ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2695682
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

紅葉彩る塔ノ岳ピークハント

2020年11月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
ohto その他10人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:42
距離
15.1km
登り
1,128m
下り
1,577m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:44
休憩
1:02
合計
6:46
8:37
18
8:55
8:59
62
10:01
10:03
12
10:15
10:19
8
10:27
20
10:47
10:52
0
10:52
17
11:09
11:10
12
11:22
11:23
6
11:29
11
11:40
11:45
9
11:54
11:59
0
11:59
11
12:10
4
12:14
26
12:40
13:00
67
14:07
8
14:15
14:16
8
14:24
14:25
3
14:28
5
14:33
7
14:40
14:53
2
14:55
9
15:04
13
15:21
2
15:23
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
秦野駅からヤビツ峠まで神奈中バス、下山は大倉バス停から渋沢駅まで神奈中バス
コース状況/
危険箇所等
行者ヶ岳が今回のコースの難所ですが、しっかりと鎖と岩を掴み、ステップを確認しながら慎重に降りれば問題はありません。その他、崩落個所等はありません。
その他周辺情報 鶴巻温泉駅徒歩2分に弘法の里湯があります。建物はよく整備がされており外観も古びれてなく清潔感のある日帰り温泉施設だと思います。17時前にこの施設に到着しましたが、入管規制を行っており、男性は30分待ちの状態でした。お陰様で施設内は
多すぎずで、それなりにソーシャルディスタンスが保たれていると感じました。
入り口前で受付をしていて、名前を記入して待っていましたが、退場客数を見極めながら、我々は11名で一度に混浴を希望したので首尾よく入場させていただきました。
館内に入場すると、ハンドヘルドタイプの体温計で計測して入管チェックをしていました。我々は全員問題なく入場することが出来ました。
紅葉狩りなので奥まったところでもちゃんと社員におさめます!
紅葉狩りなので奥まったところでもちゃんと社員におさめます!
三ノ塔1200m前後から1130mの眼下に見える鳥尾山の立つ鳥尾山荘が眺望できます。
三ノ塔1200m前後から1130mの眼下に見える鳥尾山の立つ鳥尾山荘が眺望できます。
存在感がいつもたまらない!
いつ、何時も心の奥底で居場所を探し求めちゃいます!
2
存在感がいつもたまらない!
いつ、何時も心の奥底で居場所を探し求めちゃいます!
画像真ん中に塔ノ岳が見えています。鳥尾山から新大日そして塔ノ岳までのアプローチ稜線がイメージできます。右に丹沢山が姿を見せました。
画像真ん中に塔ノ岳が見えています。鳥尾山から新大日そして塔ノ岳までのアプローチ稜線がイメージできます。右に丹沢山が姿を見せました。
駿河湾を一望! 画像中央に小さく真鶴半島が確認できます。その向こう側が熱海・伊東で、右側が今回下山道の大倉尾根です。
駿河湾を一望! 画像中央に小さく真鶴半島が確認できます。その向こう側が熱海・伊東で、右側が今回下山道の大倉尾根です。
富士山のひょっこりはん
雲の覆われ方が北斎風かも!
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富士山のひょっこりはん
雲の覆われ方が北斎風かも!
山の斜面が真っ赤に染まるほどの紅葉はありませんが、薄いところと濃いところがあり、斑紅葉というのかまだら模様の紅葉の斜面はいいね。
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山の斜面が真っ赤に染まるほどの紅葉はありませんが、薄いところと濃いところがあり、斑紅葉というのかまだら模様の紅葉の斜面はいいね。
秋から冬へ衣替えを迎えた丹沢山地です。
秋から冬へ衣替えを迎えた丹沢山地です。
富士の山頂にいたとしたら、あの不思議な雲はどのように見えるのだろうか?
富士の山頂にいたとしたら、あの不思議な雲はどのように見えるのだろうか?
galaxy S20+5G 広角ショットはすばらしい!
galaxy S20+5G 広角ショットはすばらしい!
ここに雲海が出来ると神秘的になるんだろうな
ここに雲海が出来ると神秘的になるんだろうな
歩いてきた尾根の向こうに大山さん
歩いてきた尾根の向こうに大山さん
この場所で笑顔で全員集合したかった!
ここにみんあで来れてよかった。
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この場所で笑顔で全員集合したかった!
ここにみんあで来れてよかった。
山頂記念撮影が後回しになっちゃいました。
山頂記念撮影が後回しになっちゃいました。
見つけたよ!
この雑然とした木の生えかたがいい!
この雑然とした木の生えかたがいい!
みんな一目散で大行列に巻き込まれながら下山しているときに、私はところどころで立ち止まって楽しみながら下山しました。
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みんな一目散で大行列に巻き込まれながら下山しているときに、私はところどころで立ち止まって楽しみながら下山しました。
これ!決まり 会社PCの壁紙に使用します。
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これ!決まり 会社PCの壁紙に使用します。
これもアングルが悪くない感じです。
これもアングルが悪くない感じです。
うっすら大島がかくにんできる!
うっすら大島がかくにんできる!
みんな離れ離れ
小屋が見えてきた。
みんな離れ離れ
小屋が見えてきた。
小田原が見える。
小田原が見える。
歩きたいと思わせる道
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歩きたいと思わせる道
下界に降りてきました。
下界に降りてきました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック 携帯型浄水器 ココヘリ 気温計
共同装備
クッカー バーナー ガス缶 スティックコーヒー 水2L

