【南房総2】岩井駅周回 謹慎中につき安全遊歩低空飛行のみ70 房総ヲお散歩スル ( その2 ) 富山 ( 大失敗の皺寄せで撃沈 )
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 973m
- 下り
- 963m
コースタイム
5:23京急久里浜駅5:24→5:31久里浜天神社5:33→5:46大浜交差点→5:51サンクス久里浜港前店5:53→5:55東京湾フェリー久里浜港6:20
7:01東京湾フェリー金谷港7:14→7:23浜金谷駅7:36
7:47岩井駅7:51→7:52岩井駅入口交差点→7:55市部交差点→7:59大橋渡って左折路入る8:00→8:03 T字路左折→8:03十字路直進→8:08内房線11木の根ガードくぐって右折→8:12高崎公園駐車場前左折8:13→8:18 Y字路右へ8:20→8:22左折登り口(標識有)入る→8:34尾根筋分岐8:38→
8:41木ノ根峠8:44→8:46▲木ノ根峠東ピーク8:47→8:51▲冷水ピーク8:59→9:00マテバジイ並木入口→9:09▲小ピーク→9:14▲石杭のピーク→9:31石杭のピークに戻る→9:33▲石杭南東のピーク→9:35小ピーク→9:37クジラ石の暗部→9:40石杭のピークへ→9:49クジラ石へ→さらに南東のピークへ→9:56クジラ石へ→9:58石杭のピークに戻る→10:04マテバジイ入口休憩所に戻る10:13→10:17木の根峠に戻りリスタート
木の根峠10:17→10:19巻き道で水溜り→10:21冷水ピーク→10:22マテバジイ入口→北へ向かってから西へ曲がる左手の下り分岐を見送り右手に曲がる→10:30南東の140m圏から150m圏方向に上る→10:34▲石杭のピーク→10:49南へ向かう尾根を見送り左手の北東へ10:51→10:52▲石杭のピーク2→10:57不入斗山との鞍部10:58→11:00赤テープのところで尾根の右を巻く→11:02クジラ岩→11:07▲不入斗山11:21→11:25切通A 11:27→11:28▲北の岩山→11:30切通Aに戻る→11:33切通B→11:37いったん切通を抜けてから左後方へ上って切通の上からふたたび切通へ下りる→11:38分岐点の鞍部→11:42▲馬頭観音峰11:44→11:47鞍部に戻る→12:03▲原田山西峰→12:06▲原田山東峰→12:10ガマ石12:11→12:13原田峠12:25→12:37南西の谷筋の道を山境まで偵察に行って原田峠に戻る→12:39▲小ピーク12:44→12:52▲小ピーク→12:52鞍部12:53→12:55岩を回りこむ→12:57女夫石山北尾根肩突端→12:59▲小ピーク→13:04女夫石13:05→13:06▲女夫石山13:07→13:10山頂に戻る→13:27原田峠に戻る→13:35原田トンネル北口→13:37岩婦隋道→13:44岩婦湖→13:57芝橋わたる→13:58県道258右折→13:59富山中前バス停左折→14:02富山中学校前右折→14:12伏姫籠穴入口14:13→14:18 Y字路右へ→14:29舗装道路終点→14:47馬の背→14:53▲富山(金比羅峰)15:08→15:10展望台→15:24▲観音峰15:25→15:39五合目広場→15:45水仙畑15:49→15:56福満寺分岐左折路入る→16:00福満寺16:02→16:12富山中前バス停→16:14観音山入口16:15→16:20登り口→16:23▲観音山16:39→16:41北側登り口→16:44要害山登り口→16:49▲要害山16:50→17:00▲西峰→17:01北に下ってすぐに尾根が北東に曲がり下りてゆくところ→17:15要害山山頂に戻る→17:21観音山山頂に戻る→17:38福衆院17:40→17:44大蘇鉄入口→17:48市部交差点→17:51岩井駅入口交差点→17:52岩井駅18:29→
