記録ID: 2716491
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沢登り
丹沢
四十八瀬川水系 勘七ノ沢
2020年11月03日(火) [日帰り]
神奈川県
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 445m
- 下り
- 433m
天候 | 曇り(ちょうどよい沢日和) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・10台程度、トイレは奥にあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
■勘七ノ沢状況(F5大滝まで) ・F1−7m 左壁。出だしの2mほどが外傾して細かい。2.5m上に残置あり。 終了点は落ち口2m上にあり。検檗 着いてみたらローススリングが危ない張り方で残置されていた。 あのまま他のPTが使いでもしたらアンカーに物凄い荷重が発生 して破断の可能性もあるのでイコライゼーション式に変えました。 ・F2−8m 右壁のフォールナンバー看板右へ上がり、そこから斜め右上する。 以前よりも不安定なホールド、スタンスがあり確実なチェックが 必要。終了点は奥の木で取る。掘棔 ・F3−8×15m 釜の右側をへつるルートは昨年の台風で水線にあったスタ ンスが落ちたようでかなり難しくなってしまった。残置ロープは あるが足が水線から離れ上に上がってしまうと下りられなくなる ので、釜に浸かって突破した方がよい。状況により胸まで浸かる こともある。 左壁は一部外傾した苔スタンスもあるが、残置ハーケンは4つほど ある。フォロワーが慣れていない方の場合、リード者は振られ防止 の対応を。掘棔 ・F4−2段13m 以前と変わらず右壁。中間部にある長い残置スリングは2つ とも健在。上段は少しだけ飛沫を浴びて右の凹角を登る。 終了点から伸びた残置ロープも健在。 終了点は古いハーケン2つ。カラビナが入り辛いので細めのダイニ −マスリングを架けてからカラビナを付けイコライゼーション (分散)型のアンカードビレイにする。ただフォロワーが慣れない 方で中間スラブのトラバースで落ちると流芯に晒されてしまうので それが予見されるならムンターヒッチビレイにした方がよい。 なお終了点ハーケンの下の床に隠れたアンカーもある。掘棔 ロープスケールは下段基部から25m出る。 ・F5−15m大滝 相変わらず左からバンドに乗り流芯側に寄ってから流芯左壁 を登る。残置ハーケン等4〜5つ。中間部が一部嫌らしい所もある。 終了点は落ち口から2〜3m上流に古いものがある。耐荷重は かなり弱くなっている可能性もあるので、必要なら自身で複数ハー ケンを決めて分散荷重とする。 高巻きも相変わらず左手のザレを登り落ち口上部にトラバースだが 落ち口すぐ上から下りようとする場合、慣れない方は失敗すれば 滝の下まで転落してしまうので、15mほど上流側から下した方が よい。 ※詳細は拙著『丹沢の谷200ルート』(山と溪谷社 2017年発刊)をご参照下さい ■マウントファーム登山学校 http://mt-farm.info/ |
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