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Yamareco

記録ID: 272492
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(阿弥陀岳・中岳 御小屋尾根ルート)

2013年02月24日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
11:25
距離
15.1km
登り
1,403m
下り
1,391m

コースタイム

5:10美濃戸口-11:55阿弥陀岳-14:05赤岳鉱泉-16:35美濃戸口
なぜか(自分でやったのでしょうが)FieldAccessのGPS記録が一時停止していて、肝心な部分の記録がありませんでした。(><)
天候 今年一番の寒気だったそうです。
前日の予報では晴れでしたが、曇り時々雪。午前中は稀に晴れ間が覗く程度でした。
阿弥陀岳から文三郎との分岐までは、台風並みの強風でした。
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
いつもの通り美濃戸口の駐車場利用。一日500円
コース状況/
危険箇所等
美濃戸からの道で一番怖いと思うところは、赤岳山荘から美濃戸口への林道かもしれません。
ほぼ凍結路面の上に圧雪ですが、所々雪がなく凍結路面が見えるところも。
行くたびに滑って転んでいます。今回も二度ほど。(--ヾ

御小屋尾根の登山道はトレースがあり迷うことはありませんでした。
しかし、登山者の多い北沢、南沢のように踏み固められるほどではありません。
雪質は柔らかく、トレースでも場所により膝下くらいまで踏み抜きます。

また、ほとんど樹林帯の中を行きますが、特に尾根に出てから樹木に行く手を遮られることがしばしばです。
迂回しようにも雪が柔らかく深いのでトレースを外す気にはなれません。
天気予報では晴れのはずなのになんで雪なんだと思いながら中央道を北上。
2013年02月25日 20:27撮影 by  iPhone 5, Apple
2/25 20:27
天気予報では晴れのはずなのになんで雪なんだと思いながら中央道を北上。
朝5時過ぎ、美濃戸口を出発。
凍っているので慎重に。
2013年02月25日 20:27撮影 by  iPhone 5, Apple
2/25 20:27
朝5時過ぎ、美濃戸口を出発。
凍っているので慎重に。
暗いですが、トレースがしっかりあるので怖くありません。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:27
暗いですが、トレースがしっかりあるので怖くありません。
尾根へ通じるトレースを直登。
2013年02月25日 20:42撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:42
尾根へ通じるトレースを直登。
尾根にでてから、両脇から伸びる枝に苦しみます。
こんなかんじで絡め取られたうよな場所も。
あまり枝を折りたくないので、腰を折ったり、時には四つん這いになって通ります。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:27
尾根にでてから、両脇から伸びる枝に苦しみます。
こんなかんじで絡め取られたうよな場所も。
あまり枝を折りたくないので、腰を折ったり、時には四つん這いになって通ります。
空が見えるところに出て来ましたが、雲に覆われています。前日の予報では、、、
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:27
空が見えるところに出て来ましたが、雲に覆われています。前日の予報では、、、
下りもあるのか。
折角登ったのに。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:27
下りもあるのか。
折角登ったのに。
里のほうが明るくなった。
晴れてくるのか?とまだ希望を持っていましたが、、、
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:27
里のほうが明るくなった。
晴れてくるのか?とまだ希望を持っていましたが、、、
頭上も瞬間的には青空が見えることも。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:27
頭上も瞬間的には青空が見えることも。
でもすぐ雲の中に。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:27
でもすぐ雲の中に。
こんな斜面のちょっとした棚にもテントが。

このテントを越え少し登ったところで、雪が少なく氷った斜面が出てきたのでアイゼンを付けました。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:27
こんな斜面のちょっとした棚にもテントが。

