南鈴鹿縦走1 (鈴鹿峠-三子山-四方草山-弁慶-長坂ノ頭-鬼ヶ牙-石水渓)

2020年11月15日(日) [日帰り]

• GPS: 06:11
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,321m
• 下り: 1,470m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:39
• 休憩: 1:26
• 合計: 7:05

距離 13.8km 登り 1,355m 下り 1,479m

7:59 路傍休憩所
8:05 鈴鹿峠
8:22 東海自然歩道・三子山分岐
8:28 8:29 三子山、３峰
8:37 三子山、２峰
8:45 三子山、１峰
9:11 9:14 四方草山南峰直下のキレット
9:17 9:19 四方草山、南峯
9:24 9:32 四方草山、北峯
9:47 9:50 霧ヶ岳
10:01 錐山
10:11 10:12 錐山北側のキレット
10:20 大峠
10:44 11:08 安楽越
11:21 かもしか高原
11:39 11:50 臼杵ヶ岳
11:51 11:52 臼杵山分岐
12:19 12:26 船石
12:37 12:39 弁慶
12:50 12:58 船石
13:01 13:02 小太郎峠
13:06 13:07 大岩
13:45 13:56 長坂ノ頭
14:14 カクレ谷乗越
14:21 14:22 鬼ヶ牙
14:38 14:39 鬼ヶ牙東峰分岐
14:59 鬼ヶ牙登山道入口
15:04 臼杵山登山口
15:04 ゴール地点

上昇: 1276m, 下降: 1413m

天候

晴 時々 曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車2台使用．
�［觴�峠 ��臼杵岳登山口 に1台ずつ駐車．

コース状況／危険箇所等

1. 三子山:　破線ルートですがよく整備され歩きやすい道です．
2. 四方草山:　鈴鹿らしいガレた道が増え、痩せ尾根、急斜面が続きます．
3. 錐山:　錐山の北側では東側が切れ落ちた岩の痩せ尾根の下りがあり、足元に注意して歩きました．
4. 安楽峠-舟石: 歩きやすい道が続きます．特に危険個所はなさそうです．
5. 舟石-弁慶: 危険個所はありませんが、踏み跡が分かりにくい箇所があります．
6. 舟石-長坂の頭: 痩せ尾根やザレた道が続く区間が長く、足元注意．また、多方向に尾根が伸びる箇所が多く、こまめに地図やGPSを確認しながら進む方があると感じました．
7. 岩ヶ牙: 谷筋まで下りていくと、細いトラバースの道や足場の悪い岩場が続きます．バランスに気をつけて歩きました．

[トイレ]
1. 鈴鹿峠　2. 石水渓

[水場]
オフィシャルな水場なし．

その他周辺情報

[温泉]
水口温泉　つばきの湯
https://tsubakinoyu.jp/index.html

写真

11/15 7:55

[鈴鹿峠 駐車場]
場所が中々分かりにくかったですが、鈴鹿トンネルを南から北に抜けて100m程進むと左手に細い道があり、そちらが入って左側に進むと駐車場があります．(大きな石灯籠が目印)　トイレあります．

