ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2691171
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
氷ノ山

氷ノ山(仙谷→東尾根→福定→氷ノ越) 〜欲張りすぎた〜

2020年10月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:44
距離
13.8km
登り
1,335m
下り
1,321m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:42
休憩
0:59
合計
7:41
10:11
10:12
6
10:18
10:19
57
11:16
11:22
36
11:58
12:04
8
12:12
12:15
14
12:29
12:32
25
12:57
13:10
35
13:45
13:45
24
14:09
14:10
19
14:29
14:29
8
15:02
15:03
16
15:19
15:30
27
15:57
15:59
12
16:11
16:12
45
16:57
16:57
5
17:02
17:09
8
17:17
17:17
9
17:26
17:29
2
17:31
17:31
6
17:44
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
わかさ氷ノ山キャンプ場の駐車場に車を停めて歩き始めました。
コース状況/
危険箇所等
コースには標識が適宜設置されていて迷うような所はありませんでした。道が不明瞭な所にはピンクのテープが垂らされていて目印になりました。
昨日雨が降ったため、道が若干ぬかるんでいるところがありました。また、木道や木段が濡れていて滑りやすくなっていました(何回か滑りました)。
わかさ氷ノ山キャンプ場に車を置いて出発します。
2020年10月31日 10:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 10:04
わかさ氷ノ山キャンプ場に車を置いて出発します。
キャンプ場周辺は整備されていてきれいに色付いた樹もありました。
2020年10月31日 10:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
10/31 10:13
キャンプ場周辺は整備されていてきれいに色付いた樹もありました。
スキー場方向へ向かいます。
2020年10月31日 10:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 10:13
スキー場方向へ向かいます。
仙谷登山口
2020年10月31日 10:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 10:19
仙谷登山口
森を抜けてスキー場へ出ます。冬のスキー場準備のため?ススキを刈っています。
2020年10月31日 10:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 10:21
森を抜けてスキー場へ出ます。冬のスキー場準備のため?ススキを刈っています。
標識を左折してスキー場の縁を登って行きます。
2020年10月31日 10:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 10:22
標識を左折してスキー場の縁を登って行きます。
山の上の方は紅葉しているようです。楽しみ^-^)
2020年10月31日 10:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 10:30
山の上の方は紅葉しているようです。楽しみ^-^)
林の中に入りました。ここから1合目です。
2020年10月31日 10:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 10:32
林の中に入りました。ここから1合目です。
杉の切り株にスギヒラタケ
2020年10月31日 10:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 10:33
杉の切り株にスギヒラタケ
古いけれども一応登山道として作られた道のようです。
2020年10月31日 10:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 10:37
古いけれども一応登山道として作られた道のようです。
大きな黄葉の木があります。
2020年10月31日 10:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 10:41
大きな黄葉の木があります。
ブナの巨樹ですね。
2020年10月31日 10:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 10:45
ブナの巨樹ですね。
何度か沢を渡ります。
2020年10月31日 10:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 10:48
何度か沢を渡ります。
落ち葉も紅葉 ヤマモミジかな
2020年10月31日 10:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 10:53
落ち葉も紅葉 ヤマモミジかな
ニガクリタケ?
2020年10月31日 10:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 10:53
ニガクリタケ?
トチの巨樹もしばしばみられます。
2020年10月31日 10:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 10:59
トチの巨樹もしばしばみられます。
実物はもう少し黄色が鮮やかだった気がする。
2020年10月31日 11:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:02
実物はもう少し黄色が鮮やかだった気がする。
はしごがあらわれた
2020年10月31日 11:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:02
はしごがあらわれた
道が不確かになったら周りを見渡してピンクのテープを探します。
2020年10月31日 11:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:12
道が不確かになったら周りを見渡してピンクのテープを探します。
2020年10月31日 11:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:18
2020年10月31日 11:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:21
仙谷コースに挑戦する人は覚悟を。
2020年10月31日 11:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:24
仙谷コースに挑戦する人は覚悟を。
くさりがあらわれた
2020年10月31日 11:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:25
くさりがあらわれた
渓の向こうに遠くの山々が、写真ではよくわかりませんがうっすらと大山まで見えました。
2020年10月31日 11:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:28
渓の向こうに遠くの山々が、写真ではよくわかりませんがうっすらと大山まで見えました。
2020年10月31日 11:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:29
2020年10月31日 11:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:36
