銅山越〜西山〜綱繰山〜笹ヶ峰〜ちち山〜冠山〜平家平
- GPS
- 33:52
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,212m
- 下り
- 2,173m
コースタイム
6:50日浦登山口-8:25銅山越8:33-9:03西山9:10-10:07綱繰山10:13-12:08大坂屋敷越-13:34獅子舞の鼻-15:37ちち山分れ-16:36紅葉谷分岐-18:00丸山荘
●2月11日(月)
7:57丸山荘-9:01笹ヶ峰9:18-10:10ちち山10:30-11:00ちち山分れ-12:47冠山13:05-13:55平家平14:00-14:43巡視路分岐-16:34中七番-16:43中七番下登山口
天候 | 2月10日 : 晴れ 2月11日 : ガス、晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
トイレはあるが、冬季に水が出るかどうかは分からない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1766m峰〜ちち山のトラバース道は雪崩が起こりやすいそうです。 ほか、 西山、綱繰山周辺は被った灌木が多い。 ちち山のトラバース道は張出した灌木が多い。 紅葉谷〜丸山荘は絶え間なく被った灌木が現れる。 綱繰山〜大坂屋敷越への下りは、一旦1418m峰との鞍部まで下り、西へトラバース道を行く。地形図は尾根の北西寄りに道が付いているが、そのような道はなかったように思う。 |
写真
感想
当初は三嶺〜天狗塚のコースを歩こうと考えていたが、雪が少なそうで無雪期とほとんど景色が変わらないだろう、という予想と日曜日に入山ではトレースがある確率が高かったため、今回のコースを歩くことにした。
スキー場の積雪情報を当てにするという考えが甘く、実際は金曜日の朝には降雪があり、土曜日の好天を経ても雪が残っていた。前半部は頻繁に木の枝の雪を落しながら歩いた記憶がある。
日当たりの良い面は土が露出していたところも多かったが、北側の影面は雪が深く、ほとんど地面に触れることはなかった。
初日はアイゼンを履くような雪質ではなかったが、見えない木の根で滑るのが嫌なので一度履き、土の露出が増えてきて脱ぎ、やせ尾根で雪下の岩で滑ってから再度履き、ちち山分かれへの登りでワカンを履き、とコロコロ装備を変えたのが時間の無駄だった。今歩いている場所の雪質だけで無く、先の道での装備を考えて決めるようにしたい。
紅葉谷分岐に着いたときには16:30を過ぎていたが、丸山荘へ行けるだろうと思い前進することにした。が、その道は被さった枝が多く、大きいザックを背負った身体には非常に厳しかった。長く不明瞭なトラバース道でテープ、トレースを頼りに進んだ。後でこのトレースは前日に丸山荘の旦那が着けたものだと聞いた。
丸山荘には18時過ぎに着いた。ほとんど人が来そうにないようなところで本当に通年なのか?と疑っていたが、小屋には灯りが点いていた。扉を開けてテントを張りたいと申し出ると、小屋の前での幕営を勧められた。小屋手前の林間の広場がキャンプ指定地になっているが、雪面ならどこに張っても同じである。
わざわざ厳しい道で小屋まで下らず紅葉谷でテントを張っていれば良かったのだが、小屋まで歩いた理由は小屋に対する興味だった。唯一肯定すべき点は、管理されたトイレで小便をしたことで自然に与える影響を小さくできたことくらいか。
2日目は6:30くらいに朝飯を食べ終えて片づけに入ったが、出発が8:00前になった。一人という理由でテントの撤収に時間がかかるのは仕方が無いが、速く片づけようという意識が薄いことが問題である。
小屋から笹ヶ峰への道は昨日の紅葉谷からの道と違って灌木は少なく、一面笹の斜面。雪の量も少ないので道を外れること無く笹ヶ峰の山頂まで辿り着いた。ガスで遠望が利かない中、岩陰で風を避けて行動食を齧る。
ちち山へ向けて歩き始めると、コメツツジが点在する広い笹原に出る。晴れていれば素晴らしい景色だが、絵にならないため一枚の写真も撮らずに通過した。
ちち山山頂に着いて休んでいると日が射したり陰ったりしたので、空の回復を期待したが、そこでは晴れず。ちち山分かれを過ぎて冠山へ向かう途中でようやくガスから抜けた。
冠山への道は横から見ると非常になだらかな斜面だが、雪が積もれば容易ではなく、脚の疲労も重なって非常に長く感じた。
冠山ではちち山〜伊予富士の大展望をおかずに一休み。ちち山分かれから大永山トンネル側へ下らずにここまで歩いた甲斐があった。
冠山からは雪稜を通過したら緩い下りと登りですんなりと平家平へ着く。おそらく平家平は、平家の落人が村に住み着いたという言い伝えから名付けられたのだろう。ここでも剣山の平家馬場のように馬を走らせていたのだろうか?
平家平から下ればちち山方面の展望はほぼ無くなる。名残惜しい。
ボリュームのある雪稜を抜けた途端にほとんど雪のない道になったりと、道の変化が激しかった。雪に対する風や日光の影響は大きい。
当初は三ツ森峠まで歩きたかったが、体力と時間が残っておらず、巡視路分岐から下山した。
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