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Yamareco

記録ID: 2720700
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山滑走
北陸

高州山(570m)能登の低山で山スキー?

2012年01月08日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.5km
登り
422m
下り
422m

コースタイム

日帰り
山行
2:53
休憩
2:05
合計
4:58
10:48
131
スタート地点(院内集落奥路肩)
12:59
15:04
42
15:46
ゴール地点(院内集落奥路肩)
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
輪島市院内集落の奥に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
積雪のある道路をたどっています。
コース図は手書きです。
自衛隊のレーダーがあるためか除雪されています。車が通らないとも限らないので、路肩の雪を進みました。
自衛隊のレーダーがあるためか除雪されています。車が通らないとも限らないので、路肩の雪を進みました。
上部のヘアピンは一部ショートカットします。日本海を見下ろせます。
上部のヘアピンは一部ショートカットします。日本海を見下ろせます。
山頂に着きました。ぶなの林があります。山頂には自衛隊のレーダーが目立ちます。神社もあります。
山頂に着きました。ぶなの林があります。山頂には自衛隊のレーダーが目立ちます。神社もあります。

感想

 昨年1月下旬の膝のケガ以来マトモに山に行っていない.山スキー復帰のためのリハビリをしなければ.ちょうど奥能登へ出かける用事があり,ついでに珍しく能登の山で遊んでみよう.そういえば昨年も同じ頃に別所岳へスキーで出かけた.
 雪は多くないので車道もしくは林道の使える所へ.高洲山は海のそばなので積雪は多くないかもしれないが,山頂まで舗装路が通じている.だらだらの道ではなく,意外に斜度のある道なので,スキーの下りも延々歩かねばならない,ということはなかろう.
 昨年偵察に来た時は,大野町から入って院内集落の奥までしか除雪されていなかった.雪の多い頃だった.今年は....行ってみると昨年の除雪終了地点よりさらに奥へと除雪が進んでいる.もしかして山頂まで除雪?まあ行くだけ行ってみよう.院内集落からわずかに進んだ所に路肩の広がった箇所があり,除雪車が2台駐車されていた.そのスペースに駐車して準備する.

10:48【標高160m・院内集落奥路肩(駐車)発】
 除雪された舗装路にうすく昨晩の雪が積もる.はじめしばらくのみ車道のへりを進んでいく.標高250mあたりから除雪された雪が道路の主に左側に壁のように残り,その外側に積もった雪の上を進めるようになる.自衛隊の巡回車両が通るであろうから,ここからは車道は歩かない.この山にも動物がいるようで,ウサギの足跡も見られる.
 除雪はどこまで進んでいるのか.このまま山頂まで? 標高360mのヘアピンは百文山への入口.さらに進むと前方に緑色の山頂レーダードームが遠望できる.標高点432mのカーブには道祖神の表示があり,小さなお地蔵さんが佇んでいた.さらに進むと鉢伏山への分岐.15年くらい前にダート道を車で走ったが,その後は見るたび荒れ放題で,今は通れないのでは? ちらっとのぞいてみると藪は雪に埋もれ,今なら歩いていけるのかもしれない.
 ここからヘアピンを一部ショートカットしながら進むと,標高520mの広場に出る.東へ防衛省の専用道路が分岐する所だ.ここで10分くらい休憩.
 さらに上まで除雪が続いている.この調子だと山頂までしてあるのであろう.ここからは左側の雪壁の外側を歩いていく.左にカーブして,「この先防衛道路で進入禁止」の標識の手前に,高洲神社の鳥居がある.ここから斜面に取り付く.
 ここには山頂への石の階段があるはずだが,雪で完全に埋もれている.向かって右には奥能登では貴重なぶな林が広がり,中には立派なものもある.藪は埋もれ,あちこちぶなを見ながらゆっくり登っていく.ほどなく山頂に到着.山頂にはレーダーが2か所と神社,句碑などいろいろなものがある.

12:59〜15:04【標高570m・高洲山山頂】
 神社にお参り.山頂をうろうろ歩きまわる.自衛隊施設の柵に沿って東へまわり込むと,よさそうなぶなとミズナラの斜面.鉢伏山と東へ連なる山塊がよく見える.反対側には海が見える. ガイドブックなどには高洲山の標高は567mと紹介されており,山頂の標識の一つにも標高567mと書かれているが,地形図には明らかに570mの等高線が記されている.
 最近誰か来た様子はなさそう.動物の足跡もさほど賑やかではない.うろうろ歩き回った後は,石碑でレーダーを背景に記念撮影.板をはずすと膝くらいまで埋もれる積雪.あとは神社のかげでのんびり休もう.
 テルモスの暖かいコーヒーがうれしい.さて今シーズンも先日シールの糊を塗り替えてみた.はたして....はがしてみるとガッカリ.糊のカスがごそっとスキーのソールに残ってしまう.糊の塗り替えの仕方が悪いのか,スキーのソールが悪いのか,シールじたいがもうダメなのか.シールも経年劣化しているだろうし,スキーの手入れもあまりしていない.もちろん糊の塗り替えの仕方も正しいのかわからない.新しいシールにした方が良いかも...カスを取り除くのにかなり時間を要してしまった.改善の余地,大いにあり.
 さてそれではお楽しみタイムといきましょう.マトモに滑れるのはごくわずかのみ.石段上の斜面にシュプールを刻む.あっという間の楽しみだった.
 あとは車道を戻るだけ.明らかに安全な所では,轍の間の新雪にくねくねとシュプールを刻むが,基本的に登りのトレースを忠実にたどっていく.標高520mでもう一度遠望を楽しむ.三蛇山,佐比野山,サビヤ山がよくわかる.南西の奥の方に三角形の目立つ山があるが,どこだろう...
 所々にシュプールを刻みながら下っていく.予想どおり,ゆるゆると歩く所はあまりなく,ターンは刻めないが手こぎしなくても下っていけるところが多くて助かる.最後は除雪された車道になるので,安全第一でゆっくりと.自衛隊の除雪車が見えてきました.

15:46【標高160m・院内集落奥路肩(駐車)着】
 除雪していなければもっと楽しめたかもしれません.昨年の偵察時にはしていなかったので,冬はしないものと思っていました....積雪が多くなければ除雪するのかもしれません.積雪の多い時に,海岸からスキーで往復するのも楽しいかもしれません.
 こういうコースを楽しむためのウロコ板も欲しいですね.パウダー時期用の太めの板も欲しいですし...

(2020年11月11日にアップロードしました。当時公開していたホームページ(閉鎖)からの抜粋です。)

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