感想

地元、立川市西砂町のランニングチームのメンバー総勢11名にて塔ノ岳登山を企画。
元々は八ヶ岳の横岳・赤岳縦走登山を企画していたが、企画時期も遅かったこと登山予定前に冠雪したため、エリアを変更し丹沢山系に変更しました。

今回、登山デビューの仲間が5人おり、普段、ランニング練習できていないメンバーもいたので、その方たちに合わせてコース計画は標準タイムで計画しました。

先週、大菩薩峠にトレイルランニングに行ってきたのですが、今日は、先週に引き続き、2週連続の好天予報でした。1週間前から、予報も変化することなく、ほぼ予報通りの晴天に恵まれました。有料版で使用している登山天気では、登山指数もA評価で稀に見る良い天気予報だったので、またまた富士山の絶景が
拝めるという期待を抱かせてくれる登山日和でした。

今回、登山ルートはメジャーコースのヤビツ峠から
みんなで車を乗り合わせて大倉バス停から塔ノ岳を目指すことも考えましたが、眺望が少ない樹林帯の中をひたすら登っていく修験者になったように感じるコースなので登山デビューする人たちからすると辛いと考え、富士の絶景を左手に眺めながら登れるヤビツ峠からにしました。

だから今回の登山はデビューされる人からすると、好天に恵まれ富士山の山体をしっかりと視界にとらえながら登るということは、辛いなって思っても、頑張っていこうという気持ちにさせてくれ、背中を押してくれるものと考えました。また下山したあとにしっかりと記憶に残る山行だったなあ〜と実感してくれるのではないかと。

拝島から八高線で八王子を経由し横浜線で町田、町田から小田急線で秦野までと小田急線に乗りながら、大山や丹沢山地の雲一つない青空の広がりを見ていて
今日も先週に引き続き、ここ一番の天気になると確信しました。電車には予想通り、ザック姿の登山客が数多く乗っており、秦野駅バス停で大混雑が予想されました。

秦野駅に到着しバス停に並ぼうとバス停に向かうとさほど並んではおらず、以外と行列が少ない様子。その理由は本日の混雑状況を神奈中バスが予測して臨時便を発車時刻前から次々と運行させていたため、長い行列にならずに済んでいたようです。何時にバスが到着するのか?予測がつかない中、メンバー数人がトイレに行くということで、電子マネーだけ持ってトイレに行くように伝えました。

実は6-7年前に私もここでトイレに行った際にバスが到着し、連れが先にバスに乗っているというハプニングがあったので反省を踏まえて定刻前にバスが来る可能性を示唆していました。