18:41浜金谷駅18:44→18:54東京湾フェリー金谷港19:30→
20:10東京湾フェリー久里浜港20:11→(寄り道3分)→20:41京急久里浜駅20:49
(私用17分)→帰宅21:46
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
船
【帰り】JR 岩井駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 岩井駅の改札口を出て正面の道を進み岩井駅入口交差点で左折して大橋を渡ったところにある左折路に入り、T字路を左折してすぐの十字路直進すれば程なく内房線11木の根ガードがあるのでくぐって右折する。 高崎公園駐車場前を左折してY字路を右に進んでしばらく行くと左手の登り口に標識があるのてこれに従い、ジグザグ道を高みまでひた上る。 上り切ったところで右手後方に進む道と右手の尾根筋にのるルートが分かれるが、今回はそのまま巻き道を東へと進んで木ノ根峠に至る。 ここより左手を巻く道もあるが尾根を進んで鞍部までいったところで巻き道が左手から合流し、ひと山上り返したところが展望抜群の冷水ピーク。 いったん小さく下って上り返すとすぐにマテバジイ並木の入口となるが、主脈といえるような存在がなく枝尾根の複合体みたいな地形のため、読図をしてないとあらぬ方向へと進んでしまう可能性大なので要注意。なお、しっかり読図さえすれば、紛らわしい分岐はひとつもなかった。 不入斗山との鞍部に下りたところで幅広の道が裾を縫うように南北に流れているが、正面にくくられている赤リボンのところからとりつけば、クジラ岩の裏から岩場となって絶景が拝める山頂南端まではほんのひと上り。 はたして山頂からそのまま北へと下ってゆくと切通に出るので右折する。 さらに数分で別の切通があって、そのまま抜けるとすぐに鞍部となる。 ここより南を目指せば馬頭観音峰で、本来ならそのまま東へ尾根を下れば次の鞍部にたどり着くわけだが、かなり厳しいので鞍部に戻って巻き道を進み、馬頭観音峰から尾根が下ってきたところで谷筋より南東の尾根筋に上ってゆく。 原田山のピークはいずれも巻き道でかわせるし、巻き道の方にリボンも誘導しているし、かえって尾根筋を歩いた方が難易度は上がるので、そのときどきの気分しだいでルートを選択するのがよいかもしれない。 東峰から鞍部に下ってすぐにガマ石が鎮座していて、ここからわずかばかりで原田峠の切通に下りつく。 さて、女夫石山へは、下りついた原田峠より対面に上り返してゆくのだが、すぐにかなりきつめな岩が前方に現れるので右側へと迂回すると、有難いことにおたすけロープが備え付けられていたので使わせていただく。 最初の小ピークから北へ下ってゆくと、尾根は少しづつ右に曲がってゆき、東から南へと進路を変え、木にくくられた白テープに「→女夫石山」の表示に従い、直登気味にゆき大きな岩だけは回りこむと、程なく直線的でなだらかな北尾根となり、女夫石からすぐに女夫石山の山頂部となるが三角点と「房州低名山」のプレート以外は見るべきものもなく展望もない。 はたして、原田峠に戻って西側の道をゆけば、赤テープに誘導されながらジグザグ道がつづき、テープが無くなったあたりの前方に舗装道路が見えてきて、すぐ左手に原田トンネルの北口があるので右折する。 ほどなく岩婦隋道をくぐればハイキングコースの標識類も多くなり、岩婦湖を経て県道258右折すると、すぐに富山中前バス停となり、ここより富山周遊まではわんさかある道標どおり。 福満寺より県道258に下りて右折すれば10分ほどで富山中前バス停に帰り着くのでそのまま進み、富津館山道路のガード下をくぐってすぐ右手に「→観音山」を従えたフクロウくんたちがおでましになるので山頂まで誘導してもらう。 