湯ノ小屋から笠ヶ岳 至仏山 奥利根ゆけむり街道は紅葉真っ盛り(^^♪
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- GPS
- 09:13
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,868m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:06
天候 | 晴ときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
鳩待峠駐輪料金 @500円 一応事前に確認したら自転車の場合、トイレ裏のガード柵にロックしてくれとの事。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●湯ノ小屋 〜 笠ヶ岳 一部急登もあるが(標高1300m〜1600m区間)、基本的に緩く登って少し下る・・の繰り返しでのんびり標高を稼いでいく。特筆すべき危険箇所はないと思う。下記に記載した点を除けば、とても歩きやすい道だと思います。山頂直下は巨岩のガレ場登りです。 ・倒木が多い。特に1700m超えたあたりからは巨木が倒れていて超えるのに難儀する箇所もある。 ・標高1900m超えた辺りからは泥濘が多い。くるぶしまでハマる所もありミドルカットでも厳しいと思う。ハイカット&ゲイターでの対策をお薦めします。 ●笠ヶ岳 〜 オヤマ沢田代分岐 道は明瞭で危険箇所もないが、この区間も所々に酷い泥濘がある。 ●至仏山 〜 鳩待峠 尾瀬主要道のとても整備された道。ただし頂上直下の蛇紋岩は滑る。 今回、私はソールの堅いライトアルパイン靴でしたが、グリップが効かずズルっとなる所が何ヵ所かありました。(汗) |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は谷川温泉 湯テルメ・谷川 @630円 水上町営の施設。かけ流しのお湯はちょうどいい湯加減で、下の渓流からのせせらぎが聞こえるブナなどの広葉樹に囲まれた露天風呂の雰囲気はサイコ〜♡ しかし今回は休日の時間帯からか客が多くてかなり密っていた・・(汗) 湯テルメ側も入場制限をしていて、入るときは1分待ちくらいですんなり行けたが、出るときは10台くらいの入場待ちの車列ができていました。 |
写真
気持ちを落ち着かせてマークを探したら、しっかり標識ありました。まぁ初めてだからしょうがないか・・って次はないと思うけど。
感想
今回の山行は自転車を購入できる見通しがたった自粛時期から考え、狙う時期は10月20日頃と計画をあたためていました。行くなら奥利根ゆけむり街道が紅葉で燃えるこの時期しかない・・・。そのプランを実行する時が来た。(^^♪。
鳩待峠駐車場にチャリをデポすることもあり前夜に戸倉から鳩待峠へ向かう。鳩待峠に近づくにつれて野生動物が次々に現れ鹿にいたっては3〜4回ひきそうになり急ブレーキで回避しました(汗)。チャリをデポして水上方面に移動中には生まれて初めて熊を見た(怖)。体長1mくらいのずんぐりした黒い動物が、山道をゆっくり走行する車の前を横切っていった。目が合ったわけじゃないが絶対あれは熊だ。夜は野生動物が活発に活動していることを実感しました。
前夜車中泊してAM5:00に湯ノ小屋をスタート。ゆけむり街道沿いのかんばん(写真1)の所からほんの少し道路を歩いて登山道に取り付くが、暗闇でそこがわからず右往左往・・。気を落ち着かせて標識やマークがないか注意して探すと写真2の登山道入口をみつけた。昼間ならなんてことないんだろうけど慣れない暗闇はやっぱり勝手が違うなぁ。
しばらく歩くと明るくなってきた。林道に出る(写真7)頃にはライトも消して普通に歩けるようになった。マイナールートで多少荒れ気味を覚悟していたが、登山道は明瞭でとても歩きやすい道でした。ただし湯ノ小屋から笠ヶ岳までの標高差は1200m。そこを10km歩いて登る。同じくらいの標高差の谷川岳・西黒尾根なら3km強で登るので、基本的にユルく登って少し下るの繰り返しでなかなか高度が稼げない。まぁ静かな山歩きを楽しんでいこう。
歩き始めて3時間弱で避難小屋にとうちゃく。出入口の扉は壊れていて開けっ放しだが作りはしっかりした建屋だった。建屋の側面に梯子がついていて屋根に上がると、なかなかの眺望(^^♪。目に前に武尊山がド〜ンと広がり、谷川岳もきれいに見えた。避難小屋からしばらく歩くと、次々に道をふさぐ倒木が現れる。なかにはこえるのが難儀な所もありました。さらに進み標高1900m位になると今度は次々に泥濘が現れる。危険ではないけど場所によってはくるぶしあたりまで、ズッポリはまってしまう所もあり登山靴はドロドロ・・。ゲイター装着は必須です。
倒木・泥濘を乗り越えて笠ヶ岳頂上直下にくると登山道の様子は一変して、巨岩がゴロゴロした岩場になる。手足を使ってそこを登り切った所が笠ヶ岳山頂だ。そこでこの日初めてカップルの登山者に会った。笠ヶ岳は360度の大展望が広がり、目に前にある至仏山ほか谷川連峰、越後の山、尾瀬の山、日光の山などが一望できた(^^♪。女性の方が丁寧に山座同定してくれました。この山域に慣れていなかったので勉強になりました。ありがとうございます(^^♪。
笠ヶ岳から至仏山に向かう。道は明瞭だけど悪沢岳までは相変わらずの泥濘が随所にあり足元はドロドロ・・・。前夜にはうっすら雪もふったようで登山道には薄く氷もはっていた。ただ天気はよく冠雪した日光白根山などの景色を楽しめました。オヤマ沢田代の分岐に着くまでにすれ違ったのは一人。ここまでホントに静かな山歩きが楽しめました。
