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Yamareco

記録ID: 264657
全員に公開
雪山ハイキング
丹沢

夜景、富士山、雪山散歩 〜みんなの塔ノ岳撮影山行

2013年01月26日(土) ~ 2013年01月27日(日)
 - 拍手
Tad その他4人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
25:25
距離
15.6km
登り
1,468m
下り
1,183m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

26日:大倉10:15 - 11:35二俣 - 12:30後沢乗越 - 13:50鍋割山14:35 - 15:45金冷し - 16:10塔ノ岳
27日:塔ノ岳8:20 - 9:00木ノ又小屋 - 9:40新大日 - 10:05政次郎ノ頭 - 11:40戸沢
天候 26日:晴れ 時々 曇り
27日:快晴
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
・小田急線渋沢駅から大倉行バス 約15分 200円
コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト:大倉ビジターセンター、二俣、戸沢にそれぞれ設置あり
■道の状況:
(大倉〜二俣)未舗装の林道を緩やかに登る。長い。
(二俣〜鍋割山)本沢を渡ってから本格的な登り。後沢乗越を過ぎると急登になる。雪は1,100mくらいから出てくる。登りはアイゼンを使用せず。
(鍋割山〜塔ノ岳)小丸・大丸で少しの登りがあるほかはほぼ平坦。積雪は30cm以上あり、踏み跡が二三本に分岐している所もあるので注意。
(塔ノ岳〜政次郎ノ頭)鍋割山稜と同程度の積雪だが、踏み跡は明瞭で迷わない。
(政次郎尾根〜戸沢)登山口にかなり近い所まで雪が残っている。下りはアイゼンがあった方が安全。
■入浴:渋沢駅近くの湯遊三昧「湯花楽」850円/大人 ひどく混んでいた。
 