2020年10月31日 11:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 11:37
ブナの尾根道に入ります。
2020年10月31日 11:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 11:44
ブナの尾根道に入ります。
2020年10月31日 11:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 11:56
氷ノ越えコースと合流。
2020年10月31日 12:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:06
氷ノ越えコースと合流。
甑(こしき)岩 
まだ上まで登ったことがありません。
2020年10月31日 12:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:10
甑(こしき)岩 
まだ上まで登ったことがありません。
2020年10月31日 12:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:12
団体さんが前を行きます。少し離れて後をついていきます。
2020年10月31日 12:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:23
団体さんが前を行きます。少し離れて後をついていきます。
山頂到着
一等三角点「氷ノ山」
 緯度: 35:21:14.2529
 経度: 134:30:49.8298
 標高: 1509.62
2020年10月31日 12:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 12:31
山頂到着
一等三角点「氷ノ山」
 緯度: 35:21:14.2529
 経度: 134:30:49.8298
 標高: 1509.62
山頂はずいぶん多くの人で賑わっていました。
2020年10月31日 12:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 12:32
山頂はずいぶん多くの人で賑わっていました。
早々に兵庫県側に下ります。
2020年10月31日 12:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:32
早々に兵庫県側に下ります。
古生沼
…この草原が、沼なのか?
2020年10月31日 12:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:35
古生沼
…この草原が、沼なのか?
振り返って山頂避難小屋
2020年10月31日 12:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:36
振り返って山頂避難小屋
木道が続きますが、濡れた木道は滑ります…滑りました- -;
2020年10月31日 12:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:38
木道が続きますが、濡れた木道は滑ります…滑りました- -;
古千本杉
2020年10月31日 12:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:40
古千本杉
神大ヒュッテ
2020年10月31日 12:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:58
神大ヒュッテ
2020年10月31日 12:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 12:58
ここでお昼にしました。スペシャルシールのついた菓子パンと野菜ジュースと魚肉ソーセージ(ここで全部食べたわけではありません)
2020年10月31日 13:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 13:00
ここでお昼にしました。スペシャルシールのついた菓子パンと野菜ジュースと魚肉ソーセージ(ここで全部食べたわけではありません)
ここからはトレッキングポールを持ってスピードアップ
2020年10月31日 13:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:10
ここからはトレッキングポールを持ってスピードアップ
冬の雪で弓なりになった樹
2020年10月31日 13:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:14
冬の雪で弓なりになった樹
2020年10月31日 13:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:15
2020年10月31日 13:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 13:19
2020年10月31日 13:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:25
人面岩
‥おお、確かに人面に見える
2020年10月31日 13:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:29
人面岩
‥おお、確かに人面に見える
2020年10月31日 13:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:40
2020年10月31日 13:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2020年10月31日 13:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:47
2020年10月31日 13:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:48
このあたり、天然記念物のドウダンツツジ群落です。
2020年10月31日 13:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 13:49
このあたり、天然記念物のドウダンツツジ群落です。
2020年10月31日 13:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:49
2020年10月31日 13:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:50
連理の木
2本の木が交わっています。
2020年10月31日 13:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:51
連理の木
2本の木が交わっています。
犬を連れて歩いている人とも何人か出会いました。
2020年10月31日 13:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:55
犬を連れて歩いている人とも何人か出会いました。
2020年10月31日 13:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 13:59
東尾根避難小屋
2020年10月31日 14:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 14:08
東尾根避難小屋
ここで右折して福定親水公園方向へ進みます。
2020年10月31日 14:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 14:09
ここで右折して福定親水公園方向へ進みます。
木段の急勾配が続きます。…また、滑りました。
2020年10月31日 14:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 14:09
