奥多摩三大急登の本仁田山 地図読み過ぎで下山真っ暗
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- GPS
- 06:34
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,033m
- 下り
- 1,056m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:29
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
装備
MYアイテム |
重量:-kg
![]() ![]() |
---|---|
個人装備 |
地図
コンパス
ヘッドライト
|
共同装備 |
ツエルト
|
感想
wata-waさんのリクエストで地図読み山行@滝子山の予定でしたが、
朝まで雨の予報だったので行程短縮してゆっくり出発できる山にしました。
駅から歩ける本仁田山を大休場尾根で登り、花折戸尾根で下って鳩ノ巣駅まで。
コースタイム4〜5時間くらいのやや短い行程で地図読みをします。
大休場尾根からの本仁田山は奥多摩三大急登の一つと言われていますが、
機会に恵まれず今回初めて登ります。
下りに使う花折戸尾根は7年ほど前に一度だけ登った事が有ります。
行程は短いながらも尾根に乗るポイント、支尾根の分岐に小ピーク有りそうな箇所など、
地図読みポイントが豊富で良い訓練になると思われます。
駅から小一時間ほど歩いて登山口に到着、ここから山道に入ります。
沢から離れる箇所、方向が変わる個所、尾根に乗る個所など、
要所要所で地図を見てコンパスで方向確認します。
大休場尾根に乗る個所では南側に標高817mの標高点を見に行ったりと
たっぷり時間を掛けて地形図と実際の地形を読み比べてみます。
奥多摩三大急登で有名な大休場尾根ですが、
登山口から尾根に乗るまでの傾斜が急ですね。
ただし、つづら折りになっていますのでそんなにシビアな道では無いです。
尾根に乗ってからはつづら折りはほとんど見られず、
樹林帯の中をグイグイ進みます。
途中で支尾根の派生する2箇所ではコンパスをあてて方向を確認します。
樹林帯が明るく見えると山頂は近いです。
花折戸尾根との分岐を北に進み、平らに近い道を少し進むと山頂です。
ベンチが2つ有るだけの地味な感じの山頂は誰もいませんでした。
駅から歩けてアクセス良好なのに何でこんなに人気がないんだろうか、
隣の川乗山なんかはもっと人が大勢いたけどな。
ここまで丁寧に地図と実際の地形を照らし合わせてきたので、
少々予定時間を過ぎてしまいました。
手早くお昼を食べて下山を開始します。
予定より遅れても地図を読むのが目的なので、
下山開始の方向確認や分岐での方向確認は手を抜かずししっかりコンパスあてます。
分岐から標高差100mくらいは急斜面に落ち葉がどっさり積もっていて
踏み跡不明瞭、足元がとにかく滑るのでペースダウン^^;
これは下山に使うにはなかなか厳しい道でしたね。
尾根はハッキリ分かるので外す心配はなさそうです。
1010mのコルの後は1040mの小ピーク、
山と高原地図ではチクマ山って記載されています。
7年前に登った時にここには小さな山頂標識が有ったので、
探したらやっぱり有りました。
その先にゴンザス尾根との分岐、ここはしっかりと標識があります。
余談だけどゴンザス尾根ってやっぱり権指尾根って書くのかな。
もちろんここでもコンパスで尾根の方向を確認します。
淀みない傾斜で降っていきます、
傾斜が緩む770mと670m付近では地図と照らし合わせます。
さすがに東側の斜面なんでずいぶん暗くなってきました。
16時丁度くらいで600m付近、まだ300mくらい降りないとです。
550m付近で東に向きを変えて尾根を辿ります。
この時刻に違う尾根に向かってしまうと致命的なので、
Rock08師匠が慎重に地形を読んで僕はコンパスで方向を確認します。
そして鳩ノ巣駅に向かって尾根を外す道標が出てきましたが、
駅付近の小さな橋が通れないのでこのまま尾根を降ります。
最終的に尾根の突端に有る祠で道路に降りられると調べたのですが、
その一つ上の祠で右に曲がったらハズレでした。
国道のトンネル出口の上に出てしまったので、
引き返しながら降りられそうな地点を探して民家跡の廃屋の脇に降りました。
遅くなったのでお風呂は取りやめ、
日暮里まで戻ってから打ち上げをして解散しました。
打ち上げの席で次回は二子山って事になっちゃいました、
芦ヶ久保駅から登る奥武蔵の山じゃ無くて
秩父のクレイジーマウンテンの方です。
呑んだ勢いって怖いなぁ。
ここから備忘録
クロージングいつも通り
長袖ハーフジップシャツに薄手トレッキングパンツ
山頂で少し寒かったので薄手ソフトシェルを着てそのまま下山
下山はちょっと暑かった
グローブもいつもの薄手作業グローブ
下山開始の時だけ手が冷たかった
もう少し暖かいグローブも持ってきてたけど変えずにそのまま下山
飲み物は朝から飲んでたコーヒーのペットボトル1本、少し余った
短い行程だった割りにそこそこ筋肉痛、
そんなに疲れた感じは無かったんだけど
普段、地図読みが疎かになっているのでいい機会でした、
しっかりと地図読んでコンパスをあてて方向確認して山を歩くのは良かった
まだまだ地図読みが未熟と感じる事も多いのでまた行こうかな
毎回hanyaさんの詳細な記録に感謝ですw
今回の地図読み山行は初心者には良いルートでしたね。
山域選定が秀逸だと思いました。
個人的には久しぶりの山歩きで体は快適でしたが
筋力的にはギリギリでした(爆)
脚力の落ち込みがひどいことは想像していましたが、
ここまでひどいとは・・・
今後も皆さまと歩けるように頑張ります。
折戸尾根の取りつきですが、道路にある祠のはしごのパターンと
自分たちがおりたパターンもあるようです。
NET上に書き込みがありましたが、民家の方は許可しているとのことです。
私が直接民家の方に確認したわけではないので、
ここで詳細には触れませんが、ご心配していた様子だったので
念のため追記します。
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