11/15 8:03

鈴鹿峠は交通の要所だったんですね．山賊が横行していた...昔の旅は色々と大変だったんでしょうね　汗

11/15 8:04

高畑山登山口を下見しました．

11/15 8:05

このレリーフいい感じやな〜

11/15 8:05

ここから山道に入ります．

11/15 8:19

三子山の道は破線ルートですが、よく整備して頂いてあり、歩きやすい道が続きます．

11/15 8:27

コースから少し離れ

11/15 8:27

注連縄の張ってあるところを奥に進むと

11/15 8:27

[三子山 III峰]
三子山 III峰のピークがあります．

11/15 8:34

一旦下って登り返し

11/15 8:37

[三子山 II峰]
II峰のピークです．

11/15 8:41

また下って登り返し

11/15 8:45

[三子山 I峰]
I峰のピークに辿り着きました．奥に見えるのは四方草山(しおそやま)かな？

11/15 8:48

三子山I峰のピークから下って少し進むと

11/15 9:05

ザレた地面、痩せ尾根と鈴鹿らしい道になってきます．破線ルートらしくなってきました　笑

11/15 9:08

キレットの辺りでは面白い岩の景観が楽しめます．

11/15 9:11

要所要所に分かりやすい看板を設置して頂いており、助かります．

11/15 9:13

直登に近い登りが続きます　雪山の予行演習みたい　笑

11/15 9:17

[四方草山 (南峰)]
四方草山(しおそやま)は双耳峰なんですね〜　知らなかったです．

11/15 9:17

[四方草山 (南峰)]
南峰は眺望良好です．

11/15 9:17

[四方草山 (南峰)]
北峰は眺望が殆どありませんので、休憩されるならこちらがおすすめです．

11/15 9:19

四方草山 北峰に向かいます

11/15 9:19

痩せた尾根を通って

11/15 9:24

[四方草山 (北峰)]
こちらは眺望はほぼありません．

11/15 9:36

霧ヶ岳かな？

11/15 9:46

歩きやすくなった道を少し進むと分岐があり、ここからすぐのところに

11/15 9:47

[霧ヶ岳]
霧ヶ岳のピークがあります．眺望はありません．

11/15 9:51

安楽峠方面に下っていきます．

11/15 10:01

[錐山]
すぐに錐山のピークがあります．

11/15 10:07

一旦尾根道を外れて

11/15 10:07

急な下りを降りていきます．

11/15 10:09

新名神が近くに見えます．綺麗なアーチに魅入ってしまいました．

11/15 10:10

錐山の北面は岩が露出し、なかなかの迫力です．

11/15 10:10

錐山北面から大峠までは岩の痩せ尾根の急斜面を下っていきます．

11/15 10:11

右側は切れ落ちていてスリルもありますが

11/15 10:12

眺望は良好です．

11/15 10:13

ザレていて足元も悪いので慎重に進みます．

11/15 10:14

崖側ではありませんが、足場の狭い岩をトラバースする箇所があります．

11/15 10:20

[大峠]

11/15 10:27

大峠を越えると一転歩きやすい道になります．

11/15 10:37

11/15 10:41

やはりザレた道を下って

11/15 10:44

[安楽峠]
安楽峠に到着しました．ここでお昼をよばれました．

11/15 11:08

安楽峠からは非常に歩きやすい道が続きます．

11/15 11:13

11/15 11:16

11/15 11:20

[かもしか高原]
テントを張ってのんびり過ごしたくなるような心地よいところです．

11/15 11:21

11/15 11:27

おだやかな樹林帯の道を登っていくと

11/15 11:39

[臼杵岳]
すぐに臼杵岳のピークです．

11/15 11:40

綺麗な双耳峰の仙ヶ岳．
眺望を堪能して先に進みます．

11/15 11:59

あの辺りに臼岩と杵岩があるのかな？

11/15 12:23

[舟石]
歩きやすい道を辿って舟石まで来ました．

11/15 12:26

舟石の周りには舟石以外にも多数巨石が転がっています．

11/15 12:19

時間もまだ早いので『弁慶』にも寄ることに．

11/15 12:32

一旦下ってもう一度登り(途中少し踏み跡が分かりにくい区間がありました．)

