頚城駒ヶ岳(海谷三山縦走は中止)
- GPS
- 08:19
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,565m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
‐ |
コース状況/ 危険箇所等 |
海谷三山を縦走しようと臨んだが、想定外の積雪におののき、大神堂登山口から頚城駒ヶ岳だけを周回ぎみに登った。ルート上で深い部分には50冂度、山頂には30僂寮兩磴あった。海谷三山を縦走するのにこの積雪ではハードすぎると思い、中止としたわけである。 ‐ ピストンは面白くないので、海谷三峡パークへ下山したが、あるべきハシゴがなく、ロープを掴んで必死で下山した。11月7日に地元山岳会によりハシゴが撤去されたという表示看板があった。たぶん登るのは相当難しいと思われる。三峡パークでしばらくまったりしたあと、通行止めの道路と地図に載っていないう回路を歩いて、クルマを駐車した大神堂登山口に戻った。三山縦走ルートのハシゴも同様に撤去されている可能性が高い。 − |
写真
感想
スタート/ゴールのクルマ2台配置方式で、海谷三山〜雨飾山を大曲り(シゲクラ尾根との交差場所)で幕営して縦走しようとした。兵庫県の自宅から5時間弱移動して、糸魚川ICの手前にある越中境PAにて仮眠したが、少し寝過ごしてしまい集合場所(かつ登山ゴール予定)の雨飾温泉に40分も遅刻してしまった。ニシデンさんには申し訳ないことをした。そのあと登山スタート予定の海谷三峡パークに向かうも、上記アクセスに書いた通り道路が通行止めになっていて、結局、大神堂登山口からスタートすることになった。
幕営フル装備の重荷にあえぎながら登っていったら、想定外の積雪に先が危ぶまれた。なんとか駒ヶ岳山頂にはたどり着いたものの、この先のルート状況を知っている者にとっては、とっても悩ましい。ロープは雪に埋まっているところもあり、凍ってフリクションが効かないことも・・・それでなくても重荷なのに、ロープを握る握力がもつだろうか?と想像をめぐらす。・・・三山縦走は中止にした。
大神堂登山口へピストンするのもおもしろくないし、時間もあるので、当初のスタート場所である三峡パークに向かって降りることにした。雪をかけわけて降りていくにつれ傾斜が厳しくなる。FIXされたトラロープはたくさんあるが、FIXが切れて滝ツボに落ちた経験を持つ自分にとっては、全重量をかけるのにかなりの躊躇がある。『あれっ?ここにはハシゴがあったはずだが・・・』とロープだけがぶらさがっている。あとでわかったが、地元の山岳会により撤去されたばかりのようだった。
三峡パークに下山して、展望デッキでまったりした。単に積雪だけでなく、駒ヶ岳の向こう側のハシゴも撤去されている可能性も高いので、突っ込まなかったのは正解だったと安堵する。宿題は残ったが、また行けばいい。頚城駒ヶ岳だけでも登れたので良しとしようと、ニシデンさんと確認しあった。
‐
海谷三山を縦走するクマさんのお誘いに乗った。
富山に居ると近くに登る山は沢山あるので、新潟のこちら方面には時々しか来ない。雨飾山と鋸山には2009年10月に登ったきりで、10年以上経ってしまった。
雨飾温泉に集合し、クマさんの車で駒ヶ岳の山峡パーク登山口に向かう。ところが途中の道が崖崩れ通行止めだ。僕のスマホのマップで東側に迂回路が取れるようなのでその道に入って見る。しかしクマ車のナビのマップでは目的地が遠ざかって行くばかりで行きつけるように思えない。その代わり大神堂登山口に行けることが判明し、登山口変更となった。後で分かったが、スマホが示した道は分岐をスルーしていてそこは日常的に車両通行止めであった。
この登山口からもクマさんは経験ありとのことで付いて行く。ここの目玉は大岩壁の真下に達してその裾を巻いて行くこと。岩屋根の下を歩いたり、なかなか面白い。岸壁を過ぎると次第に雪が増えて、山頂付近は一面の雪、ストックで測って30cm以上の積雪となっていた。
当初駒ヶ岳から鬼ヶ面山、鋸岳と縦走の計画だったが、クマさんの判断で先に進まないことになった。この先南面になるので雪は減るだろうとも思ったが、ルートの厳しさを僕は知らないので従うしかない。降りて分かったがルートの梯子が撤去されているとのことだったのでやはり行かなくて良かったようだ。僕としては駒ヶ岳も初登なので十分満足である。
駒ヶ岳から下りるなら時間に余裕があるので、山峡パーク登山口に下りて下を歩いて車に戻ろうということになった。こちらの道も急勾配が続きフィックスロープが随所にある。パークが見えてからの最後の岩場では足場が悪く、殆どロープにぶら下がりながらずり落ちてくるようであった。クマさんによるとここも梯子がある筈で外されたのだろうと。ともかく無事に下りて、パークの展望所で大休み。後は長い車道歩きだが、日射しは明るく、名残の紅葉を愛でで出発点に戻って来た。
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