赤岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
10日 7:00行者小屋-8:00中岳分岐-8:30赤岳山頂8:40-9:00赤岳展望荘9:15-10:20行者小屋11:20-12:40美濃戸山荘13:00-13:40美濃戸口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
3連休初日、9:35発茅野駅からのバスが3台出た。
美濃戸口の駐車場には入りきらないクルマが路上に溢れていた。
さすがに好天に恵まれた3連休。
八ヶ岳山荘で身支度を整えると雪の積もった林道をひたすら歩く。最初は雪道ハイクなんて思っていたが、次第に飽きてくる。
美濃戸山荘に到着。
しばらく休憩して出発。
ここから北沢と南沢に分かれる。行者小屋へは南沢を行く。
人一人分が通れる踏み跡が付いている。
一部凍っている箇所があり、アイゼンを装着した方が安全だが付けずにそのまま行くことにした。
突然視野が広がり赤岳が目の前に現れる。
そしてしばらく行くと今日の幕営地行者小屋に到着。
13:30ですでに20張り程のテントが設営されている。
テントを張って写真を何枚か撮ったらやることもなく、テントの中で読書。
17:00に夕食、今夜は日清のカップラーメンごはん(正式な名前わかりません)。
21:00位まで隣のテントの話し声が気になって寝れない。
ようやく寝たら0:00にトイレへ行きたくなって目が覚めた。
夜空は満天の星。
でも気温はマイナス15度、寒くてゆっくり見れない。
朝は4:00に目が覚めた。
つま先が冷たかったが寒さは感じなかった。
グダグダしながら寝袋から出たのは4:30.
朝食を食べて、テント内を片付け、トイレ待ちをしていたら出発は7:00になってしまった。
久しぶりの12本爪アイゼンで文三郎尾根の急坂を登る。
夏の階段の段差を上るより楽な気がする。
森林限界を超えると中岳との分岐。
ここからは風が強くなる。
足元も雪が飛ばされ、岩が露出して雪と岩のミックス。
今日は吹き飛ばされそうな程の強風もなく、さほど恐怖感はなかった。
ただし、足元を見れば滑落すれば止まらないだろうなと思える斜面を慎重に歩く。
森林限界を超えれば体感気温はマイナス20度か。
眉毛とまつ毛が凍る。
鎖場のトラバースも大して危険を感じることもなく、ほどなく赤岳山頂に到着。
残念ながら青空は出ているが北アルプス方面はガスがかかっている。
しばらくガスが晴れるのを待ったが強風で体が冷えてきたので展望荘まで下る。
展望荘で一時ガスが晴れたので写真を撮りまくる。
しかし、デジカメの電池が寒さで使えなくなり、スマホで素手になって撮る。
1分位素手になるのは問題ないが、3分位素手になるとジンジンしてきて、手袋をはめてもしばらくは痛みが残る。
地蔵尾根から行者小屋へ下る。
途中のヤセ尾根を通るところで中年女性が渡るのを躊躇していた。
先に行ってくれと言うので、一緒に渡りましょうと言うが、文三郎尾根はどうかと聞かれた。
向こうも岩場で危ないですよ言うが、結局文三郎尾根に行ってみるとのこと。
大丈夫だったのかなあ。
地蔵尾根は危険な箇所もなく、雪道の下りを思う存分楽しみながらおりた。
下りながら赤岳を仰ぎ見るとガスが晴れて絶景!
ちょっと悔しい、もう少し遅く出発すればよかった。
行者小屋に到着するとテントを撤収し、美濃戸口に向かった。
帰りは下りでアイゼンも履いていたので気持ちよくスタスタ歩けた。
八ヶ岳山荘ではモンベルのカードを提示して無料で入浴。
汗を流しスッキリしたところでバスに乗り込んだ。
2日間天気に恵まれ雪山を満喫できた。
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