11/15 12:37

[弁慶]
舟石から10分程で弁慶のピークまでやってきました．眺望はありません．名前の由来は何なのでしょう？

11/15 12:51

[舟石]
舟石に戻ってきました．これから歩く長坂の頭と鬼ヶ牙が見えます．

11/15 13:03

[小太郎峠]
大岩を経由して長坂の頭方面に進みます．

11/15 13:03

[大岩]
　ここも眺望良好です．

11/15 13:04

仙ヶ岳を歩くのも楽しみです．

11/15 13:23

11/15 13:33

11/15 13:36

長坂の頭が近づくとザレた岩場や

11/15 13:38

木の根が骨格になった痩せ尾根が続きます．

11/15 13:41

11/15 13:47

少しまとまった岩場を越えると

11/15 13:48

[長坂の頭]
長坂の頭です．間違えて少し直進してしまいましたが

11/15 13:57

山頂の標識近く、進行方向の左側に道が続いています．

11/15 14:00

ザレた痩せ尾根を下り

11/15 14:09

落ち葉の堆積した谷筋を降りていきます．滑りやすくてなかなか大変です．

11/15 14:22

鬼ヶ牙分岐．鬼ヶ牙を経由して下山します．

11/15 14:28

頑張って登り返し

11/15 14:30

[鬼ヶ牙]
鬼ヶ牙に到着しました．

11/15 14:31

[鬼ヶ牙]
眺望良好です．

11/15 14:36

眺望のよい岩の道を下り

11/15 14:42

水の涸れかけた沢を渡り

11/15 14:51

岩で囲まれた谷筋を降りていきます．

11/15 14:54

岩の織りなす見事な景観が楽しめます．

11/15 14:55

狭い道ですが、丸太を渡して頂いているおかげで大分助かります．

11/15 14:56

バランスを崩さぬよう注意して細いトラバースを歩き

11/15 14:59

石水渓まで下りてきました．

11/15 14:59

渓流がいい雰囲気．

11/15 15:03

[臼杵岳登山口]
こちらでpersさんの車に乗せて頂きました．

11/15 17:16

[水口温泉　つばきの湯]
少し離れますが、こちらで汗を流して御二方と色々お話をして帰宅しました．

撮影機器：

X-Pro2 FUJIFILM

感想

petit-prince

鈴鹿は元々好きな山域なのですが、先日釈迦ヶ岳から県境稜線を通って宇賀渓まで下りた山行が非常に楽しく、もっと鈴鹿を歩いてみたいと思うようになりました．

鈴鹿山脈の北端は霊仙山でほぼ異論ないようですが、南端に関しては�［觴�峠という説 と�¬�日岳という説 がある様です．油日岳もいずれ歩きたいと思いますが、まず鈴鹿峠から北の軌跡を繋ごうと思い立ちました．

ただ、県境境界を意識してコースを考えると特に鈴鹿南部では破線ルートを歩かねばならないところも多く、少し二の足を踏むところもありました．

丁度そうした折、山のことでもプライベートでも尊敬しているpersさんとの間に鈴鹿の軌跡繋ぎの話が出て、面白そうなコースを御提案頂きました．persさんと是非御一緒したかったこともあり、これは渡りに舟と喜び勇んで、もうBuddyと勝手に思わせてもらっているあきさんと3人で破線多めのトレイルに向かいました．

南鈴鹿を歩くのは今回が初めてでしたが、三子山を抜けて四方草山に入るとザレた急すぎる斜面、痩せ尾根とワイルドなトレイルが続き『まさに鈴鹿』といった趣きで期待通りでした　笑　錐山の北側の岩尾根では少しハラハラするような心地よい緊張感も味わえましたし、実線ルートに入り一転歩きやすくなった安楽峠から舟石までのトレイルも心地良く、清々しい気分になりました．

小太郎峠から長坂の頭方面に進むと再び破線の道らしい歩きにくいトレイルとなり、鬼ヶ牙を抜けて石水渓に下るまでずっと気が抜けませんでしたが、バラエティーに富んだ面白い景観が広がり、最後まで楽しく歩けました．

驚いたのがpersさんの健脚で、レポートなどを拝見して分かってはいたものの実際御一緒して舌をまきました．道が分かりにくいところも多いコースでしたが、3人でルートファインディングするのも楽しかったです．

最後に車の鍵のことでとんでもないミスをしてしまい、お二人に御迷惑をおかけしてしまいました．恥ずかしいです　汗