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Yamareco

記録ID: 271178
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

二軒小屋尾根〜雲取山〜赤指山〜峰谷

2013年02月20日(水) [日帰り]
 - 拍手
krkdx その他1人
GPS
18:00
距離
32.2km
登り
1,999m
下り
2,056m

コースタイム

1日目
8:44日原BS発−(休憩約30分)−10:52長沢谷下降点11:05−11:30大ダワ林道と二軒小屋尾根分岐−(休憩約30分)−14:56芋ノ木ドッケ15:04−15:44大ダワ峠15:56−16:20雲取山荘16:31−17:08雲取山山頂着

2日目
8:18雲取山避難小屋発−9:23七ツ石山9:44−10:05赤指尾根入り口分岐−11:04赤指山11:06−11:08林道終点−12:03林道ゲート地点−峰谷・渓流釣り場BS−13:26鶴の湯源泉−13:40のんきや(出野BS)
天候  20日、21日共に晴れ。
 全日氷点下で自分が温度計を見た中での最低気温は-14℃でした。
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自転車
<往復>自宅〜三鷹駅 自転車
   三鷹駅〜奥多摩駅 JR

行き 奥多摩駅1番BS 8:10西東京バス鍾乳洞行き(土日祭日は東日原までしか行かない。)
帰り 
コース状況/
危険箇所等
鍾乳洞BSから日原林道をへて長沢谷下降点入り口→孫惣谷林道との分岐まで車の轍が有り凍結していて滑りやすくその先は3僂曚匹寮兩磴妊痢璽肇薀奪でした。

長沢谷下降点から二軒小屋尾根をへて芋ノ木ドッケ→全てノートラック!地形図、コンパスは有った方が安心。この山行で最高にビビった場所がこの下降点だった。深い落ち葉と積雪が急斜面の細い踏み跡に重なり、その下が地面なのか、空洞なのか解らず、踏み抜いたら下の沢に真っ逆さまだ。アイゼンとピッケルを装着したが、斜度が有り、落ちたら止まらないであろう。ネットの情報で、大ダワはさらに落ち葉と崩れた斜面が連続すると聞いていたので早くも大ダワ林道は断念。エスケープルートとして目をつけていた二軒小屋尾根にスイッチした。
長沢谷は橋が外されているので少し上流から岩を歩いて渡った。凍結しているので注意。
二軒小屋尾根は、積雪で踏み跡が見えないが尾根を忠実に登ります。ちょっと解りにくい地形も有る。大半が緩い斜度だが芋ノ木ドッケ直下はキツイ斜度に変わり大変だった。積雪は長沢谷が膝下位で尾根は深くても脛位だった。

芋ノ木ドッケから雲取山→芋ノ木ドッケから三峰神社からの巻道の合流まで踏み跡が無く道が解りずらい。三峰神社からの巻道との合流からはトレースが有り、雲取山までいつもと変わらないが積雪有り、凍結有りでアイゼン必要だ。