そうこうしているうちに定刻前にバスが到着しました。ここから所要時間は50分余りです。登山デビューの方々が車中満員の中で立ちっぱなしの状態で登山口に向かうのはきついだろうと考え、1台目のバスをやり過ごしました。

これで次に来るバスでは間違いなく座れるというポジションを確保し待っていると次のバスが到着して、みんな揃っていると思ってバスに乗り込むとSKさんがトイレに行っているという情報が入りました。
ほぼバスが立ち乗り状態の乗車率100%以上になっていました。

外を見るとSKさんの姿がバスの目の前にいるではありませんか、先週の大菩薩峠登山口に向かう甲斐大和駅でも連れをバス中から大声で叫び乗り込ませるという
状況と同じになり、窓をあけて、SKさん!
乗っちゃいなよ!と大声で叫び、配車係の人に「すみませんー連れがいるんですけど!一緒に乗せてください」と大声でお願いしました。その配車係の方は、「連れの方は並んでいたのですよね?」という質問をされたので「並んでいました!」と答えると真ん中のドアから乗車することが出来ました。こういう場合は恥ずかしながらも勇気を出して声をかけて乗り込ませ方がよいですね。ひとまず全員が乗車出来て一安心でした。考えてみますと、50分立ち乗車は疲れるので絶対座ったほうがいいです。

このバスは一応路線バスのため、途中、バス停で乗客がいれば乗せるのですが途中のバス停で、2-3人待っている客がいたが車中詰めることが出来ず
乗せることが出来ませんでした。非常にお気の毒でした。

また、臨時便を増発したことが理由なのかわかりませんが、ヤビツ峠手前数百メートル地点でバス同士がすれ違えないトラブルが発生し、到着時刻が少しロスしました。

予定よりも早く着いたつもりでもトイレ・準備体操を行ってスタートしたらほぼ予定通りのスタート時刻になていました。

ヤビツ峠バス停から舗装道路を20分程下ると、左側から登山口が見えてきます。護摩屋敷の水場は、そこから舗装路を100m直進すると左側にあります。
塔ノ岳山頂でカップヌードルをみんなで食べようと
カップヌードルに必要量なお水は自分たちで背負って登ることになっていましたが、山頂で美味しいコーヒーを振舞おうと考え、前日にスティックコーヒーを購入し、人数分の紙コップを用意して、それに必要な水を護摩屋敷の水場で確保しようと考えていました。
水場が涸れてることも心配しましたが、涸れるどころか、こんこんと3か所から湧き出ていました。水場には3台ほど駐車場がありましたが、これは水汲みを
目的に利用者からの一部を財源に秦野市の予算を使って整備された水場になっているようです。2Lのタンクに水を詰め込んでザックにおさめてみんなの集合場
に戻りました。

実は、ここからすぐにスタートできない理由がありました。自転車コスチュームのITKさんが、手袋をバス停に置き忘れ、取りに戻ったということでした。水汲み場から戻った私はみんなにえっ! まだITKさんは戻らない? と聞くと まだ!という返事。
とりあえず、登山デビューのOEさんとASさんを先に登らせようということになりOPTさんに先導役をお願いして出発してもらいました。
出発してから数十秒したところでITKさんが、走って現れて、みんな全員で出発することができました。

