記録ID: 27368
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沢登り
丹沢
裏丹沢/宮ケ瀬鐘沢〜栂立尾根下降
2008年07月09日(水) [日帰り]
- GPS
- 07:53
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,151m
- 下り
- 1,147m
コースタイム
早戸川橋7:37
8:30林道金沢線終点8:55
宮ケ瀬鐘沢入渓
9:50標高730m沢が南南西に屈曲する地点10:00
11:20標高1100m二俣11:40
12:02本間ノ頭東側1300m辺りの登山道
12:07本間ノ頭12:26
12:47標高1108mピーク
13:46標高732mピーク
14:30標高532mピーク15:00
15:20林道
15:30早戸川橋
8:30林道金沢線終点8:55
宮ケ瀬鐘沢入渓
9:50標高730m沢が南南西に屈曲する地点10:00
11:20標高1100m二俣11:40
12:02本間ノ頭東側1300m辺りの登山道
12:07本間ノ頭12:26
12:47標高1108mピーク
13:46標高732mピーク
14:30標高532mピーク15:00
15:20林道
15:30早戸川橋
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■駐車スペース ・早戸川橋分岐山側に1台、その100m下流山側に5-6台。 平日でも釣り師の駐車が多い。 早戸川橋林道ゲート前は林業車が入ることもあるので 駐車しないよう。また他のスペースも通行車や転回の 邪魔にならないよう配慮したい。 ■林道金沢線 ・早戸川橋ゲートから徒歩15分で金沢橋。これを渡れば 立派な舗装の林道が宮ケ瀬鐘沢右岸を走っている。 全長3.6kmで途中まで舗装。後半7-800mは未舗装。 終了地点は広場状になっている。 この先から入渓。 ■宮ケ瀬鐘(金)沢 ・遡行グレード:1級 ・前半は深緑の中の河原とゴーロ歩き。2m程度の小滝が あるが問題ない。 ・後半の標高800〜1000mで5〜10m程度の滝が連続する。 どれも直登可能(供銑卦蘢度)で、この辺りがこの沢の 核心部と思われる。 ・標高1050mで左から涸沢が入るが、これは見送る。 ・標高1100m二俣で左の涸沢へ入る。 50mも登ると小さな二俣状。ここは右へ。 更に登ると三俣状。今回は真ん中を行ったが、左の方が 獲得高度も少なく斜度も緩いので登りやすいと思われた。 本間ノ頭(東峰)東側の稜線1300m辺りに飛び出せた。 ■下山路(栂立尾根) ・本間ノ頭から、金沢橋と早戸川橋の間に降りる北東尾根(栂立尾根) を使う。 ・本間ノ頭から北に下り約10分(1260m辺り)で、丹沢観光センター への指導標が現れる。この指導標のロープを潜って真っ直ぐ尾根 を行った(北東方向)。 ・その後はコンパスで行くべき方向を確認すれば、踏み跡とテープ は付いている。 ・849Pから532Pの間は所々植生保護柵の内側へ行ったり、外側へ 行ったり(梯子を使わせてもらいまたいだり、稀に空いている 柵の穴を潜ったり)少し面倒がかかった。 基本的には方向と尾根を外さなければよい。 ・532Pで大休止していたら、足元にヤマビルがやっぱり4匹這い 上がってきた。もったいなかったがヤマビルファイターを再度 吹きかけると、可愛そうだがみまかられた。 ・532Pは梯子を跨ぎ、突き当たりを左側へ行く。 快適な登山道並みの作業路を下ると、送電線下に出る。 踏み跡は左側手前でジグザグに続き、最後は早戸川橋の東側300mで 林道に出る。 |
ファイル |
(更新時刻:2008/07/04 11:42)
|
写真
撮影機器:
感想
春先の大音沢以来、久しぶりの沢単独遡行。
本間ノ頭から金沢橋方向に伸びる北東尾根を歩きたくて
さて、その前座でまだ遡行したことがない宮ケ瀬鐘沢を登る。
早戸川橋はゲートで車が入らないので
鐘沢入渓点までは林道を4km以上歩かなあかん。
ま、それほど傾斜も強くなさそうな林道だし
平日のマイナールートだからきっと静かな山行になるであろう。
単独行はたしかにマイペースで歩けるし
パーティメンバーの強い人だの弱い人だの気にする必要はないのだが
計画から有事のセルフレスキューまで
すべて自分で解決できるスキルを持っていなければならない。
それが登山者の昔からの常識だしね。
反面、自身の能力を超えるルートには行けないディメリットもあるわけだ。
だから3級以上の沢や登攀系、泳ぎ系の沢は単独では怖くていけない。
1級の沢とはいえ、宮ケ瀬の人気のないルートは
ツキノワグマが特に怖かった。
普段滅多につけないクマ避け鈴をチャリチャリ鳴らし
ハーネスにぶら下げたガチャをわざと揺らしたり
藪が多い被ってくると、ホイッスル鳴らしたり歌を歌ったり・・・
昨年、丹沢の沢のオーソリティであるマシラさんが
出合い頭に大きなツキノワグマに襲われたエリアであるから
他人が見たら可笑しくなるくらい慎重な行動をしたのであった。
お陰で下降路で靴に付いていたヤマビル4匹以外は
特に動物さんに遭うこともなく、単独遡行を十二分に楽しめました。
下山路含めるとちょっと長いけれど
宮ケ瀬鐘沢・・・深い森の中を流れるとても良い沢でした!
滝も手ごろで楽しいし。
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