オヤマ沢田代で鳩待峠からの主要道に合流すると道は尾瀬らしい木道になり、人も多くなってきた。蛇紋岩に滑らないように注意しながら進み湯ノ小屋からスタートして7時間で至仏山にとうちゃく。山頂は人が多く密っていたが眼下に広がる尾瀬ヶ原とその奥にそびえる燧ヶ岳の景色に感動しました。いい日に来られてよっかた(^^♪。
会駒〜燧〜平と谷川〜武尊〜至仏は今季期中に繋げるので燧〜至仏の接続は来夏の尾瀬が最高潮の時期に訪れて繋ぎたいと思います。楽しみは来年にとっておこう(^^♪。
至仏山をあとにして来た道を戻りそのまま鳩待峠まで下山しました。この区間は尾瀬の主要道なので蛇紋岩以外は木道やそうでない所もきっちり整備された道でした。鳩待峠についてハイキングは終了。今回は天気もよくていい山歩ができた(^^♪。
鳩待峠からはデポしたチャリで湯ノ小屋までサイクリングだ。ハイキング中の気温は一桁台だったと思うが風はほんとんどなくTシャツで歩いていて涼しいくらいに感じていた。でもサイクリングで風をきって走ると涼しいではすまないだろうとフリースを着こんで鳩待峠を出発。前夜、なんども鹿を見た道沿いの紅葉は今が最盛期か。山が燃えているようだった。奥利根ゆけむり街道まではダウンヒルでフリースでは寒かったが3km程度なので我慢して風をきって進む。ゆけむり街道と合流してからはこんろく峠まで標高差300m強のヒルクライム。相変わらずヒルクライムは苦手でさっきまで風をきって寒いと感じていたが、すぐに汗タラタラ・・・(^^♪。それでも沿道の紅葉の景色は素晴らしく苦しい所で癒してくれました。
こんろく峠でちょっと休憩。ここまで大汗だったが、ここからは14km、標高差800mのダウンヒルなので暑いけどカッパを着て防寒対策をする。スタートすると速いです。前にいる車にすぐに追いついた。ライトを点滅させてライドしていたからか、カーブをいくつか過ぎると前を走行する車が左ウインカーを出してお先にどうぞ・・と前をゆずってくれた。決して煽ってるつもりはなかったんだけど、そう感じてしまったならごめんない。
それにしても奥利根ゆけむり街道の紅葉は素晴らしかった。ダウンヒルも最高でサイコンはつけていないんだけど、記録をとっていたSTRAVAによるとMAX67kmのスピードが出ていたようだ。ホントに気持ちのいいサイクリングでした。(^^♪
奥利根ゆけむり街道の上部は今が紅葉のピークと思われるが、1000m以下の下部はまだこれからという感じだった。この辺りは沿道にいくつも滝があり紅葉のピークに合わせて訪れればかなり楽しめそうだ。奥利根ゆけむり街道・・紅葉の時期はホントに楽しい道です(^^♪。車をとめて写真撮影している人もたくさんいました。
湯ノ小屋のスタートしたマイカーデポ地点に戻って終了。今回はあたためていたプランを思い描いたとおりに実行できて今年一番の山行になりました。\(^o^)/♪
STRAVAのサイクリングの記録はこんな感じでした。↓
https://www.strava.com/activities/4209495353
今回も長すぎる感想・・。見ていただいた方ありがとうございました。
追記:何があったか知らないが、帰りの関越は赤城〜前橋と本条児玉〜川越と渋滞になっていた。特に後者は60km・・・、川越まで2時間以上となっていた。高崎JCTから北関東道で東北道方面に向かうも東北道も佐野藤岡〜岩槻40kmの渋滞で70分以上・・・。たまらず佐野藤岡ICで高速を下りて、国道50号、国道4号バイパスと下道で70〜80kmを走り外環草加ICまで行きました。この下道区間が意外とスムーズに流れていて大したストレスなく帰宅することができた。高速で渋滞に巻き込まれるより圧倒的に早かったとまではいわないが、少なく見ても同等以上の時間で高速料金も多少浮いたので同じようなことがあったらまた使ってみようと思います。
コメント
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MAX67km結構飛ばしてますね!
私は58kmが今までのMAX・・・これはチャリの特性、もしくは体重の差でしょうか(笑
それにhoyanさんは身体のパワーありそうだし。
安いワイヤレスサイコンつけてますが面白いです。
至仏山は残雪期に狙っているのですが紅葉綺麗で秋も良さそうですね^^
nakkiさん おはようございます
知ってます?千葉は暴走族のメッカなんですよ。ヤンキ〜漫画の舞台も千葉ってけっこう多いような
まぁセンサーでの実測じゃなくてGPS計測での67kmなんで、誤差もかなりあるんじゃないかと思いますが今まで経験したことのないスピードではありました。💦
でも恐怖心と慣れていないこともあり手はブラケットだったので、死ぬ気で下ハンでいったらあと2〜3kmは上がるかも・・・です
チャリの特性はあるでしょ〜。中途半端な位置づけながらもロードバイクのはしくれなんで、速さだけでいえばMTBよりは絶対速いですよ。
登りではダンシングを使えば、もう少し速くなるかなぁ。
サイコン今、吟味中なんですよ。
とりあえずスピードとケイデンスはリアルで見たいなぁ・・と安いのつけちゃおうか・・と思いながらもSTRAVAとコネクトできるガーミンなどの高機能機も捨てがたい(超高いから思いつきだけで買えないけど・・)。
尾瀬の良さをnakkiさんに語れるほど私は知らないのですが、残雪期に至仏山を滑ってみたいですね。あと、いつぞやnakkiさんが行った会駒からの三岩岳方面への縦走もチャンスがあったらトライしてみたいですね
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