実はITKさん ハプニングは本日初めてではなく、2回目でした!集合場所の最寄り駅でみんな集まっていたところ、LINEでITKさんから、

「ちょっとお腹の調子が・・・で集合時間には間に合わないけど、乗る電車には間に合うようにしたいと・・・」

「お腹の調子が悪いんじゃお気の毒だわ!」とは少し思いつつも正直、私的には「出たー!みんなの注目を一身に集める作戦か〜(笑)」
「さあ、みんな揃ったし!じゃ行こうか!」という雰囲気を壊され出鼻をくじかれた格好になり、みんなの注目は彼の一挙手一投足に注がれる。
みんな、ギリギリ電車に乗り込むことをイメージしている状況になる。
彼は現れる! ギリギリに階段を走って降りてくるんじゃないか?という事を
発言した人もいた、、、
そして電車が到着し、みんなは自然と彼のことで頭がいっぱになってきて
ジェームスボンドかスーパーマンかみたいなヒーローとは思っていないが
ここで、走ってきて飛び込んで間に合うというシーン。。。だったはず・・・
彼は来ない!どうしたんだろう?
我々は仕方がない、取り合えず電車に乗って、予定通りに次の集合場所の駅に向かおう!ということになりました。実は私たちは見えていないが、後から彼から聞いた実話では
「電車がホームに入ってきたタイミングで外から駅構内を走り階段を駆け下りて電車に乗り込もうとしたが、ドアは閉まってしまった」らしい。おそらく我々がホームに降りた側ではない方に降りたので見えなかったっぽい。運が悪い)この先はあとへ続く

私達はそんなことはつゆ知らず
LINEに、「ITKさん電車に乗れていない?」とメッセージを送信!
「自転車で・・・・駅に向かえば間に合うよ」とメッセージを送信!
(彼はこのメッセージは慌てながらも見たらしい。)
駅1区間だけど、すぐに自転車で(競輪選手並みの走り)向かえばギリギリ間に合うのは事実だったからです。
次の集合場所の・・・・駅で10名が揃いました。あと1名 ITKさんだけです。
この駅で待ち合わせたメンバーからも、ITKさんは?来たの?またしても、ここで彼が現れるのか? に注目が集まる格好になりました。
電車発車時刻の5分前に改札外から、彼は走って現れました。いつものように手をあげ、謝りながら罰悪そうに歩み寄ってきます。
いつもの光景をみているようです。またやらせか? 絶対確信犯だ!
みんなの視線は彼に釘付けになる。間に合ってみんなよかったと安堵するのですが
私はいつも彼のコメディを見ているような気がしてなりません。(笑)
俺は彼のファンなのか? 彼は何かを持っている人だ!と勘違いしそうになる。
いや、でも彼はネタ帳を持って、次々にそのネタを実演している!だけと発言する人もいます。
私はいつも、彼のこうしたおっちょこちょいコメディを見てきて、彼にいつもこれって「わざとだよね? (笑)」と聞くのですが、、、
いつも笑ってごまかされる! どうやら、わざとではない。 やはり彼には何か持っているとしか思えないでいる。
彼の話ばかりだと、肝心な山の話ではなくなるのでここまでにしておきます。
ただ、最後に間に合ったのは、奥様の車で送迎してもらったから!
なんて言ってお願いしたか? 時計を買ってあげるからと話したようだ!
すげーな 登山のために高くついてもよいと思えるくらい今回行きたかったんだなと
企画者の私としても、良い企画が出来て嬉しく感じた。

本日は稀に見る好天だったので富士山、相模湾、伊豆大島、真鶴半島、大山、周辺の街並みなどが、遮るものなく、しっかりと眺望出来ました。

今回我々、ラン仲間の山行は、本当に笑いに満ちた登山で、気心知れた仲間と行く登山は、バカ言い合いながらで、本当に楽しいんだなあと実感した。
今回、山デビューが5名ということもあり、転ばぬ先の杖としてストックは持っていくようにしている。OPTさんも持って来ていたため、私の分と2セット
を2名に貸し出すことができた。最終的にこのストックがあったればこそ登頂し下山できたと言っていたので、役に立ってよかった。

あとの懇親会で次に山道具買うなら何?って聞いたら二人は迷わずストックと言っていた。私もデビューしたての頃、そうだったので感慨深い。

自分はMFNさんとFKDさんと一緒にOEさんの歩調に合わせ、付き添いながら登っていく、登り始めは慣らし運転しながら、少しづつ登るが、着こんでいるため
大量の汗をかく、暑くて大汗をかきはじめてきたので、体を冷やさないように開けたところでみんなで1枚脱ぎ始める。なぜか、後続の方々もそこで我々同様にアウターを脱いでいた。

樹林帯から少しづつ標高を上げていくと、少しづつ視界が開けてくる。
相模湾が見えてくると、生きていること実感するようにその景色に見入ってしまう。また、それをバネに上え上えと登るエネルギーをもらうように頑張る。