はたして観音山を北にくだれば目の前に要害山が聳えているので舗装道路を高みに向かってゆくだけで登山口へといざなわれ、存在感抜群の電柱が守護する山頂部まで道なり。 ここから西峰までは植生が濃い部分が点在するため、単に北西に向かって尾根筋をたどるだけのことだが、いちおう留意のこと。 西峰山頂からは、さらに北〜北東へと下ってゆく尾根道があったが、日没が近づいてきたので散策は切り上げてピストンにとどめた。 帰路は、右折してきたところから西へ進み、県道184から258にのりかえて、福衆院を右手に蘇鉄入口を左手に見送りルート127の市部交差点で右折して岩井駅入口交差点を右折して岩井駅へと下山した。 不入斗山には、管轄名称不明の1級基準点「No.3」がある。 女夫石山には、三等三角点「女夫石」がある。 富山には、三等三角点「富山」がある。 要害山には、管轄名称不明の1級基準点「No.1」がある。 【 危険箇所 】 皆無。 特に、富山と観音山は、安全遊歩道クラスで、唯一、要害山山頂から西峰までの道に植生が濃い部分がある程度で、薮がきついようなら道間違いを疑ったほうがよい。 木ノ根峠から原田峠までと、原田峠から女夫石山までは、要コンパス&1/25000 【 トイレ 】 久里浜港・金谷港・岩井駅前・伏姫籠穴入口・富山・などなど。 【 休憩所 】 冷水ピーク・マテバジイ並木入口・富山・観音山・などなど。 【 飲食・買い物 】 サンクス久里浜港前店で、肉まんとチーズ肉まん(236円)をいただく。 東京湾フェリー金谷港の自販機にて、カフェラテ(120円)をいただく。 岩井駅前の自販機にて、デルモンテのオニオンポタージュ(130円)をいただく。 東京湾フェリー金谷港の自販機にて、小岩井のミルクコーヒー(120円)をいただく。 【 持参したガイド・地図 】 1/25000地図 金束(国土地理院) 1/25000地図 保田(国土地理院) 1/25000地図 那古(国土地理院) 【 参考書 】 房総丘陵(鈴木伸一著 千葉日報社) 房総の山歩き改訂版(内田栄一・川崎勝丸共著 新ハイキング社) 新・分県登山ガイド11 千葉県の山(山と渓谷社) 【 参考にさせていただいたサイト 】 房総丘陵 http://homepage2.nifty.com/kanto-hike-guide/bousokyu.htm 【 失せ物 】 老眼鏡×2。 コンパス。 ゴミ袋(自分用)。 ゴミ袋(回収用)。 【 ゲットしたオタカラ 】 なし。 【 my初登頂ちば 】 9 冷水ピーク 140m圏 10 不入斗山 197m 11 馬頭観音峰(仮称) 170m圏 12 原田山(仮称) 170m圏 13 女夫石山 207.6m 14 富山金比羅峰 349.3m 15 富山観音峰 342m 16 観音山(市部) 40m圏 17 要害山(市部) 92m 【 my初登頂関東百名山 】 18 富山 349.3m ※なお、「関東百名山」の推奨ルートは、芝入口バス停〜伏姫籠穴入口〜伏姫籠穴〜伏姫籠穴入口〜富山北峰〜南峰〜芝入口バス停〜岩婦鉱泉 【 my初登頂関東百山 】 18 富山 349.3m 【 周辺の寄り道情報 】 下調べ不足だが、いちおう、 秋葉山、大峯、籠田山、鹿嶺、浅間山、権現山、津辺野山、大畔山、八幡山、天満山、堂山、二位山、那古山、大杉山、宮本城山、青木山、要害山、遠見山、鹿島山、金比羅山、大塚山、増間鹿島山、余蔵山、弥陀山、人骨山、津森山、石尊山、八丁山、大山、東房子嶺、嶺岡三郡山、二ツ山、愛宕山、大塚山、中塚山、などなど。 |
写真
感想
【 反省 】
まず、落し物をしまくった。どこでいつ落としたのかもまったくわからず回収もできなかった。また山を汚してしまった。ごめんなさい。
睡眠不足も解消されてないし、コースづくりも間に合わないので、ハイキングは一回パスするつもりだったのだが、天気予報を見てたら南房総市の強風波浪が消えていて、いつの間にか準備にとりかかっていた。
