グリーンシーズン振り返り〜常念岳
- GPS
- 08:43
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,799m
- 下り
- 1,797m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
チェストバッグ
長袖シャツ
長袖インナー
レインウェア
タイツ
帽子
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ザック
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
非常食
行動食
ドンジョイ
トランシーバー(144.430)
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感想
金曜日午後3時 ブンリンさんから
「依頼されてたポンツーン出来ました。」と連絡を頂いた。
先月、購入後ビンディングの取り付けを依頼していた山スキー板が仕上がったのだ。
さて、どうしようか。
引き取りに行くのは当然だが、いつ?
そもそも引き取りタイミングで松本〜安曇野起点に山行しようと常念岳、蝶ヶ岳、八ヶ岳界隈を意識していたが、金曜午後3時から計画を立てるのは時間不足。
まぁ、土曜は焼岳あたりで半日過ごして夕方ブンリンさんに寄って、日曜に常念を登るかな、と。
常念登るなら三股起点は常念〜蝶周回の回に取っておいて今回は一の沢から登ろうとラインでつぶやいたら、ktn92さんから「私達は土曜に三股一の沢への常念周回です」とコメント。
したらば、土曜に常念行くか!と急遽計画。
Qを誘ったが、彼は既に別予定入れていて不参加表明。
まぁ、夕方4時に「明日、北アルプス登らない?出発は3時間後!」って誘われて「行く〜!」って人もあまりいないのかもね。
登山口に向かう中、ktn92さんから「明日は7時に三股スタートです」と連絡。
あら、意外とゆっくりスタートなのね、したらば山頂付近でお会いするためには自分は6時発で十分だなと計算。
普段、早出の癖がついているので明るくなってからの支度やスタートは楽々だった。
「一の沢」と言う通り沢ルートなので水っ気が多いのは当然で、11月にもなれば凍結必至だ。
想定してチェーンスパイク+12爪を準備した。
まぁ、大した事なくて登りは爪無しで簡単に登れてしまった。
初めてのルートはやはり明るい時に登るのが楽しい。
景色を楽しみながらルーティングも明確にわかるのでストレスが無い。
この所、ガツガツと気持ちが前のめりで不要な早出が過ぎたかな、と少し思い返す。
登山道は少し荒れ気味であるものの、しっかりと補修の手が入っており不安を感じる箇所は殆ど無い。
しかし、一か所トラバース道が上部からの崩れで埋まっており、現在もパラパラと砂礫が降ってくる状況。
安定した天候が続いていればドーンと逝ってしまうとは考えにくいが、要注意箇所と思う。
渡渉点は多々あるものの、よく観察すれば弱点は見つかる。
常念小屋は営業を終えていて利用不可となっている。
順調に行程を進め、11時前には山頂へ。
こちら側から槍穂ラインを眺めるのは初めてで、かつて歩いた稜線、登ったピークを目で追いながら今季のグリーンシーズンを振り返る。
雪の付き具合が少なめだが、かえって黒い部分とのコントラストが美しく青空に映える。
そうこうするうちにktn92さんから現在位置のライン。
どうやら30分も待機すれば出会えそうなので三股ルートへの分岐で待機する事にして下山開始。
ところが、私のミス(ktn92さんの足の速さを見誤った)で三股分岐よりかなり上部で出会ってしまった。
広さと日照のある場所を想定していたが、完全に自分の見切り間違いでした。
狭い所で寒い思いをさせてしまって申し訳なかったと反省。
とはいえ、8ヶ月ぶりの顔合わせで話に花が咲く。
すぐにmaoyukiさんと山猫さんも合流、楽しいひと時となった。
さて、汗冷えで寒くもなってきた、後行程の安全を確認しあってその場は別れる。
下山を進めると幾度か抜きつ抜かれつした方と再度顔合わせ。
お声掛けして世間話をしながら進んで行く。
そんな中、サングラスが落ちているのを発見、とりあえず回収して小屋前まで降りてきた。
「サングラス落とした方〜!」と呼びかけると幸運にも「私です!」と落とし主が名乗り出てきた。
真の落とし主か簡単に確認して引き渡す。
この場合正直者の元には金の落とし物が渡るのだが、残念ながら私は金のサングラスを持ち合わせていなかった。
何のことやら(その場に居た人しかわからんネタですw)
下山は流石にチェーンスパイクを履いた。
雪のある箇所、凍結箇所が断続的であり、脱着の手間の少ないチェーンスパイクは便利である。
下り途中でktn92さんから翌日のお誘い。
燕岳のピストンとの事で短めメジャールートだし、急遽参加でも問題なしと判断、是非ご一緒にとお願いした。
下山後はブンリンさん往復やら、風呂&酒買い足しやらと忙しかったが20時には「宴会車ktn号」の暖簾をくぐる。
