滝子山（寂ショウ尾根↑すみ沢↓）【展望と紅葉と清流の秀麗富嶽十二景四番山頂】

2020年11月01日(日) [日帰り]

• GPS: 08:01
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,719m
• 下り: 1,731m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 2:09
• 合計: 8:01

距離 19.1km 登り 1,733m 下り 1,731m

6:14 笹子駅
6:24 笹一酒造
6:36 6:37 吉久保入口バス停
6:49 6:52 桜森林公園
6:56 6:57 寂惝苑入口分岐
7:11 7:16 高圧線鉄塔No83笛駒線
7:22 7:29 大鹿林道横断点（南稜）
8:05 8:06 滝子山南稜
9:14 9:19 浜立・寂ショウ尾根分岐
9:36 9:48 滝子山
9:50 滝子山・三角点峰
9:55 9:56 鎮西ヶ池
11:13 12:11 モチガ滝
12:40 浜立山分岐
12:47 12:48 道証地蔵
12:58 浜立尾根の南尾根入口
13:07 寂惝苑入口分岐
13:22 13:23 稲村神社
13:37 14:10 笹一酒造
14:15 笹子駅

天候

快晴→晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

◆アクセス、駐車場
・本日は久々の電車登山
・豊田駅4:46始発→笹子駅6:06着
・笹子駅で降りたのは我々のみでした
・笹子駅発は1時間に1〜2本なので注意↓
https://www.jreast-timetable.jp/2011/timetable/tt0745/0745021.html

車の場合
▼桜森林公園駐車場
・無料で10台ほど駐車可能
▼ 道証地蔵の手前
・すみ沢から登る場合はこちらに。5台ほどの駐車スペースあり

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
▼笹子駅→寂ショウ尾根登山口
・国道20号を大月方面へ。吉久保の交差点を左へ（道標は豊富で迷う箇所はありません）
・桜森林公園を過ぎると右手にほぼ文字が消えかけた恐ろしい看板があるので、そこを右折
・TOMORROWLAND共和国の少し先までは分かりづらいので踏み跡をよく探してください
▼寂ショウ尾根登山口→滝子山
・ずっと急登です。序盤は植林帯。中盤以降は広葉樹の気持ちの良い尾根です
・マークやテープ、踏み跡も豊富で迷う箇所はありません
・後半になるにつれ、岩場の難易度が上がります
▼滝子山→モチガ滝→道証地蔵→笹子駅
・終始快適な樹林帯歩きですが、モチガ滝への分岐の左ルートは「難路」のようです

◆登山ポスト
見当たりませんでした（今回はCompassにて提出）

その他周辺情報

◆飲食店
▼笹子餅 みどりや
・お馴染みの笹子餅を唯一製造している貴重なお店。この辺の山に登る際には是非とも食したい
・朝6時過ぎに通りかかった際には店内は暗かったのですが、暖簾が出ていたため入店。チャイムを押したら向かいの自宅？からおじいちゃんが来てくれました
・5個入り500円、10個入り1000円
http://www.ekiben.or.jp/midoriya/type/etc/2009/11/001226.html
▼笹一酒造 酒遊館
・今年9月にリニューアルオープンし、とても綺麗になっています
・併設のレストランでは面白いメニューが
・昔はほぼ全種類無料試飲可能でしたが、有料試飲に変わっています。値段の割に量が少なく残念でした
http://www.sasaichi.co.jp/information/info.php?no=57

写真

10/31 21:13

前日はHALLOWEEN
毎年恒例の凝った料理を作ってくれました

11/1 6:07

本日は久しぶりの電車登山（高尾山は除く）
豊田始発の6:06笹子駅着
なんと降りたのは我々のみ

11/1 6:18

笹子餅を唯一製造している貴重なお店「みどりや」
朝6時過ぎに通りかかった際には店内は暗かったのですが、暖簾が出ていたため入店
チャイムを押したら向かいの自宅？からおじいちゃんが来てくれました

