の北側は眺望無し

10/4 5:50

大松倉山

10/4 5:51

10/4 6:02

10/4 6:21

ぬかるみに地帯に突入

10/4 6:44

立入禁止エリア

10/4 6:52

犬倉山に到着

10/4 7:01

犬倉山を周回します
ベンチあります

10/4 7:03

多少、笹多め

10/4 7:15

水は余っているが、寄ります

10/4 7:16

水場を確認

10/4 7:33

綺麗な黄色

10/4 7:45

姥倉山分岐

10/4 7:46

この辺りはガスの湧き出る音がしていました

10/4 7:58

黒倉山に寄りたかったが、硫気ガスにより立入禁止

10/4 8:10

切通に到着

10/4 8:42

鬼ヶ城に突入、幾つもの岩場をトラバースします

10/4 8:47

10/4 8:57

岩場を登ります

10/4 9:13

10/4 9:25

優しい登山道だと思っていたが、ここは鎖無し

10/4 9:33

岩場の稜線を通過

10/4 9:38

アンテナなのか？　携帯通じます

10/4 9:41

不動平避難小屋

10/4 9:43

中を確認

10/4 9:43

10/4 9:47

行動食の芋けんぴ、芋足が長すぎて口の中で芋が刺さります

10/4 9:53

東北だと当たり前の2階建て

10/4 9:54

2階も確認

10/4 9:56

岩手山1.2kmに向かいます

10/4 10:10

右回りで向かいます

10/4 10:10

目印的な剣や地蔵があります

10/4 10:22

風の強さが半端ない

10/4 10:30

岩手山に到着
本山行での100名山の2座目をゲット

10/4 10:30

10/4 10:39

茶臼岳方面に降りる為、周回途中でお鉢から離れます

10/4 10:40

焼走・上坊コースというだけあって、多少富士山の砂走り的なコース（砂の量は少ないけど）

10/4 10:52

10/4 10:55

平笠不動産避難小屋に到着
テント張れそう（張らないけど）

10/4 10:56

10/4 10:58

いつかお世話になるかもしれないので、中を確認

10/4 10:59

10/4 11:01

岩手山方面を振り返る
これ以降、天気が良くなり、綺麗な紅葉に行く手を遮られるようになる

10/4 11:01

茶臼岳（登れない）

10/4 11:02

お花畑に進みます

10/4 11:10

10/4 11:11

岩々してます

10/4 11:12

立派な茶臼岳を後にします

10/4 11:14

10/4 11:16

10/4 11:16

10/4 11:19

10/4 11:29

多少道は汚くなったけど、紅葉は綺麗

10/4 11:31

10/4 11:33

10/4 11:38

10/4 11:51

10/4 11:55

見晴らしが良くなってきた

10/4 11:56

10/4 11:57

10/4 12:01

10/4 12:02

10/4 12:06

お花畑に到着、来た道を振り返る

10/4 12:06

岩手山と茶臼岳方面の分岐

10/4 12:06

岩手山に向かって歩いた岩場の稜線の鬼ヶ城コース
ガスで覆われていますね

10/4 12:15

沢を少し歩いて、対岸に移動します
増水しないのかな？

10/4 12:18

正面は黒倉山かな？

10/4 12:19

ここから更に紅葉が綺麗に見えるようになります

10/4 12:22

10/4 12:23

10/4 12:24

ルンルンです

10/4 12:24

何度も足を止めて、同じ写真を撮ってしまいます

10/4 12:25

10/4 12:27

腰を下ろして行動食

10/4 12:28

鬼ヶ城の稜線コースも晴れてきました

10/4 12:29

10/4 12:29

10/4 12:30

10/4 12:31

10/4 12:31

10/4 12:32

黒倉山

10/4 12:33

笹の草原も良い感じ

10/4 12:33

大地獄分岐に到着

10/4 12:34

この山登りたかったなぁ

10/4 12:34

切通に向かいます

10/4 12:35

振り返って、奥は岩手山かな？

10/4 12:36

10/4 12:41

黄色がぷちトンネルもいい！

10/4 12:44

10/4 12:45

黒倉山に吸い寄せられるように切通に到着
と、ここで道を間違えたことに気づく

10/4 12:52

天気も良く、登りで汗を掻いたので、蒸れるレインコートを脱いで半袖短パン姿に

10/4 12:53

無駄な戻りの時間も景色が良いので苦にならない

10/4 12:58

10/4 13:01

景色に意識が集中して思考停止していました
