硫黄岳〜赤岳【テント泊・本沢温泉】
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,815m
- 下り
- 1,801m
コースタイム
- 山行
- 2:08
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:12
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 11:51
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳への登りが一部氷結。アイゼンは使わなかったが、足の置き場注意要。 |
写真
感想
前回の飯豊が雪で無念の途中撤退となったため、今年の本格的山行を締めるべく、八ヶ岳にテント泊山行に出かけました。
千葉から下道で本沢温泉登山口まで軽バンを走らせました。どうせ高速でも80+αkmしか出さないので、下道で行っても未明や早朝であればさほど変わらず、ストレスも少ないことを今回認識しました。それにしても国道254号の峠を越えた佐久側で路面が白くなっており、ブレーキを踏むとABSが作動、松原湖からの登りでは尻をふりながらカウンターを当てて何とかしのぐ等、軽バンFRの夏タイヤではきびしい季節になってきました・・・。(もちろんチェーンは持ってますが・・・)
本沢温泉は現在、コロナの影響か内湯は入ることが出来ず、テント泊者は1000円払って野天風呂の一択でした。でも、天気も良く、人も閑散としていたので、のんびり雄大な景色を眺めながら浸かることが出来ました。それにしてもここの硫黄泉、強力です。指の指紋がかすれてしまい、帰宅後Macbookの指紋認証が受け付けてくれないぐらいでした。最も、1000円の元を取ろうと3回も入ってしまったのがいけないのですが・・・。
翌朝4:05に真っ暗な中、ヘッドランプ行軍で日の出を頂きに出発。本沢温泉から夏沢峠までは、一本道で危険個所も無く、暗闇でも問題なく行くことが出来ました。
6:00に硫黄岳に到着するも、冷たい強風が吹き、とても日の出時間まで持たないと思い、山荘方面に少し下って風がしのげるポイントでスタンバイ。6:16無事、日の出頂きました。今の時期は太陽は秩父から登るんだと認識。雲海からの豪快な日の出を拝むためには甲武信ヶ岳とか雲取が良さそうです。
後は横岳経由で赤岳まで行って、また本沢温泉まで戻るというロングな工程を黙々とこなす。横岳〜赤岳天望荘の間が鎖と岩登りが堪能できる核心部であり、ヘルメットを装着して慎重にこなす。以前の自分でしたらかなりビビっていたのでしょうが、この間の甲斐駒黒戸尾根でかなり鍛えられた(?)ので、このコースは楽しめました。
一方、苦しかったのは最後の赤岳の登り。何もなくても急登なのに、登山道が凍っているので、足の置き場を探しながら登る個所もあり、かなり疲れました。それでも赤岳山頂からの眺めは素晴らしく、南、中央、北アルプスや富士山も一望できました。特に今年初めて自分が好きな北岳を見ることが出来、大満足でした。
帰りはやはり疲れてきて、最後の硫黄岳の登りでは脚が売り切れ、5分ごとに休みつつ何とかこなしました。その後、本沢温泉でテントを撤収し、日が暮れる前に何とか車に戻ってきました。朝の4時から16時まで、10時間を超えるロングな山旅でしたが、好天の下、今年の締めを飾ることができてよかったです。
宜しければ登山動画もご覧ください。
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