霧深い秋の宝剣岳(2020)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 02:19
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 341m
- 下り
- 352m
コースタイム
天候 | 曇り、稜線はガス、(麓は晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
平日にしては、萱の台駐車場、バス、ロープウエーとも満員状態だった。 萱の台駐車場;800円、バス+ロープウエー往復;4200円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳の岩場は、鎖が設置してあるけど、要注意。 なお当日はまだ積雪、凍結無しでしたが、10月下旬以降、積雪や凍結があると、宝剣岳はかなり厳しいと思います。 |
写真
感想
※ 今日は、東海地方遠征の2日目。元々は奥美濃か飛騨地方の山を予定していたが、今年はよく考えると、2000m以上の山に一つも登っていないことに気づいた。
・・で、ロープウエー利用で、千畳敷から宝剣岳(2931m)へ登ってみることにした。宝剣岳は1982年、まだ学生だった頃、「日本アルプス」で初めて登った思い出の山だ。
・朝、岐阜市内のビジネスホテルを出発し、中央道を通って駒ケ根へと車を走らす。東海地方平野部も、トンネルを抜けた伊那盆地も晴れているんだが、肝心の中央アルプスの山稜には雲が湧いている。天気予報では晴れではあるが、東から湿った気流が入ると言っていたので、そのせいか?
・乗り換え地点の萱の台駐車場は、平日だというのに、車はほぼ満車状態。バス待ちのハイカー、観光客も行列となっていて、多少驚いた。コロナ禍の中だが、皆な気分的に息苦しくて、旅行で気晴らし したいんだろうな、と思う(自分も同じなので・・)。
・混み混みのバス、ロープウエーを乗り継いで、千畳敷に着いたのは既にに12時。で、天気はというと、麓から見たとおりで稜線はガスに覆われてどんよりしている。目指す宝剣岳の姿も見えないが、今日は思い出深い宝剣岳に登ることが目的なので、躊躇なく登り始める。気温は5℃で、多少風もあるので、最初からゴアの上下を着こんでの登山。
・このどんよりした天気にしては、八丁坂を登る登山者、ハイカーは思いのほか多かった。この八丁坂自体も積雪期には3回登っているが、無雪期は久しぶり。随分と道が整備されていた。
・ガスで覆われた乗越浄土から、宝剣岳を目指す。岩場は鎖がしっかりつけてあり、慎重に登れば大丈夫だったが、もう少ししたら積雪、凍結して、かなり難しくなるだろうな、と思う。
・宝剣山荘の分岐から約20分で、宝剣岳の山頂に到着。白い霧と黒々した岩々だけが作るモノトーンの世界に、自分独りが佇んでいる。
約40年前に宝剣岳に登った時のことが、思いのほか鮮やかに思い出された。あれから約40年間、ずいぶんと日本アルプスの山々にも登ったが、あれが原点だったな、とちょっと感傷的な気分の山頂だった。
・帰りは岩場だけは慎重に下り、乗越浄土に到着。
・・が、油断大敵とはこのことで、多少注意力が散漫になっていたようで、足元の石につまづいて転び、膝を、したたか石にぶつけて目から火花がでた。幸い、打撲程度で済んで、後は八丁坂を下ったが、最近の高齢者の転倒事故ってこんな感じか、と思い至った。
・千畳敷へ無事帰りついたが、ロープウエーも臨時便がでるほどの混みぐわいなので、さっさとロープウエーに乗って下界へと下る。
この車窓からの紅葉の風景は、今日の山歩きで一番良い眺めだった。(写真沢山取りました)。宝剣岳がくれたお土産と思おう。
※今日は残念ながら展望に恵まれなかったが、そのうち、宝剣山荘にでも泊って、のんびりと中央アルプスを味わいにこよう、と思う一日だった。
こんにちは👋😃
ゆっくり遠征良いですね🎵
宝剣岳は五年ほど前に、山登りしない娘を紅葉🍁見学しようと誘ってrw駅から左に上がって稜線を宝剣に行って木曽駒には行かず千畳敷に降りました❗
千畳敷のナナカマドは絶景でしたが、宝剣の岩場は滅茶怖かったみたいで怒られた‼️😂(笑)
ネコさん、コメントありがとうございます。
サラリーマン時代は、ともかく貴重な有給休暇を有効に使わねば!ということで、本州の山へと遠征する場合、一杯いっぱいの計画で、四国への帰宅は夜更けになることもしばしばでした。
定年退職(リタイア)して、体力、体調は急に衰えてしまいましたが、時間に余裕ができたというのが一番のメリットです。行きたいところに行けばいいし、気が乗らなければ観光でもいいしで、のんびりできます。なお最近は、本州などへの遠征を、「山旅(やまたび)」と自分で呼んでいます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する