金峰山〜大日小屋泊の予定が富士見平小屋テント泊でみずがき山荘から大弛峠まで
- GPS
- 27:00
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,233m
- 下り
- 1,381m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 3:53
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 8:22
天候 | 晴れ後くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿7:15→9:12韮崎(あずさ71号,2640円+1480円) 韮崎駅9:35 - 10:47みずがき山荘(2060円, 韮崎瑞牆線) ※7時発のあずさ1号は前日でも満席,臨時便のこのあずさに乗りました。 ※みずがき山荘行きのバスの座席は余裕ありでした。 【復路】11/1(SUN) 大弛峠14:50→16:10塩山駅(英和交通バス,2000円) 塩山16:27→17:51(1980円+1480円, かいじ40号) ※大弛峠からのバスは事前予約が必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全区間を通じて人気のメジャールートでもあり,安心して楽しめるルートです。 【みずがき山荘→瑞牆山・金峰山】瑞牆山,金峰山共に頂上に近づくと大きな石が多くなり,滑りやすい岩の鎖場や大きな段差も出てきます。初日の瑞牆山ではそのような場所で登る人,降りる人が交錯してかなり渋滞していました。 【鷹見岩】金峰山に向かう途中,大日小屋手前の鷹見岩は噂通りの絶景。山と高原地図では何故か破線ですが,最後に短い鎖場があるくらいで問題ありません。 【金峰山→朝日岳→大弛峠】金峰山から大弛峠側は鎖場もなく,お子さん(やワンちゃん)も沢山登っていました。人気のルートらしく,私が金峰山から大弛峠に降りる間に100人位とすれ違ったと思います。混雑していてもこのエリアはトレイルが広いので渋滞するようなことは無かったです。朝日岳も頂上付近は視界が開け,気持ち良い山頂でした。 【大弛峠→国師ヶ岳・北奥千丈岳】大弛峠到着時に時間があったので,先週に続き今週も国師ヶ岳と北奥千丈岳に寄りました。こちらはルートの殆どで階段が整備されています。階段の途中に,「夢の庭園」ルートがあり,下山時に利用してみました。通常ルートより距離が少しだけ増えますが,視界が開けていて大弛峠まで見下ろせるので特に下山時にオススメです。 |
その他周辺情報 | 【富士見平小屋のテント場】大日小屋テント泊予定でしたが,受付は富士見平小屋でとの掲示があり立ち寄ったところ,小屋番さんからトイレや水など色々と問題があるから絶対こっちの方が良いよと言われ,予定を変更して富士見平にテントを張りました。公称100張りは伊達ではない広い落ち葉のテント場。予約不要。出遅れた私は諦めて傾斜地に張ろうと準備してたら,すぐ側で超一等地が撤収中でラッキーな事にそこを譲って頂けました。水場は少し降りますがドバドバで美味しい水。問題はやはりトイレで,男子用チューリップは待たずに使えましたが,個室は男女一つづつしかなくいつも列が出来ていました。朝は私は4時半頃に済ませたので待ちませんでしたが,出発する頃(5時半頃)には,まだ暗いのにかなりの列が出来てました。小屋では料理が充実しており,夜でも注文できるようです。真っ暗になっても「××番さん,料理出来ました〜」という声が響いてました。夜8時でも賑やかでしたが,私は耳栓をして寝たのでその後は良く分かりません。小屋番さんによれば8時半には静かにしてもらうとのことでしたので,アナーキーな状況にはならないと思います。 【大日小屋テント場状況】大日小屋については情報が少ないので,翌朝に現況を自分の目で確かめて来ました。テント場は公称10張りと確かに広くはありませんでしたが,好条件で張れそうなスペースがそれなりにありました。