駿河湾と尾根を背にして、左前方の富士山を視界に入れながら登っていく。

そんな中、2人組の20代女性とどうも同じペースで登っていることに気づくなんか抜きつ抜かれつして、お先でーすとか、どうぞ!って挨拶をしているうちに
お顔を覚えてきて、先ほどはどうも!とは言わないが、そういう気持ちになってくる。

その方たちの記念撮影を仲間が買って出たので、図々しくも、その代わりに我々の記念撮影も撮って!って頼んだら快く撮ってくれました。
そんな楽しそうな会話をしていたら、先行していたはずのITKさんが本当に絶妙なタイミングでそれも上から突然下って降りてきたではありませんか?
驚異の嗅覚! この人は本当にスゴイ なんでこんな絶妙なタイミングで割り込んでくるのだろう?と、驚くばかりでした。

いずれにしましても、彼女たちとは、思い起こしてみると途中、暑くてアウターを脱いだ時もいたような?
やはり、同じペースだし、途中、抜きつ抜かれつの感じで、譲り合っていたので、我々おじさんにも少しは親しみを持って接してくれたのでしょう。感謝です。

自分の長男と同世代の彼女たち、昨年、山に魅せられてデビューしたんだとか一つの山を登ると、次はここの山、その次はこっちの山とステップアップしていく
ようになる気持ちがよーくわかります。来年テントを買いたいんです!とおっしゃっていましたが、
お父さんがテント泊されるというくらいの登山一家のようなので、幕営術はお父様直伝で学べるし、家族で登山できるのは羨ましいと感じました。
そんな、なんのきない会話をしながら、楽しくおしゃべりしながら歩くことができて、きつい登りも少し癒された心地になりました。(ありがとうございました!)

私たちは、予定通りに、チェックポイントを進みます。OEさんと二ノ塔に到着 HOJさんから行程タイムはどう?と聞かれました。

行程時刻より10-15分ほど早いペースで登っており、山と高原の地図のコースタイム通りに進んでいます。先行チームは体が冷えたとかで、先に進みたいということだったので先に行ってもらいました。

そして我々も三ノ塔に向けて登り始め、三ノ塔に到着。そこでも富士山をバックに彼女達に撮影してもらい、またお返しに撮影してしました。

三ノ塔には昨年、建て替えされた立派な新三ノ塔休憩所が建っていました。
風も強いので、おそらく先行チームも中にいるだろうと中を除くと案の定いました。中では、いい匂いが充満していて、後から聞いた情報ではお好み焼きを焼いていたんだとか。

そこから、100mほど標高をさげていくと、少しづつ高度感を感じる眺めになって、鎖場も登場してきます。そして行者ヶ岳の鎖場が登場します。
注意して降りればまったく問題のないところです。
ここでは、ストックは畳んだほうがよいでしょう。
一番の難所で名場面だったので、私が先に行かせてもらって、みんなの鎖場を下るシーンを動画で撮影しました。

恐らく登山デビューした方々は、アトラクション的でちょっと緊張感とわくわく感を味わったのではないでしょうか。

そして新大日に到着、先行チームはいち早く到着していましたが、自分もお腹が空き、エネルギーチャージが必要だったので、おそらくは他の方々も栄養補給が必要だろうと考え、しっかりとお腹に入れようと
提案したら、えっ? ここでカップラーメン?と思ったのでしょう。

いやいや、もちろんカップラーメンは塔ノ岳山頂に決まってますよ!
と思いつつ、他の方の顔色をうかがい、ここでちゃんと休んで食べないと最後、登り切れないな!と、FKDさんがミニ羊羹を参加者全員におすそ分けしてくれました。私はウイダーインゼリーをここでしっかりと補給して最後の登りに
備えました。