前回のハイキングの無理がたたって体調もあまり芳しくなかったのだが、珍しく3時間半も眠れたので、ルンルン気分ででかけてしまい、危惧した風も弱く、テンションあがりまくり、ウキウキしすぎて墓穴を掘った。
木ノ根峠コースの道がとてもよかったので、ついついほとんど地図も見ずに進んでしまったら、気づいたときには時すでに遅しでルート上の地形とまったく一致しなくなってしまい、ちまちまと戻っては分岐から出直すことの繰り返しのうち、にっちもさっちもいかなくなり、ついぞ振り出しに戻ることにしたのだが1時間33分のロスタイムは大き過ぎて挽回できずにいちばん楽しみにしていた富山西尾根ルートは断念して、ノーマルルートでお茶を濁すハメとなりトホホホホ。
ダメ過ぎる。
いっしょうけんめいやって失敗するなら無問題だけど、これではダメ過ぎる。
ノーマルルートでも軽い読図はしてるのに、魔がさしたとしかいいようがない。
が、何をどう言ったところで言い訳にしかすぎず、明日になったら忘れてしまうかもだけど、大反省。
【 教訓 】
きもちがよいときほど要注意。
【 感想 】
せっかくの長旅なので2冊も小説を持っていったのだが、予備の老眼鏡も失くしてしまったため帰路で読書ができなくなってしまったおかげさまで、超ひさしぶりにボケラ〜っと無駄な時間をすごすことができて、よかったね。
無駄は最大級の贅沢であると認識する。
ノーマルルートの富山は、尾根歩きがほとんどなくて残念すぎたので再訪決定。
超ショボ山だけど要害山はお気に入り。次回は北の麓にある神社方面からつなげてみたい。
「房州低名山」の女夫石山は、山頂に限れば無展望でショボイけど、原田峠からの歩き心地は抜群で、いずれは別ルートもつなげてみたい。
「房州低名山」に選出されている木の根峠は、雰囲気抜群で、ここからわずかばかりで到達できる冷水ピークの展望のよさも手伝い、納得の花丸優良物件。
MVPは、不入斗山と観音山。
準MVPは、きょういちにち。
ほかのコースではひとっこひとり出逢えなかったけど、さすがは人気の富山というべきなのか多くの御方方で賑わっていて、いっぱいお声をかけていただき、ありがとね。
高崎公園山も、高崎要害山も立ち寄れなかったので、次回は御馳走になりたいものだ。それを含めて、木ノ根峠からのルートは変化をつけて再挑戦できたら最高だ。
また、実はまったく期待していなかった観音山の、市民に愛されまくってる感アリアリなアトモスフィアがすばらしすぎて、感涙した。
ホントは一本前(17時19分)の電車に乗って18時20分のフェリーに間に合わせる予定だったのだが、こんなにステキな山頂でのんびりしないのはもったいなさすぎるので、急遽予定は変更した。
市民提案型まちづくりチャレンジ事業である「観音山を里山に」というとりくみの一環は、大輪の花を咲かせているようにわたしには思えた。
ここまで愛されている山は、あまり多くは見たことがないかもしれない。
なお、観音山では、3月3日午前11時より、合唱団「大地」による里山コンサートが開催される予定。行きたいなぁ。
ともあれ、これだけ失敗ばかりしてしまったのに、この満足感と充実感はなんだろな。
よかったね。
ありがとね。
房総丘陵は冬季限定の予定だったけど、おもしろすぎるので春と秋にもちょっちぃ行けたらよいなぁとか思いだしている今日この頃。
【 蛇足なわたくしごと 】
ポーラX レオス・カラックス ★★★★★ (2/9 再見5回目)
痛さのなかにもどこかに救いがあった「汚れた血」や「ポンヌフの恋人」と比較できないくらい、よい意味で最悪のドラマである。
信じることが出来なければ貫けないもの。
それはひとが生きてゆくうえでもっともたいせつな無形のなにか。
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