テント場にいらした方に聞いたところ,前夜は4,5張りぐらいで静かな夜だったとのこと。トイレは4個室のうち,一つは床が崩落していて使用不可,二つは扉が無くなっており,まともなのは一つだけでしたが,もともと少人数しか泊まれない場所なので,その一つで全く問題ないのではと思いました(100張りの富士見平小屋で個室2つより全然マシ)。写真にお示しした通り,トイレ自体が奥まった位置にあり,例え扉の無い解放トイレでもよほどの事が無ければご対面することも無いかなと。水場については横に流れてる沢から汲むことになるので,煮沸はマスト。沢はトイレの上流にあるから多分大丈夫。来る途中に富士見平小屋の水場から生水用に1Lくらい持って来れば尚安心です。ちなみに,大日小屋自体も管理されておらず綺麗と言える物では無いですが,気にしなければ避難小屋的に十分寝れるレベルと感じました。何かが出るかもしれない雰囲気は確かにあるので,泊まって見ないことには真偽の程は分かりませんが… |
ファイル |
【後日参考用】当日と二日目の天気予報
(更新時刻:2020/11/02 13:59) |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖インナー
フリース(薄)
レインウェア(上下)
タイツ
ズボン(薄)
靴下
グローブ(薄)
アウター手袋(夏用防水)
防寒着(ダウン上下)
夏帽子
靴
ザック
朝昼夜ご飯
行動食
非常食
飲料(ポカリ+水で1L)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
テント装備一式
マット
シュラフ(#1)
身体ふき
燃料
コンロ
調理一式
ナイフ
ロールペーパー
ストック
カメラ
スマホ
ラジオ
マキロン
着替え(下着)
ハクキン
マスク
|
---|---|
備考 | 出発時13kg この夜のテント内温度は1℃で#1ではオーバースペックでした。 |
感想
先週に西沢渓谷から甲武信ヶ岳,国師ヶ岳を繋いで大弛峠まで歩いたので,今回は逆側からその続きでみずがき山荘から未踏の金峰山,朝日岳を繋いで大弛峠まで歩きました。
当初計画では大日小屋にテントを張り,のんびりと鷹見岩からの夕焼けでも拝もうと考えてましたが,富士見平小屋の小屋番さん総出で説得されるがままに富士見平小屋テン泊に変更。時間をもて余して予定外の瑞牆山ピストンを追加しました。瑞牆山は以前に登った事がありますが,殆ど記憶に残っておらず,それでもあの桃太郎岩を見て記憶が蘇りました。手軽に登れるのに山頂からの風景も素晴らしく,大人気なのも頷けます。
富士見平小屋は若い方のグループが多くて華やかで賑やかで,最初は私にはやはり大日小屋の方が相応しかったかなぁ,なんて思いましたが,富士見平小屋のサービスは素晴らしく,地ビールまであり,最後は明るいテント場生活をしっかり楽しませて頂きました。一方,この人数でトイレの個室は男女各1つ。朝どうなるかは予想に難くないので,4時に起床して全てを終わらし,暗いうちに出発しました。
鷹見岩や大日小屋探検を楽しんだ後,今回初の金峰山へ登頂。ここも朝早くから人が沢山でびっくり。しかもこんな山頂に子供も沢山居るし??私は暗いうちから出たはずなのに,鷹見岩や大日小屋で遊んでいる間にこんな大勢に抜かれたのかと最初は驚きましたが,大弛峠に向かう時に理解しました。金峰山は逆側の大弛峠からだと二時間で来られるのですね。大弛峠から金峰山に向かう大勢の人達とすれ違いました。
先週の西沢渓谷〜甲武信ヶ岳〜国師ヶ岳間はどっぷりとした奥秩父の世界ですれ違う方は数える程でしたが,大弛峠を挟んでこちら側は明るくて賑やかで全く別の世界。二週続けての山行で赤線を繋ぎつつ,それぞれの雰囲気の違いを楽しみました。
相変わらず精力的に登ってますな〜
晩秋になってようやく天気が安定し始めましたからね!この週末は何処に行っても晴れマークだったのに他に予定があって行けなかったです〜涙
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