先行チームのリーダーHOJさんたち一行は、私たちを振り向きもせずどんどん先に行ってしまいました! おそらくは10分20分くらい早く到着するペースで登り、塔ノ岳に先に着くだろうと、それだったら、docomoの電波も入るので山頂カップラーメンを効率よく短時間で食べれるよう、お湯を沸かして
おくようにLINEにメッセージを入れた。既読されなかったのでLINE電話もかけたが、だれー電話に出ず、そうこうしているうちにLINEも既読となり、伝わったな!と思いながら、標高データをみんなに伝えながら登っていきました。

そして、真上を見上げると、塔ノ岳の山頂に建つ尊仏山荘が見えてきました。最後の登り、あともう少しで登りが終わってしまう!と声に出しながらOEさんを勇気づける意味で、あと9mと言っていたら、まだ50mほど残っていて(塔ノ岳の標高40m程勘違いしていた)まあでも、すぐ上に山頂が見えているので
OEさんも余裕の上から的な発言も飛び出し、だんだんとOEさんの表情も自然と笑顔に変わり、無事に塔ノ岳の山頂1491mの頂に到着しました。

先行チームが先にお湯を沸かしてくれていてというよりは、待ちきれずにすでにカップラーメンを食べ始めていて、次から次へとお湯が沸いておりすぐに食べられる体制を整えてくれていました。大感謝です。

みんなザックに収納できる大きさのカップヌードルもあれば、BIGサイズを持ってくる人、あのITKさんは人とは違う持ち入りカップラーメンを持って来ていて誰かにまた突っ込まれていました。
OEさんが、「やっぱり違う!部屋で食べるカップラーメンとは違ってうまい!」
やはりプライスレスと言ったかは覚えていませんが、私に向かって声をかけてくれたのは本当に嬉しかったです。

私はここまでお水を別途2L背負ってきたのですが、それは皆さんにスティック珈琲を振舞うためでしたが、結果的には私がお水を荷揚げしなくても潤沢にあったようで結果的に必要なかったかもしれませんが、私もここまで背負ったきたからにはこのお水を沸かさなければ納得がいかない!と自分のクッカーでお湯を沸かしました。

普段ブラックで飲まれているMFNさんも山頂でのカフェオレはご満足いただけたようでよかったです。みんな喜んでくれて、私も感無量でした。

全11名で山頂道標前で記念撮影です。
道標前にいらっしゃった女性の方にシャッターをお願いしてきれいに撮影できました。

予定時刻通りに下山開始です。またまた先行チーム HOJさんがやはり先頭集団で
下山していきます。HOJさんのペースは人一倍早いので、一般登山者より早い私でも付いていくのは容易ではありません。先に行けば、当然皆より先に到着して待つことになり、人より休憩時間も結果的に長くなってしまい体も冷えてしまいます。
また、体からいくぞ!いくぞ!というオーラを放つ(笑)ので、登山デビューの人も
プレッシャーを感じていたかはわかりませんが、これだけ大勢の人が参加するとどうしても歩行ペースが違うということを考慮に入れなければなりませんね。

私はOEさん、FKDさんと、MFNさんとしんがり集団で下山。下山時間が重なったのか、結構な人が列をなして下山していきます。
追い抜くのも楽ではありませんが、遅れても前に追いつくのはすぐ追いつけると思って、色づく木々を見つけては写真におさめていきました。

ところどころの休憩所で先行チームが待っていてくれて、それに追いついてはまた離れ、追いついてはまた離れを繰り返し、標高を落としていきます。

途中、早歩きしているうちに、走りたいという衝動に着火してしまい、だんだんとペースアップしていきました。OPTさんと一緒に先行する仲間の背中をおいかけているうちにいつの間にかトレイルランになってしまい、足音をたてて下っていくと次々と先行する人たちが道を譲ってくれるので、このままいっちゃえ!と走らずにはいられなくなってしまいました。

