生木割山と這松尾山 伝付峠テン泊【静岡の百山】

2020年11月01日(日) ~ 2020年11月03日(火)

• GPS: 18:19
• 距離: 45.3km
• 登り: 5,150m
• 下り: 5,101m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:44
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:49

距離 14.6km 登り 2,510m 下り 1,002m

6:13 田代入口
6:44 新倉のヘリポート
7:23 7:29 発電所駐車場
9:33 9:35 東京電力管理小屋
10:11 10:41 無人水位観測所?(昼食休憩)
11:02 11:12 出合
12:32 12:49 伝付峠水場
13:02 伝付峠

2日目

• 山行: 6:27
• 休憩: 0:03
• 合計: 6:30

距離 17.7km 登り 1,641m 下り 1,635m

6:29 伝付峠
8:17 8:18 天上小屋山
9:09 生木割山
9:43 9:44 偃松尾山
10:15 10:16 生木割山
11:20 天上小屋山
12:59 伝付峠

3日目

• 山行: 4:39
• 休憩: 0:19
• 合計: 4:58

距離 13.0km 登り 1,011m 下り 2,488m

8:00 伝付峠
8:08 伝付峠水場
8:57 9:08 出合
10:06 10:07 東京電力管理小屋
11:55 12:01 発電所駐車場
12:37 新倉のヘリポート
12:56 12:57 田代入口
12:58 駐車場

ルート＆タイムはスマホGPS

天候

1&3日目　晴れ　2日目　雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

37号線にある早川町新倉の糸魚川＝静岡構造線見学用駐車場を利用させて貰いました。
(リニアの工事車両が数多く往来するので端に寄せて駐車。)

コース状況／危険箇所等

高原地図(2020)では登山口から伝付峠まで通行止めになっていますが、
早川町のHPでは崩落箇所有り要注意ながら通行可。
3日間コース全般にテープ等のマーキングはしっかり有りましたが、登山口から伝付峠の区間は集中＆慎重になる場面が多数有りました。
峠からの稜線は最近整備されたようで快適なコース。

写真

11/1 6:12

トンネルとトンネルの間すぐ脇にあるこの駐車場から出発。

11/1 6:48

いくつかのリニア工事を横目に進み

11/1 7:31

林道終点に到着。すぐ手前にも1台あったりしてここまで車で来ればよかったと少し後悔。

11/1 7:48

心配していた渡渉は全箇所とび石等で問題なし。(でも登りで1回だけザックを木にひっかけ軽くつま先ドボン)

11/1 7:52

噂どおりの急登があったりして

11/1 8:07

馬の背に到着。(ナント上部には新たにハシゴが設置されていました。)ロープの助けを借りて何とか上りきって

11/1 8:11

振り返ると嬉しいご褒美(^^)

11/1 8:52

しっかりと木橋が架けてあったり

11/1 9:01

補修もされていたりする沢沿いを進んでいると

11/1 9:02

残っていたホタルさん。

11/1 9:32

保利沢小屋に到着。東電工事のテントやプレハブ小屋が設置されていたので通過。(下山時に近くで作業中でした)

11/1 9:55

どうやらこれの工事。電線がいい目印になりました。

11/1 10:11

電線の終点に到着。出来立ての設備で水位の無人観測所っぽい。岩をベンチに昼食休憩しました。

11/1 11:07

2つの沢の出合に到着。名物の目印ドラム缶。ここから先は平和な道。

11/1 12:29

水場に到着・・・・と思ったら

11/1 12:30

すぐ隣りに汲みやすいように管がありました。感謝。

11/1 12:31

水場脇には幕営適地。ザックを降ろして水を補給。

11/1 12:55

水場の先に進むと樹木の切れ間があり富士山を堪能 (^^)