七滝コースを下るのでした

10/4 13:02

10/4 13:02

砂場みたいな登山道

10/4 13:03

10/4 13:03

右側に足を滑らしたら、止まれずに手足を擦りむきながら沢ポチャすると思う

10/4 13:04

振り返る
通過面倒だった鬼ヶ城も見納め

10/4 13:04

砂の登山道は歩いて面白い

10/4 13:05

10/4 13:05

下山もルンルンです

10/4 13:05

10/4 13:06

10/4 13:06

10/4 13:08

少しガスの臭いがします

10/4 13:09

ロープが無かったら下るのが厳しいザレ場
一人ずつ下っての立て札あり

10/4 13:10

砂場を振り返る

10/4 13:11

何処を歩くのだろうか？

10/4 13:11

対岸に渡るのかな？

10/4 13:12

良い絵ですな

10/4 13:12

10/4 13:12

残念、対岸には渡りません

10/4 13:13

10/4 13:14

10/4 13:14

10/4 13:15

紅葉と双子の岩場、良い感じ

10/4 13:17

10/4 13:17

10/4 13:18

10/4 13:19

10/4 13:21

水は温かくはない

10/4 13:22

10/4 13:24

下山後の温泉への期待が高まります

10/4 13:24

10/4 13:25

10/4 13:26

温泉地の景色みたい、温泉郷近くだけど

10/4 13:26

乳白色

10/4 13:26

10/4 13:27

10/4 13:30

水とぬかぬみが豊富で靴をぬらさずに下山することは不可能
しばらく続きます

10/4 13:31

10/4 13:32

10/4 13:32

10/4 13:33

紅葉も見納め。。。

10/4 13:43

10/4 13:49

10/4 14:01

七滝を見に行きます

10/4 14:02

10/4 14:03

シューズは泥だらけだったので、ジャブジャブ入りました
滝が7つあるかと思っていたが、一つのみ

10/4 14:08

10/4 14:15

緑も素晴らしく、歩きやすい

10/4 14:22

野鳥観察舎

10/4 14:22

中を除きます
2階建てで、1階にはトイレあり

10/4 14:30

七滝登山道の下山口到着

10/4 14:31

10/4 14:32

大きな駐車場

10/4 14:37

10/4 14:38

10/4 14:45

10/4 14:45

下山口から2kmくらい？　温泉に向けて走ります

10/4 14:51

温泉郷に到着

10/4 14:52

森乃湯で汗を流しました

10/4 16:28

お土産を買います
マスカットとぶどうは売っていなかった、残念

10/4 16:32

青唐辛子、赤唐辛子、にんにく合計290円

10/4 20:30

路線バスで盛岡駅に到着

10/4 23:05

新幹線は高いので、盛岡 → バスタ新宿の夜行バスで帰ります

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ ポール テントマット

感想

iwanon

紅葉で有名な東北の八幡平、一度は行ってみようと思っていた。
北アルプスの室堂と、どちらの紅葉が素晴らしいのか、はっきりさせようじゃないか。
強い意思を持って今回の紅葉登山（＆百名山2座ゲット）に挑みました。
あいにく週末の天気は悪かったが、路線バスの1便目に乗車できれば少しでも紅葉を眺めることができる、と思っていたがタッチの差（目の前）で八幡平方面行きの路線バスが発車してしまう。約2時間後のバスで八幡平に到着するも直ぐにガスってしまう。
雨が降る前に三ツ石山荘に到着する為、雨雲に負けなように走りを入れる。
初日は平坦な登山道（丘の連続と言っても言い過ぎではないくらい）のお陰で夕立からはギリギリ逃げ切ったが、紅葉を見ることが出来たのは登山道の周りだけという状況。
2日目の天気は雨予報だった為、眺望は諦めていたが、茶臼岳からは結構な勢いで天気が回復してガスが晴れていく。
ここからは少し歩いては写真と動画を撮っていた為、ペースが落ちるが、下から見上げる景色でも、色とりどりの紅葉は素晴らしく疲れも吹き飛ぶ。（眺望が得られると疲れが吹き飛ぶことを実感、単に体が休まっただけかもしれないが）
下山で利用した七滝コースは楽しい登山道でした。

室堂と八幡平の紅葉は甲乙付け難い。
室堂は立山駅から歩いて登ったことがあり、ラムサール条約の弥陀ヶ原は素晴らしく、また雄山から見下ろす景色も素晴らしい。黒部ダムを含めたアルペンルートは秀逸。
八幡平は避難小屋が短い間隔で在り登山者に親切＆温泉が豊富（温泉立ち寄り縦走が可能）、眺望では負けている感があるので、花の百名山である秋田駒ケ岳も含めて再比較かな。