記録ID: 2676715
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ハイキング
房総・三浦
倒木地獄 鋸山〜小鋸山〜嵯峨山〜小保田
2020年10月25日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:35
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 861m
- 下り
- 790m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 7:35
距離 10.2km
登り 861m
下り 801m
6:40
10分
鋸山ロープウェイバス停
7:29
7:30
2分
日本寺北口への分岐
7:32
7:33
1分
石舞台への分岐
7:46
7:48
14分
石切場跡(観音洞窟)
8:02
8:11
14分
地球が丸く見える展望台
10:32
91分
白狐峠
12:03
12:08
17分
鉄塔
12:25
15分
小保田コース合流点
12:56
13:10
15分
嵯峨山
13:25
13:26
16分
スイセンピーク
13:42
33分
小保田コース分岐点
14:15
嵯峨山登山口(下貫沢)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
小保田バス停から左折して入ります。道は細くすれ違い不可な箇所があります。 日曜朝5:35 誰もいませんでした。一番乗り。 下山時14:15 自分の一台だけでした。レコ通り、これじゃ誰も来ないか。 下山予定の嵯峨山登山口(下貫沢)に車を止めて、小保田バス停まで徒歩15分。 小保田バス停からバスで鋸山ロープウェイ入口へ。運賃300円?くらい 鴨川日東バス:小保田バス停 6:24 発 https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00493156/00077730/0/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
不明瞭箇所多数。倒木崩落個所多数。 ・浜金谷〜鋸山(関東ふれあいの道コース) 観月台までは階段多数。その後は湿った土面と岩肌少々のスタンダードな登山道。倒木や崩落はほぼありません(処理済み)。石切り場で景観を楽しんだ後、尾根筋まで最後の急登階段が待ってます。急で段差も大きいので下りは要注意です。 ・鋸山〜林道 アップダウンも厳しくなく、踏み跡も明瞭で歩きやすいです。時折展望の利く箇所に出ます。倒木はほとんどありません。処理済みと言うよりかは、そもそも倒れた木が少なさそうです。東の肩は、よくわからないまま通り過ぎてしまいました。いつしか杉林になれば林道はすぐです。 ・林道〜小鋸山〜白狐峠 ここから倒木が増えます。巻いたりくぐったり、支障なく通行できました。踏み跡は薄くついていますが、テープが豊富にあるので迷うこともなさそうです。そのまま行くと支尾根に行ってしまいそうな箇所が1,2カ所ありますが、テープが間違えないように導いてくれてます。前方右手に採石場?段々になった地形が見えてきて岩肌の狭い尾根を登り切れば小鋸山です。展望に優れ誰も来なかったのでゆったり寛げました。小鋸山からの白狐峠への下山は、スイッチバックするように、わずかに来た道へ戻ります。行きは気が付きませんでしたが、北側の藪へ道標とテープが導いてます。北斜面は滑りやすい山肌をロープを使って慎重に下ります。山頂からそのまま真っすぐ進む踏み跡もおありますが、辿ってみるとすぐに薄く消えてました。 ・白狐峠〜鉄塔 深く切り出された採石場?を、小鋸山を背にして左縁を歩いていきます。最深部まで来ると、ススキが繁茂していて踏み跡も不明瞭で錯綜していて、ここでわからなくなってしまいました。GPSで郡界尾根を確認して、行くべき方向が分かったので、ススキの先にある尾根へ強引に登りつめました。尾根筋をしばらく行くと簡易プレートの道標が出てきて、本来のコースに復帰できました。素人の私にはちょっと緊張する場面でした。 その先は尾根筋を基本外さずに進めば問題ありません。倒木多数ですが巻き道等も着いてます。誤って入り込みそうな支尾根には入らないよう道標やテープ等がありますが、一カ所だけ岩にペイントしている箇所が在りました。ここは危うく真っすぐに通り過ぎそうになったのですが、たまたま展望が良く富士山を見ながら一休みしていたら、足元に目線が行きペイントに偶然気が付きました。目立たないので要注意です(写真参照)。 ・鉄塔〜嵯峨山 倒木多数です。もともと小保田(下貫沢)からのメジャーなルートがあるので、迷わないと思ってましたが、倒木がひどく逸れて歩くと、わからなくなる箇所もありますのでテープを頼りに行きます。