木段の急勾配が続きます。…また、滑りました。
2020年10月31日 14:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 14:24
2020年10月31日 14:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 14:25
林道へ出ました。東尾根登山口です。
2020年10月31日 14:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 14:29
林道へ出ました。東尾根登山口です。
ここに車を停めて歩いている人も多いようです。
2020年10月31日 14:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 14:30
ここに車を停めて歩いている人も多いようです。
高原のスキー場とキャンプ場
2020年10月31日 14:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 14:37
高原のスキー場とキャンプ場
しばらくは舗装道路歩き、できれば自転車とか使いたいところです。車に追い越されながらとぼとぼと歩きます。
2020年10月31日 14:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 14:53
しばらくは舗装道路歩き、できれば自転車とか使いたいところです。車に追い越されながらとぼとぼと歩きます。
向かいの山も午後の日に照らされています。
2020年10月31日 14:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 14:59
向かいの山も午後の日に照らされています。
福定親水公園へ到着。
2020年10月31日 15:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 15:04
福定親水公園へ到着。
ここからまた山を越えて鳥取県へ帰ります。時間との勝負です。
2020年10月31日 15:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 15:06
ここからまた山を越えて鳥取県へ帰ります。時間との勝負です。
沢を歩く、これも登山道。
2020年10月31日 15:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 15:14
沢を歩く、これも登山道。
立派な橋が架けられています。大雨で流されないかな、と心配してみたり。
2020年10月31日 15:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 15:15
立派な橋が架けられています。大雨で流されないかな、と心配してみたり。
布滝
2020年10月31日 15:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 15:19
布滝
2020年10月31日 15:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 15:31
2020年10月31日 15:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 15:39
2020年10月31日 15:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 15:42
連樹
7種類の木が絡み合っています。
2020年10月31日 15:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 15:47
連樹
7種類の木が絡み合っています。
2020年10月31日 15:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 15:54
地蔵堂 トタン張りの粗末な小屋ですが、古い地蔵が安置されています。安全に山が越せますように。
2020年10月31日 15:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 15:59
地蔵堂 トタン張りの粗末な小屋ですが、古い地蔵が安置されています。安全に山が越せますように。
木地屋跡 言われなければただの広場です。
2020年10月31日 16:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 16:10
木地屋跡 言われなければただの広場です。
2020年10月31日 16:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2020年10月31日 16:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 16:21
水場がいくつかあります。冷たくてうまい水。
2020年10月31日 16:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 16:28
水場がいくつかあります。冷たくてうまい水。
氷ノ山山頂が夕日に照らされています。
2020年10月31日 16:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 16:57
氷ノ山山頂が夕日に照らされています。
上りはここまで、氷ノ越えに着きました!
2020年10月31日 16:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 16:59
上りはここまで、氷ノ越えに着きました!
峠の地蔵
もう少し、下山するまでお見守りください。
2020年10月31日 16:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 16:59
峠の地蔵
もう少し、下山するまでお見守りください。
落ち葉の道を下ります。
2020年10月31日 17:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 17:06
落ち葉の道を下ります。
夕日だ
のんびりしていると暗くなる〜
2020年10月31日 17:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 17:08
夕日だ
のんびりしていると暗くなる〜
かなり暗くなりました。ザックからヘッドライトを取り出して点灯します。
2020年10月31日 17:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 17:28
かなり暗くなりました。ザックからヘッドライトを取り出して点灯します。
やっと1合目まできました。ライトが無いともうまともに歩けません。
2020年10月31日 17:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 17:34
やっと1合目まできました。ライトが無いともうまともに歩けません。
獣除けの電気柵を通り抜けて、ヒトの世界へ生還。
2020年10月31日 17:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 17:40
獣除けの電気柵を通り抜けて、ヒトの世界へ生還。
キャンプ場に下りてきました。実際の空はもっと暗いです。キャンプを楽しむ人の明かりが見えます。
2020年10月31日 17:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/31 17:41
キャンプ場に下りてきました。実際の空はもっと暗いです。キャンプを楽しむ人の明かりが見えます。
駐車場も真っ暗です。やっと帰ってきました。
2020年10月31日 17:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/31 17:43
駐車場も真っ暗です。やっと帰ってきました。