やっとのことでHOJさんの背中を捉え、追いついた後は、HOJさん、SKさんの後をついていく感じで歩いていましたが、二人の歩くピッチがまた早く、ペースが合わないためよし、また走ったれ!と考え、OPTさん行くよ!と刺激して声をかけてからは、
SKさん、HOJさん、OPTさん、KHA、ITKさんも5-6人でトレイルランになってしまいました。(ITKさんは途中で離脱しましたが)
とくに見晴茶屋までの数km区間は、山道も走りたくなるような整備された道で
緩やかな下り坂だったので、余計に走りたくなるような道でした。
後続チームをだいぶ引き離してしまったことで、少し後ろ髪を引かれる気持ちにもなり、膝や腿にも負担が重くのしかかり、乳酸もたまってきて、きつくなってきたので歩きに変更の上、早歩きに変更しました。
見晴茶屋の先のベンチに荷物を置いて、汗拭き、水分補給、行動食を摂取するなどして後続を待ちました。間もなくするとASさんと、ITKさんが追いつき、しばらく待っていたのですが、後続チームが追いつく気配がなかったので、先に進んでバス停で待つことにして、先へ進みました。

しばらく歩いていくと、舗装路に出て、丹沢大山国定公園という道標が出てきて登山道が終わりました。そして夏場大盛況となる自動販売機が見えてきて
コーラを飲もうとしましたが、電子決済対応ではなく、お財布を出すのも面倒くさいので、そのままスルーして大倉バス停に向かい到着しました。我々の元々の到着予定時間は16時5分の予定でしたが、15時23分に到着しました。走ったことで、予定より42分早く到着することが出来ました。

バス停にはすでに50-60名近くの登山客が並んでいました。ここでも臨時バスなのか、路線バスの時間帯なのかわかりませんでしたが次々と渋沢駅行のバスが到着しました。バス停の先頭に荷物を置き、後続の仲間たちを待ちました。30分の間にバスを約5-6台先に行かせたでしょうか? 

臨時便を出してくれたのか?不明ですが、長い行列が出来てはバスが到着し渋沢駅に向かっていくので行列は瞬く間に無くなっていきました。
どうでしょう、30分以上待つにつれて、後続チームの安否が気になり始め私も、残る3名にLINE電話をかけましたが、電話に出ず、HOJさんが、後続チーム
が下山して来ないか?道路に出て待ってくれたりしていたら、後続チームが下山してきたと、報告がありました。我々は目の前のバスに乗り込み、ほどなくして
後続チームもバスに乗り込んで全員、渋沢駅に向かいました。

予定通りの電車にも乗車出来て、鶴巻温泉駅に予定通り到着し、駅徒歩2分の弘法の里湯に向かいましたら、新型コロナウイルス感染対策で入り口で入場規制していました。約30分くらいの待ち時間とのことでしたが、他の日帰り温泉施設を探している間に30分くらいすぐに経過するだろうと考え受付だけして待つことにしました。

冗談半分で「我々11人全員で混浴したいので一度に入場できるようにお願いしたらわかりました!と答えてくれました。立ち話をしながらしばらく待っていると退場者が出てきて、やっとのとこ入場できました。
入場規制で待たなければならない分、脱衣室や洗い場が大混雑しないのはとても快適でした。特に入浴後の集合時間は設けず、帰宅の時間もあるので、烏の行水で!メンバーの様子を見ながら出ましょうね!と伝えたのですが、ホームタウンの湯楽の里と勘違いしてサウナにゆっくりと入っているメンバー2名
ASさんとFKDさんを待つこと10分くらいでしょうか、やっと出てきました。

施設内の飲食施設は、ちょうど満員になってしまったというので、町田まで出て
探そうということになり、徒歩3分のところんいある餃子製造販売店 町田いち五郎に入り、登山後の乾いた喉を潤すように生ビールで乾杯しました。
飲み物が出てきた後、料理がなかなか出てきませんでしたし、ライスも大盛で頼んで中盛で出てきたり、レバニラ炒め定食もなかなか出て来ず、1杯だけのつもりが二杯目に突入して、今日の登山の感想などで皆で大盛り上がりでした。

温泉で30分のロス、温泉施設内で食事出来ずに町田で懇親会を行ったため、帰宅予定時刻8時から1時間30分遅れの9時半くらいに帰宅しました。

登山、温泉、ビールに食事、ここまでが登山の楽しさだよ!って、今回デビューした
方々も楽しさを実感してくれたのではないでしょうか。怪我もなく、この企画が実現出来て本当によかったです。来年も、企画してみんなで行きたいと思います。ここまで長文をお読みいただきありがとうございました。


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コメント

お世話になりました。
こんばんは。
先日はお世話になりました。
岩場でストックを持ってくださってありがとうございました。ヤマ談義も楽しかったですし、いろいろなことを教えていただいて、ビギナーの我々には知らないことも多く、勉強になりました!
驚異の嗅覚の持ち主で、自転車コスチュームのITKさん(笑)に撮っていただいた写真はとても気に入っています!