11/1 13:02

廃林道にある伝付峠(転付峠)に到着。

11/1 13:02

二軒小屋にも行ってみたいところだけど今回はパス。近くに2つ展望台があるようので探してみると

11/1 13:07

酷い状態の指導標があり残骸に展望台の文字があったので踏み跡を辿ると

11/1 13:14

第一展望台に到着。ここでも富士山を堪能してから

11/1 13:17

2つ目の展望台に到着。

11/1 13:17

こちらの展望台には案内板も。

11/1 13:19

悪沢とかカッコよすぎ。明日からは天気が悪いようなのでしっかり目に焼き付けておきました。

11/1 13:29

名物のカーブミラーや登山者注意の看板を楽しんでから

11/1 14:04

伝付峠近くの広場に設営して1日目は終了。

11/2 6:30

お湯を沸かしていたらクッカーが引っくり返るトラブルが2回もあって遅くなったけど2日目のスタート。

11/2 6:32

ここの指導標は無事でした。小屋は廃トイレみたい。

11/2 6:46

林道は進むにつれ自然に還りつつある状態。30分ほどで林道は終わり登山道へ。

11/2 7:08

切り口が新しかったので最近整備されたみたい。

11/2 7:53

やっぱり今日は展望はダメだったけど

11/2 8:20

天上小屋山に到着。

11/2 9:05

続いて目的の静岡の百山である生木割山に到着。名物のTVアンテナを確認してから少し寄り道。

11/2 9:21

少しだけガレ場歩きも有り。ここだけ強風で震えるほど寒かった。

11/2 9:42

迷いながらも偃松尾山に到着。プラの山名板は無くなっていたけど金属板を発見。笊には向かわずここでUターン。

11/2 13:00

樹雨だったので生木割山近くでレインを装着したので帰りは撮影せず。いつの間にか雨が降り出していて我慢の歩きでテントに到着。水を汲んできたりして2日目は終了。

11/3 8:13

2日目の夜から大量のトビムシが襲来。夜明けと共にやっと雨が止んだので遅めにテントを撤収。サルオガセや笹にも雨粒なので下だけレイン。

11/3 8:29

紅葉を楽しみながら

11/3 9:08

沢の出合に到着。雨上がりで心配だった水量は微増で渡渉は全箇所で問題無しでした。

11/3 9:14

濡れた木橋＆ハーケンが抜けたロープで怖かった。。。渡り終えてから撮影。

11/3 11:23

馬の背。紅葉の美しさを楽しむ余裕は無し。

11/3 11:51

林道(登山口)に到着。あとは舗装路歩きなのでほっとひと安心。

11/3 11:54

車が増えていました。(リニア工事からココまでは悪路有りなので注意ですが)やっぱりここが正解ですよね。

11/3 12:58

駐車場に到着。リニアの工事車両が続々と出入りします。

撮影機器：

DMC-FX7 Panasonic

OPPO R17 Neo OPPO

感想

雲海

久しぶりに静岡の百山を進める山行。
3連休を貰えたので夏以来となるテン泊も楽しみつつ
ずっと歩いてみたかった新倉から伝付峠のルートで生木割山と偃松尾山へ。

道の駅なんぶで前泊して翌朝に糸魚川＝静岡構造線駐車場に到着すると1台先着されてました。
登山口までの林道ですが1日目は早朝？日曜？のためか1台も工事車両も走っていなかったけど3日目の下山時は祝日ながら走っていました。
林道終点の登山口からは刺激的な急登や崩壊地の馬の背など気の抜けない場面が多々あったけど想像以上にマークがしっかりしていてコースは分かりやすく助かりました。
伝付峠近くにある展望台からの名峰たちの眺めは素晴らしく苦労が報われて1日目は終了。
2日目の稜線歩きは夏の光岳と同じく天候が悪かったけど最近整備されたようで倒木処理などしてあり歩きやすく助かりました。感謝。
生木割山が目的の静岡の百山だったけど気になっていた偃松尾山にも寄り道。
藪を避けるように進むと偃松尾山の山頂に到着。
あわよくば笊までと思っていたけど疲れと展望を望めないことからテントへUターン。
雨が降る中テントに到着。水を汲んできてからはテントに缶詰状態。
AUの電波は微弱でたまに1本ぐらいで使い物にならず。
幸いラジオは聞けたので退屈せずに済み天気予報も。
翌日は予報どおり朝日が昇る頃に雨が止んだので濡れたテントを拭き取れたのはよかったけどトビムシが荷物に群がり何度も払いのけながら撤収しなければならず大変でした。
雨で沢の増水が心配だったけど微増だったので全ての渡渉は問題なくダムに到着。
車が増えていたけど3日間で出会った登山者は無く、保利沢小屋近くで作業中の東電の3人とそこに歩荷中の2人組だけでした。
静岡の百山も残り8座。来年こそは完登できるかな。