装備

個人装備
長袖シャツ サポーティングタイツ ジャンパー ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(ハット) 登山靴 サブザック(19L) トレッキングポール 昼食(菓子パン*2個+野菜ジュース+魚肉ソーセージ) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(玄米茶500mL) iPhone(GPS+ナビ) iPad mini(GPSログ用) サブバッテリー カメラ 携帯電話 腕時計 手拭い ティシューペーパー
備考 ドローンを持って行ったけれど飛ばす場所とタイミングが無く、飛ばしませんでした。

感想

 氷ノ山には、これまで「三の丸→氷ノ越」コースで何度か歩いたことがある。スキー場を歩いて登るのがなかなか辛いコースだ。氷ノ山の鳥取県側にはもう一つ「仙谷コース」というのがあって、3つのコースの中では一番難易度が高いと言われているが、一度は登ってみたいと思っていた。ただ、仙谷コースで山頂へ行った後、三の丸コースでスキー場を歩いて下りるのは気が進まないし、氷ノ越で下りると距離が短くて物足りない気がする。氷ノ山の兵庫県側にはいろいろと見所があると聞いているし…なんてことを考えて、いろいろ欲張ってコースを考えたら距離が10kmを優に超えるコースができてしまった。普段、せいぜい日帰り10kmぐらいしか歩いたことがないので、不安はあったが、頑張ればまあ何とかなるだろう、新しくなった一等三角点の標石も見てみたいし、これから山陰は天気の悪い日も多くなるから、行くなら今日ぐらいしかない、と金曜日の晩に決心した。
 そうは言っても早起きはできず、Geographicaにルート登録などしてから出かけたものだから、出発地点のわかさ氷ノ山キャンプ場に着いたのは10時頃になってしまっていた。駐車場はほぼ満杯で、辛うじて空いていた駐車スペースに車をねじ込んで支度をしていたら大型バスがやって来た。バスからは登山スタイルの乗客がぞろぞろと下りてきたので、そそくさとキャンプ場を離れて登山口へ向かった。さすがに団体客は仙谷コースはとらないだろう。ある意味この日、仙谷コースを選んだのは正解だった。歩いてみると確かに道の荒れたところや険しいところはあるが、スキー場をとぼとぼ登ったり杉林の中の風景の代わり映えしない道を黙々と歩くより楽しいコースだった。何より、あちこちに色付いた木々を見ることができて秋の登山としては最高のコースだったように思う。思わず写真を撮りまくって少々時間をかけすぎてしまった。
 山頂は想像以上に大混雑だった。駐車場の車の主に加えて大型バスで来た登山客、更には兵庫県側から登ってきた登山者がお昼時の氷ノ山山頂に集結しているものだから、まるで休日のAEON並み(田舎者なのでこれぐらいしか例えが見つからない)の混雑だった。新しい三角点を写真に収めてさっさと兵庫県側へ下山することにした。
 最近、山に行くときはドローン(MavicMini)を持って行って飛ばしてみたりしているのだが、この混雑している山頂付近でドローンを飛ばすのはどうにもはばかられた。また、その後もドローンを飛ばしてよい写真が撮れそうな場所が見つからず、時間的にも余裕がなかったので、結局ドローンは飛ばさずリュックの重しになっただけだった。ま、仕方がない。
 歩行距離が長くて、山ゴハンに時間をかける暇はないだろうと思っていたので、今回の昼食はパンにした。菓子パンを2つ買ったが、共に400kcalを超える高カロリーパンだった。普段なら躊躇してしまう摂取カロリーなのだが、かほなん(YouTuber)も「山は0カロリー」と言っていたのでま、いいか。さすがに一度に全部は食べなかったが、3回ぐらいに分けて食べきった。
 天気が良かったこともあって、紅葉が綺麗だった。歩いたコース上のブナやカエデだけでなく、少し離れた谷の斜面の紅葉も陽の光に照らされてとてもきれいに見えた。今年は紅葉の当たり年ではなかろうか。
 兵庫県側の福定親水公園に着いたのは15時頃だった。日が暮れるまでに若桜に帰れるか心配だったが、車のところまで歩いて戻らないと帰れない。上り始めて最初は下山してくる人と何人かすれ違ったが、しばらくすると全く人の姿を見ることはなくなった。そうだよね。15時過ぎてから山を上り始めるって、冷静に考えると「それ本気?」て感じだよね。このコースは色付いた樹々が多く、ゆっくりと紅葉を楽しみながら歩きたい道だったが、日が傾き時間に追われてゆっくりできなかった。また、意外と長く上り坂が続く。あとで記録を見て知ったのだが、福定親水公園は出発地点の仙谷登山口より標高が低い。いくら氷ノ越えが標高低いと言っても、1,250mぐらいまで上らなければならない。結局山二つ分登ったぐらいの行程にはなる。これも後でログを見て驚いたのだが、この日の累積標高差は1,300mを越えていた。以前北アルプスの燕岳を8時間かけて日帰り登山したときと同じぐらいある。燕岳のときはそれなりの覚悟を持って、日の出とともに上り始めたが、それと比べると今回は地元の山ということもあって安易に考えすぎていた。氷ノ越以降は陽が沈んで森の中はどんどん暗くなり、ヘッドランプに頼らないと歩けない状態となった。近くの繁みで鹿が嘶く声が聞こえたりして、一人で山を歩く時間ではないなと身に沁みた。
 ともあれ、秋の日になかなか楽しい登山ができた。仙谷コースは遊歩道をただ歩くだけではない登山の楽しさが感じられるコースだったし、紅葉も綺麗だった。これまで歩いたことのない兵庫県側のコースも歩いてみて人気の登山コースであることが実感できた。出発が遅かったのが反省点、また山頂にあまりにも人が多かったのが予想外だったこと。けれども良い経験だった。氷ノ山はこれからも1年に一度と言わず、何度かは登って自分の力試しをしたい山だ。

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