4人で大倉を出発
全員メガネだ
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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4人で大倉を出発
全員メガネだ
バイクも走り抜けて行く西山林道を1時間余り歩く
長過ぎる…
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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バイクも走り抜けて行く西山林道を1時間余り歩く
長過ぎる…
やっと登り口に到着
ザックにペットボトルを入れる隙間がなくて…
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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やっと登り口に到着
ザックにペットボトルを入れる隙間がなくて…
後沢乗越までは楽々
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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後沢乗越までは楽々
急登だが暫くは尾根の上にも積雪はない
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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急登だが暫くは尾根の上にも積雪はない
今日初めて展望のある場所で息をつく
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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今日初めて展望のある場所で息をつく
登るにつれて雪は増えるが何とかアイゼンなしで小屋まで
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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登るにつれて雪は増えるが何とかアイゼンなしで小屋まで
鍋割山頂はなかなかの積雪
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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鍋割山頂はなかなかの積雪
展望も良い鍋割山頂
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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展望も良い鍋割山頂
わざわざこっちを回ったのはこれのため
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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わざわざこっちを回ったのはこれのため
鍋割山稜は結構雪が残っている
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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鍋割山稜は結構雪が残っている
見晴の良い小丸尾根下り口の広場で少し休憩
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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見晴の良い小丸尾根下り口の広場で少し休憩
金冷しに着いた
ここまでくればもう安心
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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金冷しに着いた
ここまでくればもう安心
あとは頑張って少しずつ登るだけ
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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あとは頑張って少しずつ登るだけ
塔ノ岳山頂に到着
ここでKさんと合流
2013年01月28日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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塔ノ岳山頂に到着
ここでKさんと合流
宿泊の手続きをして早速撮影にかかるメンバー
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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宿泊の手続きをして早速撮影にかかるメンバー
日没直前の大山と昇って来たほぼ満月
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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日没直前の大山と昇って来たほぼ満月
日が沈んだ直後、東の空には青黒い地球影とビーナスベルト(か?)
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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日が沈んだ直後、東の空には青黒い地球影とビーナスベルト(か?)
横浜みなとみらい地区のアップ
週末なのでオフィスビルの灯りがなく、寂しい感じ
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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横浜みなとみらい地区のアップ
週末なのでオフィスビルの灯りがなく、寂しい感じ
東京湾の最奥部
左上に葛西臨海公園の観覧車
右上にはゲートブリッジ
ゲートブリッジの手前のビル群はどこなのか分からない
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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東京湾の最奥部
左上に葛西臨海公園の観覧車
右上にはゲートブリッジ
ゲートブリッジの手前のビル群はどこなのか分からない
江の島近辺
約10秒で1回転する灯台の光を捉えられるように15秒露出
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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江の島近辺
約10秒で1回転する灯台の光を捉えられるように15秒露出
翌朝、日の出前の江の島付近
もちろん灯台は光り続けている
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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翌朝、日の出前の江の島付近
もちろん灯台は光り続けている
同じ頃、西を振り返ると、檜洞丸の向こう、南アルプスの稜線に満月が沈んでいくところ
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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同じ頃、西を振り返ると、檜洞丸の向こう、南アルプスの稜線に満月が沈んでいくところ
それから30分、大山の背後から朝日が昇って来た!
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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それから30分、大山の背後から朝日が昇って来た!
今日のファーストライト
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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今日のファーストライト
頂上の木々の枝も赤く燃え始める
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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頂上の木々の枝も赤く燃え始める
朝日に焼ける鍋割山稜と富士山
霧氷があれば素晴らしかったのだけど…
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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朝日に焼ける鍋割山稜と富士山
霧氷があれば素晴らしかったのだけど…
関東平野の奥に200km先の筑波山もうっすらと望める
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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関東平野の奥に200km先の筑波山もうっすらと望める
朝日の差す蛭ヶ岳
山頂には小屋も見えている
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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朝日の差す蛭ヶ岳
山頂には小屋も見えている
富士山の右奥には南アルプスの峰々が続く
2013年01月28日 14:22撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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富士山の右奥には南アルプスの峰々が続く
下山前に全員で記念撮影
ゴメン、富士山隠しちゃった…
2013年01月28日 14:24撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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下山前に全員で記念撮影
ゴメン、富士山隠しちゃった…
光る湘南の海と三ノ塔
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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光る湘南の海と三ノ塔
何の煙だろう?と見ていたが、相模川の川面から上がる大量の湯気(気嵐)と思われ
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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何の煙だろう?と見ていたが、相模川の川面から上がる大量の湯気(気嵐)と思われ
表尾根方面へ下山開始
最高の天気!
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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表尾根方面へ下山開始
最高の天気!
表尾根もまだ積雪が残る
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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表尾根もまだ積雪が残る
雪山っぽい感じに
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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雪山っぽい感じに
木ノ又小屋で小休憩+撮影
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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木ノ又小屋で小休憩+撮影
木ノ又で富士山を狙うメンバー
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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木ノ又で富士山を狙うメンバー
新大日へ登って行く
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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新大日へ登って行く
新大日付近から三ノ塔を望む
あの登り返しはキツイだろうな
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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新大日付近から三ノ塔を望む
あの登り返しはキツイだろうな
富士山もだんだん隠れてきた
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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富士山もだんだん隠れてきた
光る相模湾
右に伊豆大島も見える
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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光る相模湾
右に伊豆大島も見える
政次郎ノ頭で地図を確認する面々
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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政次郎ノ頭で地図を確認する面々
戸沢方面へ下りて行く
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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戸沢方面へ下りて行く
ずっと雪の尾根を下り、やっと雪がなくなってホッとする
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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ずっと雪の尾根を下り、やっと雪がなくなってホッとする
戸沢の施設が見えてきた
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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戸沢の施設が見えてきた
戸沢登山口
お疲れ様でした
2013年01月28日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
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戸沢登山口
お疲れ様でした

感想

【1日目】
昨年末から計画していた山岳写真ASAの仲間との塔ノ岳夜景撮影山行。
最終的に参加者が5名になり、4名は鍋割山経由、1名は戸沢まで車で入り天神尾根を登って塔ノ岳を目指すことになる。

初日の朝、4名は渋沢駅で待ち合わせ、バスで大倉へ。
このうち2名は丹沢が初めてとのことだったが、敢えてあまり説明しないで大倉を出発。
最初は西山林道を延々と歩き、1時間半かかって鍋割山の登り口へ。
実は標高差も300mほどあるので、これだけでも結構足にくる。

