寒風薄雪の小秀山
- GPS
- 05:36
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,305m
- 下り
- 1,306m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
日曜日は広く快晴になるとの予報、南の方がより良さそうだと思って以前長野県の大滝村から登った小秀山に行ってきた。今回は本来の登り甲斐のある岐阜県側からの登山にした。当日朝は長野県は快晴だったのが恵那山トンネルを抜けると中津川方面は厚いガスの中、裏木曽街道は濃い霧で包まれたまま、気温も5度ほど寒気が入ってきているようだった。
紅葉と滝と急登な二ノ谷コースを往路で登って行った。
西斜面なので日が差すのが遅く、薄暗い中渓谷沿いの木道を歩きは少し期待外れだった。紅葉も進んできているが、暗いため寒々とした感じだった。
途中写真を撮っている人もちらほらいた。
夫婦滝まで1時間余、紅葉のポイントを探しながら登るが見つからなかった。
その後その上の孫滝から上がこのコースの本領発揮といた感じだ。
カモシカ渡りまでは最初は崩れやすい石や木の根などが絡んだ急登、その後笹道の滑り易い道、最後は痩せ尾根になってから岩と木の根の急登とこれでもかと続く。
てっきりカモシカ渡りは過ぎたものだと思ってしまったが、1時間程の格闘のすえがカモシカ渡りの看板をみつけた。
カモシカ渡りはその上の岩越えのほうが難儀した。軽装で登れば良かったのだろうがいつものザックにカメラバックの格好では岩を乗り越えることがきつく、腕力で強引に登ってしまった。
コースの分岐から少し登って登山道に粉雪が出てくると先には木々が霧氷で白くなっていた。昨日からの寒気のせいだろうか、そこからは西風が強く寒風そのもの、思わずダウンを着込もうかと思った。そこであったカップルの方に話しかけるにも凍えて口が上手く回らない。厚めの手袋をしていたので手先は大丈夫だったが首回りが寒くてネックウオーマーを持ってくれば良かったと思った。
稜線にでてからも風の当たる場所は寒かったが、風のあたらない日向は小春日和のぽかぽかした陽気だった。以外と長い稜線歩きの先小秀山に溶着したが、さらに寒風が吹き荒れとても長居が出来ない。小屋で昼食をと思ったが先客も多く諦めた。
おにぎりを急いで食べて直ぐ下ることにした。
寒風吹きすさぶ兜岩を下ってようやく一息できた。
あとは三ノ谷コースを下ったが、急登もなく穏やかな下りでびっくりした。
ただ道が濡れているため木の根や落ち葉でよく滑った。
後半は桧の針葉樹林の暗い中、緩やかすぎるジグザク道はなかなか標高が下がらないので閉口した。
この日でこの山でまさか霧氷を見るとは思わなかった。
今年は寒い冬になりそうだなと思った。
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