まず、その小保田(下貫沢)からのルートとの合流点が分かりませんでした。スイセンピーク直下では道標あります。ここから道はザレて悪くなりますが、ロープが張られていて迷いません。その後は尾根筋を行けばいいのですが倒木がひどく、山頂直下ではテープも見失い山肌を強引に直登しました。山頂には三角点があります。展望はありません。少しだけ奥に進むと祠があり西と北への展望があります。ここで引き返しました。 ・嵯峨山〜小保田(下貫沢駐車場) 山頂からは前述の来た道を戻ります。往路で分からなかった小保田(下貫沢)への下山路分岐(Aとする)はヤマレコの計画地図を表示させると、みんなが歩いたオレンジのドットが表示されるので、GPSによる現在位置(ジオグラフィカ)と地形から照らし合わせて場所を特定できました。確かに道がありました。分岐の道標はありません(A)。見つけたAからの下山路は倒木がさらにひどくなり、少し行ったところでど真ん中に大きな倒木があり立ち往生になりました(Bとする)。下は無理そうなので上から巻こうと上がっていくとテープがあるのに気が付きました。このテープを辿れば巻けると思ったのですが、期待に反してどんどん標高を上げていってしまいました。往路で歩いて来た尾根筋に出そうだったので引き返しました。そこで気が付いたのですが、そもそも尾根筋(Cとする)からこのテープに従って下山するのでは?と思い、はじめの倒木地点に戻った後(B)、案の定、更に下っていくテープがありました。当初は倒木箇所(B)から見ると後方だったためわかりませんでした。結局元々の分岐箇所(A)から倒木箇所(B)までは、本来のルートながら今は回避されているようです。整理すると従来の下山路A→Bは通行不能のため、現在はC→Bと下山するように付け替えられていました。 その後も荒れ放題で途中分岐が出てきて迷いましたが、直進方向を選んだら正解でした。下貫沢を渡り、畑に出るまで荒れ果ててます。 |
その他周辺情報 | いずみや:保田駅近くの中華屋さん https://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12008501/ チャーハンラーメンセット:980円 |
写真
撮影機器:
感想
拍手をくれた方のレコで小鋸山の存在を知り、嵯峨山まで尾根伝いに歩けるようなので挑戦してみることにしました。観光地である鋸山は混雑を回避するため朝の内に通ることにして嵯峨山で下山する方向で計画。嵯峨山は良く歩かれている山で、私自身も以前登ったことがあるので、注意すべきは小鋸山を中心とした郡界尾根かと思われました。小保田から嵯峨山へ向かう登山道にさえ合流すれば、後は大丈夫だろうと考えていました。
実際歩いてみると道は東進するにつれて倒木がひどくなり、嵯峨山ではかなり過酷な状況でした。郡界尾根も荒れ気味で踏み跡薄く、断崖や崩落地もある難路ながら、その苦労が霞んでしまうような嵯峨山の惨劇でした。昨年の台風(2019年15号;市原市でゴルフ練習場の鉄柱が民家を潰した台風)の爪痕が一年経過した今でも色濃く残ってます。
見どころ満載の観光地鋸山から倒木地獄の嵯峨山、天国から地獄へ転げ落ちるような山行でした。素人の私にはちょっと厳しい山行となりました。
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コメント
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satoshi7604さん、おはようございます♪
ヒヤヒヤしながら山行を拝見致しました〜💧
小鋸山から嵯峨山まではすごいことになっていますね💦その2つをつなぐルートはあまり人が入っていないせいかも知れませんが、、、昨年の台風の影響がすごそうです🥺小鋸山から嵯峨山へつなぐルートはちょっと気になっていたのでどんなものかと思いましたが…😅ヤバそうですね💦
余談ですが嵯峨山は私の母が滑落し、九死に一生を得た山でして…(|||´Д`)ブルブル。とにかくご無事で何よりです🍀詳しいレコありがとうございました☺️
Yamano-Rozariaさま、こんにちは!
コメントありがとうございます!
このコース気になりますよね。
ヒヤヒヤさせましてすみません・・。
そうですね、まだ倒木多数ですので整備されるまで、しばらくは避けた方がよさそうです。
嵯峨山で滑落ですか!?
スイセンピークへの登りでしょうか。
あそこは急傾斜でザレてて滑りやすいので危険ですね。
因縁の山なんですね。
お母様もなんとかご無事でよかったです。
拙い記録ですが、ご参考になったようで良かったです!
無事を案じてくれてありがとうございました!!
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