雲取山〜赤指コース入り口→人多く、トレースもはっきりしている鴨沢から来る人が多いいようだ。ただ積雪有り、凍結有りでアイゼン必要。

赤指コース〜峰谷→石尾根から赤指コースに入るとトレースが無くなるこの尾根は上部が広く、モノレールの線路を越えた辺りから高丸山の下部のほうにトラバースしてしまったらしく少しの間うろうろしてしまった。この後道に乗ったが降雪から1日たっても平日のこの日はトラック無し、人通りは鴨沢ルートに比べると少ないようだ。赤指山のピークを踏み山と高原地図通り降りようと思ったが、地図に載っていない林道の出てしまい仕方なく歩く。凄く遠回りになるのでお勧めできない。峰の集落手前は北側なので凍結が酷い。集落の中も道路が凍結しているので注意。
平日なので鍾乳洞バス停まで行けますが、それでも遠いい道のりが始まります。
2013年02月20日 08:44撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 8:44
平日なので鍾乳洞バス停まで行けますが、それでも遠いい道のりが始まります。
凍った歩きずらい林道
2013年02月20日 09:02撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 9:02
凍った歩きずらい林道
青天と雪の花。東京とは思えない。
2013年02月21日 17:24撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/21 17:24
青天と雪の花。東京とは思えない。
カモシカ登場!数匹いました。
2013年02月20日 10:08撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/20 10:08
カモシカ登場!数匹いました。
ここの入り口が今回の山行で一番怖かった!!
(長沢谷下降点)
2013年02月20日 11:05撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 11:05
ここの入り口が今回の山行で一番怖かった!!
(長沢谷下降点)
大ダワ林道、長沢谷の橋は外されています。少し上流から岩を使い渡った。
2013年02月21日 17:24撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 17:24
大ダワ林道、長沢谷の橋は外されています。少し上流から岩を使い渡った。
橋から少し登ると大ダワ林道と二軒小屋尾根の分岐が有る。登ってきたところを見ると結構良い斜度だと気づく。
2013年02月21日 17:24撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 17:24
橋から少し登ると大ダワ林道と二軒小屋尾根の分岐が有る。登ってきたところを見ると結構良い斜度だと気づく。
反対側が分岐。目印は大ダワ林道の道標なのだが、壊されていて柱しか残っていないが見ればわかる。
2013年02月20日 11:30撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 11:30
反対側が分岐。目印は大ダワ林道の道標なのだが、壊されていて柱しか残っていないが見ればわかる。
尾根スタート
2013年02月20日 11:31撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 11:31
尾根スタート
スパイクアイゼンが片方掛けてあった。
2013年02月21日 17:24撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 17:24
スパイクアイゼンが片方掛けてあった。
何処の山だろう
2013年02月20日 14:06撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 14:06
何処の山だろう
雲取山が良く見える。ただ回って行くので歩くと遠いいね。
2013年02月20日 14:09撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/20 14:09
雲取山が良く見える。ただ回って行くので歩くと遠いいね。
最後の芋ノ木ドッケ直下!辛い。
土までカチカチなので自分はピッケル使用しました。
2013年02月21日 17:24撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/21 17:24
最後の芋ノ木ドッケ直下!辛い。
土までカチカチなので自分はピッケル使用しました。
ハーハー言いながら登る。
2013年02月20日 14:46撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 14:46
ハーハー言いながら登る。
着いた〜
2013年02月21日 17:24撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 17:24
着いた〜
大ダワ
2013年02月20日 15:44撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 15:44
大ダワ
雲取山荘
2013年02月20日 16:31撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 16:31
雲取山荘
山頂と富士
2013年02月20日 17:08撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/20 17:08
山頂と富士
夕日。穏やかな天気に恵まれた日でした。
2013年02月20日 17:09撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/20 17:09
夕日。穏やかな天気に恵まれた日でした。
金峰山
2013年02月21日 17:25撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/21 17:25
金峰山
小屋でのこの時間がたまりません。
2013年02月20日 18:07撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 18:07
小屋でのこの時間がたまりません。
避難小屋前からの、石尾根と神奈川〜埼玉の夜景
2013年02月20日 20:13撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/20 20:13
避難小屋前からの、石尾根と神奈川〜埼玉の夜景
倍のSにして撮影
2013年02月20日 20:17撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/20 20:17
倍のSにして撮影
月と星
2013年02月20日 20:25撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/20 20:25
月と星
御来光
2013年02月21日 06:20撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/21 6:20
御来光
山梨方面の朝焼け富士
2013年02月21日 06:23撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/21 6:23
山梨方面の朝焼け富士
やーっと連れジャンプ
2013年02月21日 06:26撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/21 6:26
やーっと連れジャンプ
無意識に槍ポーズな自分
2013年02月21日 06:28撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/21 6:28
無意識に槍ポーズな自分
ここからはハイキング気分。
2013年02月21日 08:18撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/21 8:18
ここからはハイキング気分。
2013年02月21日 08:24撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 8:24
飛龍岳。見る山ですね。
2013年02月21日 08:27撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 8:27
飛龍岳。見る山ですね。
昨日の疲れとバスの時間を考慮して巻道を積極的に使用。以外にも清々しい森林浴気分♪
2013年02月21日 08:38撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 8:38
昨日の疲れとバスの時間を考慮して巻道を積極的に使用。以外にも清々しい森林浴気分♪
でも七ツ石山は毎回来てしまう。おりゃ!
2013年02月21日 09:44撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 9:44
でも七ツ石山は毎回来てしまう。おりゃ!
いくつもの峰々の先に毎回何枚も撮ってしまう富士山〜
2013年02月21日 17:26撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/21 17:26
いくつもの峰々の先に毎回何枚も撮ってしまう富士山〜
赤指尾根入り口。広くてトラック無なので一回迷ってしまった。未熟っす!
2013年02月21日 10:06撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 10:06
赤指尾根入り口。広くてトラック無なので一回迷ってしまった。未熟っす!
ピークを踏みに右に行ったためバスに乗り遅れる。
2013年02月21日 10:44撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 10:44
ピークを踏みに右に行ったためバスに乗り遅れる。
赤指山ピーク
東京里山100選です。
2013年02月21日 11:04撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 11:04
赤指山ピーク
東京里山100選です。
地図にない林道。2013年の山と高原地図にも無いし地形図にも載ってない。遠回りになってしまった。
2013年02月21日 11:09撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 11:09
地図にない林道。2013年の山と高原地図にも無いし地形図にも載ってない。遠回りになってしまった。
林道を横断している正規ルート発見。もう一度入るが、アイゼン外していた為超怖い!!
2013年02月21日 11:52撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 11:52
林道を横断している正規ルート発見。もう一度入るが、アイゼン外していた為超怖い!!
林道出口。ゲートに鍵がしてないので開けられる。バイクで夏来よう。
2013年02月21日 12:03撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 12:03
林道出口。ゲートに鍵がしてないので開けられる。バイクで夏来よう。
奥集落。本当に奥だ。
2013年02月21日 12:05撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 12:05
奥集落。本当に奥だ。
バスが行ってしまった為、峰谷橋まで歩く。
2013年02月21日 17:26撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 17:26
バスが行ってしまった為、峰谷橋まで歩く。
ビールが売ってないので執念でのんきやまで歩く!!
2013年02月21日 13:40撮影 by  GXR S10 , RICOH
2/21 13:40
ビールが売ってないので執念でのんきやまで歩く!!
バスを飲みながら待つ。電車でも飲む。平日から酒臭いまま帰る(笑)
2013年02月21日 13:54撮影 by  GXR S10 , RICOH
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2/21 13:54
バスを飲みながら待つ。電車でも飲む。平日から酒臭いまま帰る(笑)
撮影機器:

感想

また雲取山に行って来ました。本当は長沢背稜をいい加減繋げようと思い、なら心残りな大ダワ林道を通過して→酉谷小屋→ヨコスズ尾根を考えていたが技術・体力・精神・全日の積雪、何を取っても無理だったので早々にエスケープ案に移行!趣旨もあっさり変える。まあ計画の時からこっちになるだろうと思っていたが。
クライミング装備、ロープは全く必要無くなり文字通り荷物になっただけだった。
平日なので鍾乳洞BSから歩く。林道歩きが解っていたが長い。人が普段から少ないからか鹿、カモシカ、猿などが見れた。二軒小屋尾根入り口の道標は破壊されていた。尾根ではいつもは疲れ知らずの連れがばてていた。緩い道が苦手で林道で疲れたらしい。弱点を知り次回から緩い山ばかり連れて行こうと心に決めるのでした。

雲取山避難小屋は以前から利用してみたかった小屋だったので泊まれて良かった。噂通り暖かく夜景が最高だった。
利用者は、鴨沢ピストンしまくってると自慢げに話す兄ちゃんと、普段は単独バリ屋の凄いおじさんと、日暮れに来たおじさんと、自分達の合計5人だったが自分達以外皆さんこの日は鴨沢ルートだったようだ。トレースを見ると三峰ルートからも数人入っているようだった。自分達のルート、長沢背陵、大ダワ林道はトレース無し。
大ダワ林道は復興せずに廃道になる事が濃厚になるようだと救助の方から聞きました。
赤指山直下の林道は尾根をぶち抜いて走っている立派な林道だが、2013年山と高原地図にも、ヤフー地図にも載っていない。ルート図記載には東京都森林事業のホームページにUPされていた物を参考にしました。

<寝袋>年末に買ってすっかり自宅の掛布団になっていたプロモンテの寝袋FL1000を使用しました。小屋の外が氷点下14度で中が氷点下4度だったので物凄く熱く、象足、ダウン、ダウンパンツはすべて脱いで寝ていました。これで3万強は安い!中の首回りの作りも良くできていました。

毎回思うのですが奥多摩は奥が深い。派手な山とは違う、地味楽しい魅力が有り行けば行くだけ発見が有る。次はどこを攻めようか♪

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八丁橋→天祖山→長沢背稜→雲取山→石尾根→鷹巣山→日原
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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