30分足らずで後沢乗越で尾根に乗り、ここから本格的な急登になる。
4人の構成が老若男女バラバラなので(自分が一番年長だが)どんなペースにすればよいか分からず、仕方なく自分で辛くない速度でリードする。
最低条件は日の陰らない4時までに塔ノ岳到着だが、ここまでで少し押し気味になっているので若干焦ってくる。

15分おきくらいに小休止を入れながら進む。
雪は標高1,100mくらいからかなり出てくるが、辛うじてアイゼンなしで登れる程度。
もう一つ気になっていることをすれ違う登山者に尋ねる。
「鍋焼きうどんはまだありましたか?」「まだありました。頑張ってください」

そうこうしながら鍋割山に到着。30センチくらいの積雪が残るが、週末なので人は多い。
さっそくわざわざ鍋割山経由にした理由である鍋焼きうどんを4つ注文。
思いのほか早く出来上がり、4人で外のベンチに座って頂く。
いつもと同じやや甘めの味付けで、この方が多分食べやすいのだろう。

第一の目標達成に満足して2時半に鍋割山を出発する。
鍋割山稜の尾根はまだかなりの量の雪が残っている。
踏み跡も雪融けの進むに従って変わるようで、二、三のルートが並行に付けられていたりして戸惑う。

それでも特に難儀するような場所はなくて、軽アイゼンがあれば問題なく通過できる。
小丸や大丸のアップダウンを堪えて4時より前に金冷しに着いたので一安心。
ここまで来れば多少時間がかかっても頂上には日暮れ前に確実に着ける。

金冷しからゆっくりと進み、4時を若干過ぎて塔ノ岳に辿り着く。
先に着いていたKさんが宿泊手続きをしてくれていたので、4人もそのまま小屋の部屋に入って荷物を解く。
すぐにカメラと三脚を持って夕方の撮影に出る。

天気はそこそこ良いのだが、肝心の富士山には雲がかかり今日は対象から外す。
今晩は満月なので一晩中明るくて星の撮影にも向かない。
そういう訳で、日没前後から夕食を挟んで主に東京・横浜の見事な夜景に全員集中して撮影する。

昨年末に泊まった時には望遠レンズを持って来ていなくて残念な思いをしたが、( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-252066.html )今回は手持ちで一番の長玉を持参。
それでも十分とは言えないが前回よりはクリアな画像を得ることができた。

7時過ぎに小屋に引き上げて、軽く宴会を、とみんなで飲み始めた途端に小屋から8時消灯なので終了準備をして欲しいとのアナウンス。
仕方なく飲めるだけ飲み、慌てて片付けて部屋に撤収。
土曜とあって結構沢山の宿泊客がいたが、布団にはまだ余裕があってゆっくり眠れた。


【2日目】
次の朝は5時半過ぎに起き出して撮影開始。
夜半に吹いていた強い風はどこかへ消え、これ以上ない快晴。
気温は-13℃でも穏やかで撮影日和?
曙の夜景から始まり、日の出、焼ける富士山、と7時過ぎまで撮り続ける。

早く早く、と小屋から追い立てられて8時過ぎに小屋を出、全員で記念撮影をしてから下山開始。
この日は表尾根をヤビツ方面に向かい、途中で政次郎尾根を戸沢へ下る予定。

表尾根は程よく雪が残り、しかも展望が良いので歩いていて非常に気持ちが良い。
全員雪山歩きを楽しみながら、あちこちで立ち止まって相模湾の輝きや富士山を撮影しつつ進む。
新大日への多少キツイ登りを過ぎれば後は下るだけ。

政次郎の頭で右へ折れ、政次郎尾根を下る。
尾根には意外なほど雪が残っていてかなり下の方までアイゼンを外せなかった。
3時間余りかけて無事に戸沢に到着。

止めてあったKさんの車に全員が乗って渋沢駅近くの入湯施設「湯花楽」へ。
汗を流した後、秦野市内の蕎麦屋で昼食を済ませ、渋沢駅で散会した。

昨夜の宴会時間が短くて十分懇親できなかったのが残念だったが、それを差し引いてもみんなと一緒の雪山歩きと撮影で大いに楽しめた良い山行だった。
 

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