このテントを越え少し登ったところで、雪が少なく氷った斜面が出てきたのでアイゼンを付けました。
ず〜っと樹林帯の中でしたが、やっと阿弥陀岳がみえてきました。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:27
ず〜っと樹林帯の中でしたが、やっと阿弥陀岳がみえてきました。
おおっと晴れてくるのか。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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おおっと晴れてくるのか。
権現岳のほうもイイ感じだぞ。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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権現岳のほうもイイ感じだぞ。
と思うそばから雲に覆われて行く。(><)
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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と思うそばから雲に覆われて行く。(><)
阿弥陀岳。
山頂は摩利支天を超えないと見えません。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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2/25 20:27
阿弥陀岳。
山頂は摩利支天を超えないと見えません。
この辺から風との格闘が始まります。
でもまだまだこの辺は序の口でした。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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2/25 20:27
この辺から風との格闘が始まります。
でもまだまだこの辺は序の口でした。
極寒の中という感じです。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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極寒の中という感じです。
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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摩利支天
2013年02月25日 20:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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摩利支天
山行中最後の束の間の晴れ間。
2013年02月25日 20:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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2/25 20:28
山行中最後の束の間の晴れ間。
摩利支天を振り返り。
2013年02月25日 20:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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摩利支天を振り返り。
阿弥陀岳山頂。
二週間前は膝まで見えていた阿弥陀様でしたが、今回は胸まで隠れていました。
2013年02月25日 20:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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2/25 20:28
阿弥陀岳山頂。
二週間前は膝まで見えていた阿弥陀様でしたが、今回は胸まで隠れていました。
北稜を下りるパーティ?
2013年02月25日 20:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2/25 20:28
北稜を下りるパーティ?
横岳方面。
これ以降文三郎を少し下ったところまで写真を撮ろうなんて気持ちにならない強風でした。
2013年02月25日 20:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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2/25 20:28
横岳方面。
これ以降文三郎を少し下ったところまで写真を撮ろうなんて気持ちにならない強風でした。
最後は美濃戸口でみた青空。
こういう空を期待して来たのになぁ。
2013年02月25日 20:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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2/25 20:28
最後は美濃戸口でみた青空。
こういう空を期待して来たのになぁ。
撮影機器:

感想

今回は強風の一言に尽きる山行でした。
前日までの予報が一日中晴れだったのに。
明るくなってからの出発ならそのまま帰っていたかもしれません。(笑)

2週間前も風は強かったのですが、比べ物にならないものでした。
よく言う台風並みで、中岳から文三郎の分岐、分岐から少し下ったところまでまともに立っていられない風でした。

御小屋尾根ルートは初めてだったので、念のためFieldAccessにルートを登録しておきましたが、トレースもしっかりついていたので暗いうちに出ても全く心配ありませんでした。

しかし、尾根に出ると度々トレースを木々が遮ります。なぜこんな狭い木の間をと思うようなところもありました。
迂回しようと思っても、トレースを外すと雪が柔らかく深いのでトレースを外すの気にはなれませんでしたが。

摩利支天の辺りでは、晴れていれば良い景色なのだろうなぁと。

阿弥陀岳から下山してくるパーティが2,3ありましたが、山頂は誰もいませんでした。
私の後ろも見えたのは二人だけでした。
まあ、こんな天候ですからね。

山頂を過ぎると、北稜のところにこれからロープを使って下りようとしている?パーティがいました。
思えば、ここを降りたほうが楽だったかもしれません。

北稜は一度登りましたが、降りたことがなかったので、強風の中ですが知っているルートのほうが良いかと思い中岳方面へ足を向けました。

阿弥陀岳からは、傾斜もあり視界も悪いのあって、念のためフロントポインティング(キックステップ)で降下しました。

突風でよろけることもあるくらいの強風の中、中岳を越えるときは慎重を期し、なるべく低い姿勢でゆっくりと進みました。
文三郎の分岐まで来ても、中岳側へ下りてくる人はいませんでした。賢明な判断だったと思います。(笑)

元々は、文三郎を登って地蔵尾根を下りる予定でしたが、赤岳は今シーズン4回登っているので、こんな天候の中、登る気にはなれず下山しました。
とはいっても、強風の中、登っていく二人連れもいましたが、、、無事登ったかな?

途中、赤岳鉱泉でカレーを頂き、エネルギー補充して無事下山しました。

無事といっても、赤岳山荘からの下りではいつものごとく二度ほどすっ転んでいますが。

それと、文三郎分岐の辺りで薄々感じてはいましたが、頬と眉間に黒い斑点が、、、(><)

良い天気の日にしか登らないのを信条にしていましたが、今回は前日の天気予報を鵜呑みにしたばかりに辛い山行でした。
ヤマテン登録したほうがいいかな?

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コメント

ゲスト
後続からでした
赤いジャケで登られてましたか?

我々はパートナーが二カ月ぶりで四ヶ所同時につりまして西の肩直下で撤退でした。

下からも風にふられてるのよくみぇましたよ

御無事でなによりです
お小屋尾根は侮れないですね

自分達は来シーズン リトライです
2013/2/26 11:19
赤いジャケットです。
風に振られていましたか。(^^;

でもあの辺りはまだ序の口で、阿弥陀から文三郎尾根はもっと酷かったですよ。

私は、御小屋尾根の木々に遮られ続けるのにウンザリしていたので戻ることは考えませんでしたが、足をつっている状態では、撤退して正解だったのだと思います。

お互い無事に帰ることが出来て何よりでした。

来シーズンのトライは、いい天気だと良いですね!
2013/2/26 20:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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