11/1 6:21

5個入り500円を購入
鮮やかなドウダンツツジの上に広げて早速食べます

11/1 6:57

「寂惝苑」と書かれているらしいホラーな看板
ここが寂ショウ尾根への登山口となります

11/1 7:00

ここが賑やかだった時代が忍ばれる
名前も哀愁を誘いますね
TOMORROW LAND共和国

11/1 7:14

笛駒線No.83鉄塔の真下を通ります

11/1 7:23

大鹿林道に乗ったら少し右へ

11/1 7:24

ここが南陵（寂ショウ尾根）取り付き点となります
いきなり急登
そしてそれが延々と続きます

11/1 8:00

尾根に乗ると広葉樹の素晴らしい道となります
ミズナラがいい感じです

11/1 8:00

ミズナラのドングリ

11/1 8:04

枯れている葉も多かったけど

11/1 8:16

それでも紅葉が素晴らしい尾根でした

11/1 8:20

破線ルートらしく険しい岩が出てきました

11/1 8:46

三ツ峠の上に富士山

11/1 8:48

大月方面かな？

11/1 8:55

急登感が伝わらないのが残念ですが、本当に手足を使って登る箇所が多い

11/1 8:56

登るにつれ、難易度の高い岩場も出てきます

11/1 8:58

南アルプス方面

11/1 8:58

悪沢と赤石かな？

11/1 9:05

素晴らしい紅葉に彩られた尾根道

11/1 9:19

浜立山へは地図上はルートはありませんが登れるようです

11/1 9:24

山頂直下の展望地より紅葉の尾根と三ツ峠と富士山

11/1 9:25

手前の尾根が寂ショウ尾根だと思う

11/1 9:30

一輪咲き残っていました

11/1 9:35

寂ショウ尾根方面には注意を促す看板が
下りで使用するのは避けた方がいいと思います

11/1 9:44

滝子山山頂！

11/1 9:45

秀麗富嶽十二景四番山頂

11/1 9:54

白縫神社

11/1 9:55

鎮西ヶ池
とても小さいが由緒ある池だそう
クリンソウの葉がたくさん
春には咲き乱れていたのでしょう

11/1 9:59

当初、大谷ヶ丸周回を予定していましたが、この後のイベントを考慮してやめました

11/1 10:03

鮮やかな防火帯を下る

11/1 10:03

先には八ヶ岳が
本日も激混みなんでしょうね

11/1 10:06

ここら辺が1番凄かったかな

11/1 10:07

素晴らしい尾根

11/1 10:09

ブナの黄葉と紅葉のグラデーションが実に素晴らしい

11/1 10:23

カラマツの黄葉も

11/1 10:35

マユミの実
有毒だそうです

11/1 10:36

マユミの薄い赤と黄葉と紅葉と緑

11/1 10:44

左の難路はやめた方がいいと地元の方に言われました

11/1 10:51

11/1 10:52

色とりどりの紅葉・黄葉

11/1 11:16

分岐から少し戻りモチガ滝付近

11/1 11:17

モチガ滝

11/1 11:18

黄葉紅葉に彩られた素晴らしい滝でした

11/1 11:24

ここで大休止
本日はホットサンドとホットワイン

11/1 11:27

この時期のホットワインの難点は、必ずスズメバチが寄ってくるということ

11/1 11:29

ビールは滝では冷やしておきます

11/1 11:36

まず1枚目が完成！

11/1 11:41

こんな景色を見ながらのランチは最高です

11/1 11:43

よく冷えました

11/1 15:38

ほら来たスズメバチ
ワインを舐めたあと、ホットサンドを食べに来ました

11/1 11:55

食後のコーヒー
なんという贅沢な時間でしょうか

11/1 12:31

三丈の滝

11/1 12:48

道証地蔵

道証地蔵から少し下ったところに駐車スペースがあります

11/1 13:09

桜森林公園の駐車場
向かいにキャンプ場もあるようですが、計8台ほど停まっていました

11/1 13:17

中央道を渡ります
本日も30km渋滞は必至でしょうね

11/1 13:44

ここら辺に来た際には必ず立ち寄る笹一酒造

11/1 13:47

今年9月にリニューアルし、食事処もオシャレになりました
これは日本酒の仕込み水

11/1 13:55

酒粕かき氷
笹一の酒粕を使った特製クリームと富士の伏流水で作った天然のカキ氷
最高に美味しかった
升は15cmほどの巨大なもの

11/1 13:53

試飲は有料になっていました
これで500円は高過ぎ
以前はほぼ全種類無料で飲めただけに残念です

11/1 14:15

笹子駅に帰着
結構疲れました、、、

11/1 15:54

地元豊田に戻り、日高屋で打ち上げ

11/1 15:57

レバニラ

11/1 16:01

モツ野菜ラーメン

11/1 16:38

酒遊館限定の純米吟醸と本醸造生原酒SASAICHI
缶は電車で飲む用に買ったのですが、なんと座れず！飲めませんでした

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-04K Sony

感想

Kazu405

中央線沿線の山として7年くらい前から登りたかった山、滝子山。
どうせ登るなら、最も面白そうなコースとして、こちらも前から気になっていた破線ルート「寂ショウ尾根（滝子山南陵）」からとします。
中央道の大渋滞、そして下山後の笹一酒造も考慮に入れ、久々の電車登山とします。
夜明け前の電車の冷え切った空気、酔い潰れたサラリーマン、飲み会帰りの若者たち、、、全てが懐かしい。

笹子駅で電車を降り、定番の笹子餅を購入し、憧れの寂ショウ尾根に取り付きます。
序盤から急登で汗だくになりますが、尾根に乗るとミズナラを中心とした広葉樹に彩られており、とても快適なコースでした。
山頂に近づくにつれ岩場の難易度が増していき気は抜けませんが、富士山や南アルプスの展望、そして見事な紅葉を楽しみながら、秀麗富嶽十二景四番山頂でもある滝子山に登頂です。

下山で使用したモチガ滝・三丈の滝コースの紅葉も素晴らしかったですね。
多くの人が登ってこられ、地元に愛されている里山ということを実感しました。
モチガ滝ではホットサンドとホットワインで大休止。
滝ではビールも冷やし、久々の電車登山を満喫しました。