とても楽しいひと時を過ごし、翌日に備え22時に就寝。
楽しい一日目となった。
はじめまして。
「あなたの落としたのは金のサングラス、銀のサングラス...」すぐそばで聞いていました。
自分も三股分岐から常念乗越までの下りでサングラスの落とし物を見つけましたが、登りで落とされたのか、下りで落とされたのか分からないので、落ちていた場所のすぐ近くの岩の上に目立つように置き直しました。
多分これとは別の落とし物だと思いますが。
黒ブチ黒レンズでブランド等は見ませんでしたが、自分もよく落とし物をして同行者に拾ってもらったりするのですが、ソロが多いので気づいてもロストする事も多いのです。
Hyperion117さん はじめましてコメントありがとうございます。
落とし物、このところよく拾います。
先週はモンベルのゲーターを、夏にはヘルメットを拾いました。
拾った時にどうするか…。
悩ましい判断かと思います。
正解はこれ、と言いにくいですよね。
私は先日の通り、落とし主を最大限の努力で探して、それでも落とし主を発見出来なかった場合は警察に届けます。
シンプルに「落とし物を拾ったら?」と想定すれば一番合理的な答えと思っています。
実際、警察でも「これが、ぼぼ正解の行動です」と言われました。
ぼぼ、と言うのは現場でトラブルが起きる可能性があるかららしいです。
実例を示されましたが、とある登山者が落とし物を拾って警察に届けようと一旦ザックにしまったら、それを見ていた別の登山者が「拾得物横領だ!」と詰めよってケンカになったとか。
私が思うには横領と決め込むのは無理があると思うのですがw
信じる心より疑う心が勝ってしまっている少々残念な方ですよね。
警察が言うには同様のトラブルはどこでも起きる可能性があるので、拾ったら即座に110番通報してくださいとの事。
「大袈裟な」と言ったら警察としては拾った場所の特定や、トラブル防止の為には通報してもらう方が都合が良いとの事でした。
まぁ、登山中は通報も警察官が駆け付けるのを待機するのも非現実的なので「そりゃ無理ですな。」と理由を含め伝えたら「であれば、最寄りの警察、交番に届けを」との事でした。
なかなか最適解の無い問題ですね。
根本の話になりますが、落とし穴をしないように心掛けるのが一番かと。
追記、書き終えてから気付きましたが、電波あるなし関係なく110番通報の履歴をスマホに残せば横領の意思無しの証明になりますね。今度からそうしようかと。
land-raiderさん
落とし物の問題はむずかしいですよね。
自分は結構落とし物が多いので、あんなふうにすぐに見知らぬ方から見つけてもらえるといいなと思いコメントしました。
「その場に居た人しかわからんネタですw」に思いっきり反応してしまったようです。笑
自分の落とし物にすぐ気付けば戻るのですが、気付くのが遅くなると下山時に探してみようってなってしまうし、帰宅してから気付くことも多く、振り返って数えてみると自力発見・回収は10%、同行者が発見・回収は30%でした。
自宅でも「ないない、どこに置いたかな?」ってことがよくあるので注意しているのですが、直近の落とし物は10月21日の蝶ヶ岳山行、自分でも衝撃的だった忘れ物は10月11日で、ちょっと認知機能に問題が発生しているのかもと思える今日この頃です。
サングラスを落とした本人です。
見つけていただき、ありがとうございました。
サングラスは登る時に落としました。
山頂の直下でないことに気づき、後から登って来たtotokumさんに
尋ねたところ、「気づかなかったなー」といことでした。
下山時にゆっくり探しましたが見つからず、常念小屋前でtotokum
さんにお礼を言いつつ、「諦めます」などと話していたところに
「サングラス落とした方」という声が聞こえてきました。
金、銀、普通と尋ねられ、欲を出して「金」と答えてしいそうに
なりましたが、思い留まったおかげで私の手元に戻ってきました。
重ねてお礼申し上げます!
今後はネックストラップを装着するようにします。
ご丁寧に御礼頂きありがとうございます。
ヤマは一期一会ですわ。
後になって、こうしてお話できるのもネット社会の現代ならではですな。
ヤマレコの存在は大きいですね。
ワタシもヤマレコがなかったら今の充実したヤマライフ送れていないので、
的場さんはじめ、ヤマレコに感謝ですね。
また、何処かの山でお会いしましょう。
land-raiderさん
ご返信、ありがとうございます。
今回のエピソードを話した友人が、ヤマレコの常念記録でサングラスが話題になって
いるよと教えてくれてました。
私はこれまでヤマレコには書き込みをしてきませんでしたが、今回の件でヤマレコが
つなぐ縁を実感しました。
今後は私も書き込みをしていこうかと、そんな風に考えています。
そしてまたどこかの山で皆さんとお会い出来たら嬉しいですね。
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