またどこかでばったりお会いできるといいですね★
2020/11/4 18:54
こちらこそありがとうm(_ _)mございました。
Yuipiさん
こんばんわ、先程はコメントしてくださりありがとうございました。
ヤマレコネームでおとうさんといいます。よろしければ今後ともヤマレコを通じてよしなにお願いします。

先日はご友人とのせっかくの楽しいひとときを
おじゃましてしまってごめんなさい。
大倉バス停に下山されてこなかったので、心配していました。私達は16時過ぎのバスに乗り渋沢駅に向かいました。30分遅れくらいだったんですね。

Yuipiさんは、山に魅せられているんですね。
山を思うオーラをすごく感じました。
でも、昨年お山デビューされたとは思えないくらい画像コメントも情緒があって素敵だなあと思いました。デビュー一年とは思えないくらい
お山のことお詳しいと思います。

北アルプスとかで高山植物は好きで写真に収めるもののなかなか覚えられないでいるので
同行して花の名前教えてもらいたいくらいです。

しかし、昨年、1W筋肉痛で、今回は完治も早いということは間違いなく進歩されていますね。

ちなみにITkさんが撮影したと記載がありましたが、三ノ塔だったかなあ、我々三人を撮ってもらったあと、ITKさんからデジカメを奪い取って(笑)撮ったのは私かも?

どこかのお山で偶然お会い出来たら本当に
いいですね。
また、ご一緒して山談義に花を咲かせたいです。
山ともは多いほうが楽しいので!



2020/11/4 23:31
Re: こちらこそありがとうm(_ _)mございました。
こんばんは、コメントありがとうございました。遅れてしまいすみません。

そうなんです、私たちはいつも山頂でのんびりしすぎてしまうところがあり、今回も、下山が遅くなってしまいました💦(一番ひどかったのは瑞牆山で、全力疾走の下山でした。笑)
あのおじさまパーティーの皆様はもうとっくにバス停着いたかなあ〜、なんておしゃべりしながら下山していましたよ。笑 

ITKさんに撮影していただいたのは二の塔の手前のすすきの道ですね。その後に三の塔でohtoさんに富士山バックで撮っていただきました。どちらも写真も気に入って、父にも祖母にも見せました。

お花はGoogleLens先生に聞いて勉強していることが多いです。笑
私たちはまだまだビギナーなので、ぜひいろいろ教えてください。
インターネットや、山の先輩方の力を借りながら、もっと精進したいです!

これからも山行記録の更新を楽しみにしています!
2020/11/10 21:00
棒ノ嶺行ったんですね。私は雲取山と三峯神社に行きました!
Yuipiさん
こんばんわ
コメント返信ありがとうございます。
私達の下山状況を気にしてくれていたんですね。
どうもです。
思い出しましたよ。すすきが何気なく、道に生えていましたけど、そこでITKさんに撮影してもらっていたんですね。

私は、この間はラン仲間と
鬼滅の刃の聖地巡礼で、雲取山に登り、その足で
三峯神社まで縦走してきましたよ。
よかったら、山行記録見ていただければ幸いです。
また、今週土曜日も、東吾野から秩父の行程に
行きます。珍達そばまたまた食べてきます。
2020/11/11 19:56
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積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
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ハイキング 丹沢 [日帰り]
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3/5
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3/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
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3/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
大倉〜塔ノ岳〜不動ノ峰ピストン
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技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳周回ルート 三ノ塔尾根からあがって主脈を堪能、バカ尾根下り
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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